アスレティック戦で試される7人の控え組

金曜日にアノエタで開催されるアスレティック・ビルバオとのエウスカディ・デルビーは、単なる親善試合の枠を超えたタイトルマッチであり、同時にマタラッツォ体制下で出場時間に恵まれていない選手たちにとって重要なアピールの場となります。国際中断期間中とあってソシエダは9名の代表選手を欠く状況ですが、序列を覆したい7人の選手たちが並々ならぬ覚悟で挑みます。

守備陣では3名の選手にスポットライトが当たっています。

1人目は今夏850万ユーロで獲得した右サイドバックのエクトル・フォルトです。ここまではエルチェ戦の9分間とボーンマス戦の前半45分間のみの出場にとどまり、プレシーズンを十分に過ごせなかった影響から本来のキレを欠いていました。主力のアラムブルが代表活動で不在となるため、天敵であるニコ・ウィリアムズが不在のアスレティック戦でしっかりと長いプレー時間を確保し、コンディションを限界まで引き上げることが求められます。

2人目はサバイバーこと左サイドバックのアイヘン・ムニョスです。契約最終年を迎えながらも、マタラッツォ監督はセルヒオ・ゴメスをファーストチョイスとして重用しており、アイヘンは開幕戦と直近の終盤に出場したのみとなっています。この試合で確かな存在感を示し、今後の過密日程に向けた信頼を勝ち取る必要があります。

3人目はセンターバックのジョン・パチェコです。今季の出場時間はエルチェ戦でのわずか20分間にすぎず、若手のベイティアよりも序列を下げる苦しい立場に置かれています。しかし、スベルディアの調整が遅れており、ジョン・マルティンやサーも不在、ベイティアがサンセの試合へ回る可能性があるため、ジョン・パチェコは先発出場が確実視されています。アノエタのピッチに立つのは2025年1月のヘタフェ戦以来となり、ここで結果を残せなければ完全に構想外へ追いやられる危機感を背負っています。

中盤ではゴロチャテギがアンカーのポジションで質の高いプレーを見せ、ソシエダが必要とする本格派『4番』への名乗りを上げる機会となります。また、チーム内で最も出場時間が少ないザハリアンも勝負の時を迎えています。負傷を完全に癒やして健康体となったロシア代表MFは、主力が大量離脱しているこのダービーでフル出場を果たし、指揮官へ強烈なインパクトを与えることが期待されています。

久々の実戦復帰となるのがパブロ・マリンです。負傷を乗り越えてグループ練習に合流しており、ロンドンでの親善試合(9分間)以来となる本格的な実戦テストに臨みます。マタラッツォ体制ではウイングやサイドバックとしても試されており、複数ポジションでの適応力が試されます。

攻撃陣ではサンセのストライカー、ゴルカ・カレーラにとって運命の一戦となります。オスカールソンがデポルティーボ戦で出場停止となるため、補強を行わなかったソシエダにおいてカレーラがトップチームの第3フォワードとして帯同することが決定しています。サンセでの直近の鬱憤を晴らし、アノエタで先発の座を掴み取ることが期待されています。

このほかにも、ポジション争いを演じるトゥリエンテス、得点意欲に燃えるゲデス、正キーパー論争に挑むGKマルレーロに加え、サンセから唯一の昇格チャンスを狙うルペレスや、出場停止処分中のキタ、絶好調のダニ・ディアスら若手グループ(ポトリジョス)の躍動にも注目が集まります。(via Mundo Deportivo)