ガビの膝負傷の真相
エルチェ戦で前半44分に右膝を痛めて途中交代したガビについて、精密検査の結果が月曜日に発表されました。2023年の大怪我と同じ右膝だったため最悪の事態が懸念されましたが、精密検査の結果、ただの「打撲(contusion)」であることが確認され、クラブ全体が安堵に包まれました。復帰までは数日間の予定で、次節のアスレティック戦での起用はコンディション調整を考慮して不透明なものの、深刻な負傷ではないことが実証されました。
ガビ自身もSNSでファンに向けて次のようにメッセージを発信しました。
『いつも私を支え、死ぬ気でついてきてくれるすべての人に感謝しています。私はこのような方法でしかサッカーを理解できません。みんなをとても心配させてしまって申し訳ありません』
また、医師のプラナ氏も「深刻なものではない。本人も落ち着いている」と証言し、同僚のラフィーニャらもベンチでガビを鼓舞していました。(via SPORT)
アレハンドロ・バルデを巡る移籍劇
開幕戦でまさかの招集外となったアレハンドロ・バルデを巡り、マンチェスター・ユナイテッドが買取オプション付きのレンタル移籍を打診しています。一方でバルサは財務状況改善のため、4000万ユーロ(約3400万ポンド)程度の完全移籍での売却を優先する考え。代理人ジョルジュ・メンデスが両クラブ間を仲介しています。
バルデ本人は、今夏に他クラブからの好条件オファーを拒否してバルサ残留を選んだばかりだったため、この市場終了間際のクラブの動きや今回の開幕戦の扱いに非常に怒りを感じています。
月曜日朝の練習には全体練習に復帰しており、フリック監督と一対一の面談を行う予定。そこで指揮官から今後の計画や態度に対する直接の対話が行われ、去就が決定される見込みです。(via SPORT)
マルク・カサドの去就
ノッティンガム・フォレストがカサド獲得競争で最有力候補に躍り出ています。バルサは彼の評価額を3000万〜4000万ユーロと定めており、プレミアリーグの多くのクラブ(ニューカッスル、アストン・ヴィラ、ブライトン、サンダーランド、マンU、マンC、チェルシーなど)が問い合わせを行いましたが、現在フォレストが最も具体的なアプローチを見せています。
サウジアラビアのクラブからも高額なオファーが届いているものの、カサドの優先事項はヨーロッパでプレーを続けること。ジョアン・ガンペール杯で彼が着用していた背番号17はすでにアンソニー・ゴードンに引き継がれており、カサドのバルサ退団は事実上秒読み段階となっています。(via SPORT)
フリアン・アルバレスのバルサ愛
バルサへの移籍を夢見ているフリアン・アルバレスについて、本人がSNS上で新たな「バルサ愛」の兆候を見せました。
TikTok上でファンが制作した、アルバレスがバルサのユニフォームを着用してスパイダーマンのセレブレーションをしている動画に対し、彼本人の公式アカウントから「いいね!」が送られたことが判明し、ファンが狂喜乱舞しています。
アトレティコはバルサを直接のライバルとみなし、アーセナルへの1億5000万ユーロでの売却を希望していますが、アルバレス自身はプレミア復帰を嫌い、スペイン(バルサ)のみを熱望。ビジャレアル戦での大ブーイングや、チームに挨拶せずにロッカールームに下がった事実も、アトレティコでの関係が破綻寸前であることを物語っています。バルサのデコSDは、この状況を利用して市場の最終日まであらゆる可能性を模索する方針です。(via Mundo Deportivo)
セルハウ・ギラシの獲得断念とエクトル・フォートの移籍交渉
バルセロナがドルトムントのFWセルハウ・ギラシ(30歳)の獲得を極秘に調査していたことが、ドイツの報道で明らかになりました。ギラシは昨季ドルトムントで46試合22ゴールを挙げた実績があり、契約解除金は5000万ユーロと手頃でしたが、彼の年俸が約1000万ユーロと高額なため、バルサの給与制限に合致せず早々に断念されました。
一方でドルトムントは、バルサの20歳DFエクトル・フォートを完全移籍で獲得するため、バルセロナに代表団を派遣して直接交渉を行っています。バルサは1000万ユーロ以上の移籍金を要求し、さらに買戻しオプションや将来の売却割合の一部を保持したい考え。フォートはすでに2031年までの長期契約の条件を受け入れる用意を見せています。(via Mundo Deportivo)
「9番」の代替プラン
バルサがストライカーの補強を画策する中で、ベルギーのブルッヘで活躍する22歳のFWニコロ・トレソルディが急浮上しています。今季は公式戦4試合で4ゴールを挙げて絶好調。ブルッヘは4000万〜5000万ユーロの移籍金を求めており、代理人のジェラール・ロメロ氏によれば、本人はバルサからの具体的な動きを待っています。しかし、フリック監督は若すぎるトレソルディよりも実績のあるベテランを好んでいます。
