エースFWキケ・ガルシアが右膝の重傷で緊急手術
プレシーズンのミドルズブラ戦でエスパニョールを最悪の悲劇が襲いました。かつて自身が2014年から2016年まで在籍した古巣のホームであるリバーサイド・スタジアムで行われた試合中、キケ・ガルシアは相手選手が誰も周囲にいない状況で、一人で芝生に足を滑らせて転倒し、右膝を痛めて負傷退場しました。当初クラブは単なる膝の打撃による予防措置としての交代と発表していましたが、その後の精密検査で右大腿二頭筋の腱を断裂しているという最悪の診断が下されました。これを受けてキケ・ガルシアはバルセロナ市内の病院で急遽、ジョルディ・プッチデリボール医師の執刀のもとで手術を受け、無事に成功しました。しかし復帰までには最低でも4ヶ月を要する見込みです。昨季は公式戦でチーム最多の10ゴールを挙げ、今プレシーズンでもマルコス・フェルナンデスと並んで3ゴールを記録していた絶対的なエースストライカーを失うことは、マノロ・ゴンサレス監督の戦術プランにとって致命的な打撃となります。彼の離脱に伴い、新シーズンはロベルト・フェルナンデスが攻撃の絶対的な基準点として前線を牽引する役割を担うことになります。ロベルトはキケ・ガルシアに対し『本当にたくさんのエールを送りたい』と話し、常日頃から彼のことを『フットボールにおける父親のような存在』と慕っていた先輩の復帰を祈っています。(via Mundo Deportivo)
ウナイ・ヌニェスの獲得交渉が最終局面
守備の再構築を急ぐエスパニョールは、セルタ・デ・ヴィゴに所属する29歳のセンターバック、ウナイ・ヌニェスを期限付き移籍で獲得するため、交渉を非常に有利に進めています。今夏にスポーツディレクターへ就任したモンチ氏とマノロ・ゴンサレス監督は、長いシーズンを戦い抜くためには選手層が厚くバランスの取れたスカッドが不可欠であると確信しています。昨季のチームは、前半戦に見事な躍進を見せてサポーターにヨーロッパの舞台を夢見させましたが、後半戦にクラブ史上最悪となる公式戦18試合連続未勝利という泥沼に陥り、一気に失速しました。この手痛い教訓から、今夏のディフェンスラインの層を厚くすることは最大の優先事項となっています。現在、ファーストチームの純粋なセンターバックはクレメンス・リーデル、ミゲル・ルビオ、レアンドロ・カブレラの3名しかおらず、右サイドバック兼任 of オマル・エル・ヒラリや、カンテラから昇格したアダマ・ティメラ、ホセ・アンヘル・ロペスといった若手で急場をしのぐ状態です。さらに、ミゲル・ルビオと右サイドバックのルベン・サンチェスにはすでに移籍可能の戦力外通告が下されています。
ウナイ・ヌニェスのローン獲得における現在の交渉条件は以下の通りです。エスパニョールはヌニェスの高額な給与の55パーセントを負担し、1年間のレンタル料として25万ユーロをセルタに支払うことで合意に近づいています。この契約には将来的な300万ユーロの買い取りオプションが含まれており、もし新シーズンにエスパニョールがヨーロッパのカップ戦出場権を獲得した場合には、この買い取りが自動的に義務化されるという特別な条件が盛り込まれています。ヌニェスは1部リーグで200試合以上の出場実績を誇る経験豊富なセンターバックでありながら、現在のセルタを率いるクラウディオ・ヒラルデス監督の構想からは完全に外れており、プレシーズンでも1分も出場せずイタリア遠征メンバーからも除外されていたため、移籍による合意は非常に速やかにまとまると見られています。(via SPORT / Mundo Deportivo / AS / Estadio Deportivo / MARCA)
パブロ・ラモンがラシン・サンタンデールに完全移籍
ディフェンス陣の緊急補強を進める一方で、カンテラ出身でファーストチームの戦力として期待されていた25歳のセンターバック、パブロ・ラモンの退団が公式に決定しました。パブロ・ラモンはラシン・サンタンデールからの完全移籍のオファーを受け入れ、2029年6月30日までの長期契約に合意してチームを去ることになりました。このパブロ・ラモンの完全移籍劇により、エスパニョールのディフェンス中央の層はさらに薄くなっており、フロント陣がモンチSDの主導のもとでウナイ・ヌニェスのローン交渉を急ピッチで進めていた背景には、この主力の放出も深く関係しています。今朝の段階で移籍の手続きは完了しており、パブロ・ラモンは新シーズンをラシンで戦うことになります。(via SPORT / ElDesmarque / Mundo Deportivo)
バイエルン・ミュンヘンのブライアン・サラゴサの動向を注視
エスパニョールは前線の補強オプションとして、バイエルン・ミュンヘンで完全な構想外となり、現在はドイツのミュンヘンで一人でトレーニングを行っている24歳の快速ウインガー、ブライアン・サラゴサの動向を熱心に追っています。かつてグラナダで輝きを放ったサラゴサは、バイエルンのビンセント・コンパニ新監督から『移籍市場が開いているうちは、この冷遇された立ち位置が変わることはない』と事実上の宣告を受けており、今夏にローン移籍でバイエルンを離れることが確定しています。サラゴサ本人は自身のキャリアを立て直すためにスペインのラ・リーガへの復帰を強く希望しており、アラベスも獲得を監視する中で、エスパニョールも彼の快速と個人技を高く評価し、獲得レースに参加しています。セビージャが彼をリストから外したため、国内の競争相手は絞られつつありますが、サラゴサとその代理人は決断を焦っておらず、今後の交渉の推移に注目が集まっています。(via Mundo Deportivo / Estadio Deportivo)
リーグ開幕戦はアウェイでのレアル・マドリード戦に決定
エスパニョールの新シーズンの船出は、これ以上ないほどに過酷で刺激的なものとなることが確定しました。リーグが開幕する最初の第1節は、8月22日の土曜日21時30分にアウェイのサンティアゴ・ベルナベウで行われるレアル・マドリード戦です。この伝統的な一戦は、レアル・マドリードを率いるジョゼ・モウリーニョ新監督の第二期体制の初陣でもあり、世界的な大注目を集めるスタジアムで、エスパニョールはいきなり昨季の王者に挑戦することになります。すでに一般向けの観戦チケットの販売が開始されており、過酷なベルナベウでの戦いに向けてサポーターの熱気も高まりつつあります。(via Mundo Deportivo)
【本日の総括】
RCDエスパニョールは、プレシーズンでチームを牽引していた絶対的エースのキケ・ガルシアが4ヶ月の長期離脱を強いられるという最悪の打撃を受けました。しかしモンチSDの電撃的な手腕のもと、パブロ・ラモンの放出に伴う守備陣の深刻な駒不足を補うべく、1部経験豊富なウナイ・ヌニェスのローン獲得交渉を最終段階に進めています。快速ブライアン・サラゴサへの関心も維持する中、チームは8月22日のベルナベウでのレアル・マドリードとの過酷な開幕戦に向け、極限の戦力整備と強固な結束を図っています。