ルベン・サンチェスのエルチェ移籍合意
エスパニョールは2026/27シーズンの戦力整理を継続しており、右サイドバックのルベン・サンチェスのエルチェへの移籍が基本合意に達しました。
ルベン・サンチェスは25歳の右サイドバックで、マノロ・ゴンサレス監督の今季の構想から外れており、7月末に放出リストに載せられていました。
一時はギリシャのPAOKサロニカへの60万ユーロでの移籍に近づき、アレッシオ・リスチ監督率いるチームへの加入が迫っていましたが、PAOKが欧州カップ戦(カンファレンスリーグ)予選で敗退したため、この取引は破談となりました。
その後、以前から強い関心を示していたエルチェとの交渉が加速しました。選手自身もエルチェを最優先の移籍先として希望していたため、交渉はスムーズに進み、移籍金約50万ユーロ(半メガユーロ)前後で両クラブが合意に至りました。公式発表はまだ行われていませんが、数時間以内には契約が完了する見込みです。
エスパニョールのスポーツディレクターを務めるモンチは、ルベン・サンチェスの残り契約が1年あることから、移籍金なしでの放出を拒否し、一貫して金銭的補償を求める強硬な姿勢を崩しませんでした。
ルベン・サンチェスは今季のリーグ戦開幕から3試合連続で招集メンバーから外れ、夏の最後のプレシーズンマッチにも出場せず、チームの計画から完全に除外されていました。昨季はレンタルから復帰した後、プレシーズン中にマノロ・ゴンサレス監督の信頼を勝ち取って開幕当初はファーストチームに定着したものの、最終的には期待を下回るパフォーマンスに終わり、リーグ戦での出場時間はわずか805分、先発出場も8試合に留まりました。
マノロ・ゴンサレス監督は先週、レアル・ソシエダ戦を前にルベン・サンチェスを起用しない理由について、『これは純粋にスポーツ面、技術面の決定であり、それ以上の理由を探す必要はない』と語り、戦術的な判断であることを強調していました。
今回の彼の放出により、エスパニョールのファーストチームにおける純粋な右サイドバックはオマールのみという手薄な状況になります。そのため、移籍市場の最終盤に向けて、彼の代役となる新戦力の獲得に動く可能性が浮上しています。 (via SPORT / Mundo Deportivo)
元エスパニョールMFカニャスが暴露するチグリンスキーのバルサ時代
元エスパニョールの選手であるホセ・アルベルト・カニャスが、エステベ・カルサダが司会を務めるポッドキャスト番組に出演し、かつてギリシャのイオニコスで共にプレーし親交を深めた元ウクライナ代表DFドミトロ・チグリンスキーのバルセロナ時代について語りました。
チグリンスキーは当時、ペップ・グアルディオラ監督の強い希望により、2500万ユーロ以上の巨額の移籍金でシャフタール・ドネツクからバルセロナに加入したものの、環境に適応できずにわずか1年で退団しました。
カニャスによると、ペップ・グアルディオラ監督はチグリンスキーを非常に信頼しており、彼に対して『チグリンスキー、落ち着くんだ。その気になれば、君は今後10年間にわたってバルサのセンターバックを務められるだけの力がある。だからとにかく落ち着いてプレーしてほしい』と言葉をかけて安心させようとしていたとのことです。
しかし、チグリンスキーは自身の肉体的なコンディションや筋肉のバランスに不安を抱えており、常に脆さを感じていて快適にプレーできていませんでした。また、特にボールを使ったトレーニングが苦手であり、シャフタールでの非常に過酷なフィジカル練習に慣れていた彼にとって、バルサのボールを中心とした軽めの練習スタイルは、メンタル面を大きく変える要因になりました。
それでもチグリンスキーはリオネル・メッシと非常に良好な関係を築いており、カニャスに対して『メッシの隣でプレーできるというのは、本当に信じられないほど素晴らしい経験だった。彼はバルサの象徴であり、チームのすべてが彼を中心に動いていた』と興奮気味に語っていたそうです。
チグリンスキーがバルサで苦戦したもう一つの要因は言語であり、当時はスペイン語が全く話せませんでした。彼はバルサを去った後にスペイン語を習得したと言います。
チグリンスキー自身も後に、『自分に対して支払われた2500万ユーロという移籍金は、当時の実力を超えた過大な評価であり、それが自分にとって耐え難いほどの大きなプレッシャーになっていた』と公に告白しています。 (via SPORT)
【本日の総括】
移籍期限が迫る中、マノロ・ゴンサレス監督の構想外となっていたルベン・サンチェスのエルチェ移籍が秒読み段階に入りました。右サイドバックの補強の必要性が生じる中、今後のクラブの動きに注目が集まります。また、元所属選手カニャスのポッドキャストでの興味深いエピソードなど、ピッチ外の話題も現地で関心を集めています。