その他の候補だったインテルのラウタロ・マルティネスについては、インテル会長のジュゼッペ・マロッタ氏が次のように語り、放出を完全拒否。
『ラウタロは私たちのキャプテンであり、現在のインテルの歴史そのものだ。彼を放出する条件も理由も全く存在しないし、考えるべきですらない』
また、スポルティングのルイス・スアレスについても、フレデリコ・バランダス会長が『スアレスはスポルティングの選手であり続ける。クラブを超える存在は誰もいない』と述べ、主力ストライカーの売却を断固として突っぱねました。(via ElDesmarque)
ジュール・クンデへの通告
プレシーズン中、フリック監督はジュール・クンデと直接会談し、「右サイドバックのレギュラーはエリック・ガルシアに託す」と伝えていました。
これにより、クンデはセンターバックでの起用が主となりますが、現在はパウ・クバルシとジェラール・マルティンが先発候補としてリードしているため、彼自身はバックアップ(ローテーション)の立ち位置になります。
バルサは、クンデに対して満足のいくオファーが届けば、今夏の売却も検討する用意があります。バルデの件ほど公にはなっていませんが、非公開の会談を通じて彼の重要性は確実に低下しています。(via SPORT)
ラミン・ヤマルの交代への不満
エルチェ戦で65分にアンソニー・ゴードンと交代したラミン・ヤマルは、ベンチで極めて暗い表情を浮かべ、試合後もロッカールームから退場するまで不機嫌な態度を崩しませんでした。
ヤマルはエルチェ戦で本来の輝きを見せられず、キーパス1回、ドリブル成功2回中1回、危険なチャンスメイク1回にとどまる不本意なパフォーマンス。このフラストレーションが態度に出てしまったようです。
これに対し、バルサOBのホセ・マリア・バケーロ氏はラジオ番組で『交代した際の態度は、監督や仲間に対する敬意に欠けるもので、若いスターであってもルールを守るべきだ』と強い苦言を呈しました。(via ElDesmarque)
カタルーニャ旗の没収と警察のサポーター暴行
エルチェ戦の前に、スタジアムの Martínez Valero 周辺で、カタルーニャ独立を象徴する旗「エステラーダ」を所持していたバルサの未成年サポーターに対し、スペイン国家警察が旗を没収。これに抗議した少年を警棒で激しく殴打し、拘束した後にさらに手錠をかけた状態で、少年の顔面に肘打ち(エルボー)を見舞うというショッキングな過剰暴行事件が発生しました。
バルサは公式声明を出し、『我が国のサポーターに対する拘束手順はあまりに過剰であり、武力行使において必要な適合性と適切性を完全に欠いていた。サポーターの表現の自由と権利を全力で擁護する』と国家警察を猛烈に糾弾。
カタルーニャのサポーター団体(Almogàversなど)も共同で抗議の声を上げ、政治界でもJunts、ERC、CUPといったカタルーニャの政党がスペイン内務省に追及を開始。国家警察は事実解明のために「内部調査(información reservada)」を開始すると発表しました。(via Esport3)
サンティ・カニサレス氏の解説が大炎上
元スペイン代表GKのサンティ・カニサレス氏が、アトレティコファンの「くたばれバルサ、くたばれカタルーニャ」という侮辱チャントに対し、中継で『アトレティコのサポーターにとっては、自分の選手を責める代わりにバルサのせいにすることは悪くないアイデアだ』と言及したことで大炎上しました。
ネット上では「あからさまなカタロニア恐怖症(カタルーニャ嫌悪)を助長し、侮辱を正当化している」として激しい非難が噴出。
カニサレス氏はSNS上で『私はカタルーニャ人の妻がおり、頻繁にカタルーニャを訪れている。フリアンの心理的負担を軽くするための文脈だった』と言い訳を投稿しましたが、怒りの声は収まっていません。(via SPORT)
新司令塔ロドリがついに全体練習合流
今夏の超目玉補強であるロドリ・エルナンデスが月曜日、初めてチームの全体練習の一部メニューに合流しました。
ワールドカップ後に与えられた十分な休暇と、背中の軽微な手術からのコンディション調整を経て、ついにピッチに立ちました。
木曜日に本拠地モンジュイックで行われるアスレティック・ビルバオ戦(登録上の問題で延期されていた開幕カード)でのお披露目と公式戦デビューに向けて、着実に段階を上げています。(via Mundo Deportivo)
アンドレアス・クリステンセンの劇的な復活
開幕エルチェ戦でセンターバックとして90分間フル出場したアンドレアス・クリステンセン。バルサで彼が90分間を戦い抜いたのは、実に約11ヶ月ぶり(昨季9月28日のレアル・ソシエダ戦以来)となります。
