対戦相手の不屈ストーリー

ソシエダが敵地で対戦するリレストロムの主力MFエリック・キトラノの背景にある凄絶な半生が注目を集めている。1997年にコンゴ民主共和国のウヴィラで生まれた彼は、翌年に勃発した血で血を洗う第二次コンゴ戦争の過酷な惨禍から逃れるため、2005年に8歳で家族とともにノルウェーのテレマルク県へ難民として避難した。

極寒の地ノルウェーで言葉も通じない中、サッカーという共通言語を通じて地域コミュニティに馴染み、地道な努力を重ねてプロへの道を切り開いた。今や弟のジョン、ヨシュアとともに兄弟3人全員がノルウェー1部リーグでプレーするフットボール一家となった。昨季は14ゴール14アシストの大活躍でクラブを1部昇格と欧州カップ戦出場へ導いたキーマンであり、戦争の苦難を乗り越えて培われたタフな精神力はソシエダにとっても脅威となる。(via DiarioVasco)