昨季からの度重なる怪我を克服したクリステンセンは、今夏に年俸を1200万ユーロから600万ユーロへと半減させる減給を受け入れて2028年まで契約延長を締結。
フリック監督の信頼のもとで好パフォーマンスを見せ、ワールドカップでフル稼働して合流が遅れたパウ・クバルシを休ませる貴重な時間を作り出しています。(via SPORT)
ハムザ・アブデルカリムのゼロ出場にエジプトで懸念
プレシーズン中に4試合で4ゴールを挙げてバルサの得点王となり、ジョアン・ガンペール杯のアル・アハリ戦でもゴールを挙げた18歳のエジプト代表FWハムザ・アブデルカリムですが、エルチェ戦ではベンチ温存され、1分も出場機会を得られませんでした。
これに対し、エジプトメディアの「WinWin」などは「プレシーズンのセンセーションが冷遇されている」と懸念を表明。
フリック監督がエルチェ戦で「9番」の専門家を使わず、ラフィーニャを偽9番(ゼロトップ)として起用した戦術が5−0の圧勝という最高の結果をもたらしたため、ハムザの序列が下がる格好になっています。(via SPORT)
ラフィーニャの「クモポーズ」の真相
エルチェ戦で2ゴールを挙げてMVPに選出されたラフィーニャが、1点目の後に見せた「クモの糸を吐くスパイダーマンのポーズ」がネット上で大きな憶測を呼びました。アトレティコのフリアン・アルバレス(愛称:クモ)に対する移籍へのアピール、あるいは皮肉ではないかという噂が立ちました。
しかし試合後、ラフィーニャ本人が『現在スパイダーマンに夢中な最愛の息子のガエルのリクエストだった』と理由を明かしました。
妻のタイア・ベロッリ(Taia Belolli)も、自宅のテレビで父のゴールを見て大喜びでスパイダーマンポーズを真似して跳びはねる息子の愛らしい動画を公開し、心温まるエピソードとなりました。(via SPORT)
開幕戦ピッチ外の混乱
エルチェ戦の Martínez Valero スタジアムのプレス席で、前半終了直前から後半の終盤にかけて、インターネットおよび電話回線が完全にシャットダウンする大障害が発生しました。
記者が原稿を送れず、ラジオ中継が一部中断されるなどパニックが起きましたが、最終的に復旧して何とか難を逃れました。
また、エルチェのファンはバルサに向けて『もう一本レバーを引いて資金を調達してみろ』と野次を飛ばし、対するバルササポーターはレアル・マドリードのヴィニシウスをターゲットに『ビーチボールのヴィニシウス』とチャントで応戦するなど、ピッチ外でも激しい火花が散っていました。(via SPORT)
ジュベニールBがAqua Hotel Cupで見事優勝
ピネダ・デ・マルで開催されたAqua Hotel Cupの決勝で、セスク・ボッシュ監督率いるジュベニールBがベティスを3−1で下し、見事優勝を果たしました。
この大会で5度のMVPを獲得している aragones 出身のMFウーゴ・ガルセスが今大会でも大活躍し、大会MVPを受賞。ガルセスは卓越したボールタッチ、推進力、守備での激しさを兼ね備えた大器です。
決勝では、エリック・ドミンゲスが先制。その後同点に追いつかれましたが、アハメド・アバルカネの正確なコーナーキックをロク・マルティネスがヘディングで合わせて勝ち越し。最後はウーゴ・ガルセスのアシストからルスラン・ムバが自ら得たPKを決めて3−1と勝負を決定づけました。テスト中のダニ・フレイレも良好な働きを見せました。(via SPORT)
カンテラの輝かしい最新動向
日本で開催されている Junior Soccer World Challenge において、バルサのSub-13(ジョルディ・ペレス監督)が準決勝で鹿島アントラーズを3−0で下し決勝に進出しました。
この試合では、カンテラの大器デスティニー・エジオフォー(Destiny Ejiofor)が、往年のロナウド・ナザリオを彷彿とさせる40メートル以上の爆速独走ドリブルゴールを含む圧巻のダブルゴール(2得点)を披露。
また、バルサ・アトレティックの負傷者情報として、4月に左膝前十字靭帯断裂の重傷を負い手術したMFフアン・エルナンデス(2028年まで契約延長済み)が驚異的なペースで回復しており、すでにランニングを再開。フリック監督も彼の才能を高く評価しています。
さらに、バルサのカンテラ出身MFジャンドロ・オレジャーナ(26歳)が、ポルトガルのエストリル・プライアからカディス(セグンダ)への2年契約(+1年オプション)での完全移籍を発表しました。本日午後から練習に合流しています。(via SPORT)
【本日の総括】
ガビの軽傷の吉報から、ピッチ外の緊迫した移籍交渉、カンテラの頼もしいニュースまで、開幕戦の快勝後もバルサの話題は尽きません。今シーズン連覇とヨーロッパでの復権に向け、チームは確実に進化を続けています。
