2029年CL決勝の開催地はカンプ・ノウが本命
🏟️ 1999年の伝説的な決勝戦から30年が経過する2029年、Spotifyカンプ・ノウが再び欧州最高峰の舞台であるUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝の開催地となる可能性が極めて高くなっている。スペインフットボール連盟がバルサと協力し、バルセロナ市やカタルーニャ自治政府の承認を得て2026年6月10日にUEFAにすべての申請書類を提出した。
UEFAは、完成時に10万4600人を誇るカンプ・ノウの収容能力だけでなく、バルセロナのホテル収容能力や、数百本の航空機が数時間で出入可能な空港の受け入れ態勢(近隣のレウス、ジェローナ、リェイダの空港も利用可能)を非常に高く評価している。
ライバル候補であるロンドンのウェンブリー・スタジアムは、2028年ユーロの決勝および準決勝の会場となるためUEFAでの優先順位が下がっており、立候補を辞退する可能性すら囁かれている。ウェンブリーはこれまで2011年、2013年、2024年などCL決勝の最多開催地となっているが、カンプ・ノウでの決勝開催は過去に2回(1989年のミラン優勝、1999年のマンチェスター・ユナイテッド優勝)のみ。
UEFAは2026年9月15日にギリシャのテッサロニキで開催されるエグゼクティブ・コミッティで正式な開催地を発表する。決勝は2029年6月2日(土曜日)に予定されている。
スタジアムの改修スケジュールについては以下の通り。
・現在(2026年8月):収容人数は約6万2600人。第1および第2の観客席が稼働中。第3観客席の構造は進んでいるが、設備や座席、認可を待っている状態。
・2026年秋冬:当初は9月/10月に第3観客席の一部(Lateral)をオープンして7万〜7万2000人にする予定だったが遅れている。最も現実的なスケジュールは2026年末または2027年初頭。
・2026年末〜2027年初頭:第3観客席のメインスタンド(Tribuna)やVIPエリアを段階的にオープン。収容人数は8万〜8万5000人程度。ライセンスに左右される。
・2027年春:ゴール裏セクターを組み込み、第3観客席を完成させる。目標はシーズン終了時に10万人以上(最終的な10万4600人に近づく)。
・2027年6月〜7月:屋根の架設工事(最も重要な局面)。観客を入れずに約4か月間の作業を予定。
・2027-28シーズン開幕:屋根の組み立てと張り調整のため、バルサは数か月間、Spotifyカンプ・ノウを離れ、モンジュイック(エスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニス)へ一時的に再避難(エグゼイル)する必要がある。ラポルタ会長もこの可能性を公に認めている。
・2027年末〜2028年:屋根付きのカンプ・ノウに戻り、すべての残余工事を仕上げる。完成の確実な日程は不透明で、ラポルタ会長は2028年初頭、施工業者のリマック社は2028年末と見積もっている。
仮に工事遅延が起きたとしても、2029年6月の決勝時点ではスタジアムは完全に完成しているため、UEFAは問題視していない。また、ラポルタ会長とUEFAのセフェリン会長の関係も、スーパーリーグ構想の失敗を経て完全に正常化している。 (via SPORT / MARCA)
ニコ・ゴンザレス移籍による棚ぼた財源
💰 バルサのカンテラ出身である24歳のMFニコ・ゴンザレスが、マンチェスター・シティからニューカッスル・ユナイテッドへ完全移籍した。移籍金は、固定分で約5600万ユーロ、さらに460万ユーロの変動給(インセンティブ)が加わる巨額取引。
これに伴い、FCバルセロナはFIFAの連帯貢献金プログラム(Solidarity Mechanism)により、移籍金の最大5%のうち、自身が育成した期間(12歳から23歳まで)に該当する権利分として、190万ユーロを受け取ることになった。
ポルトガル紙の報道によると、連帯貢献金の分配は、バルサが190万ユーロ、ポルトが56万ユーロ、バレンシアが28万ユーロ。
この臨時収入は数か月以内にバルサの金庫に支払われる。
ニコ・ゴンザレスはバルサ退団以降、クラブに多大な経済的利益をもたらしている。ポルトへの移籍金850万ユーロ、ポルトからマンチェスター・シティへの移籍時のバルサの取り分1500万ユーロ、今回のニューカッスル移籍による連帯貢献金190万ユーロを含め、累計で合計2540万ユーロをバルサに生み出した。
なお、マンチェスター・シティ側はニコを放出した後、ニューカッスルから16歳の新星アイブ・ブダディを1億ユーロで獲得し、さらにチェルシーのエンソ・フェルナンデス獲得を目指している。シティは、ロドリが約6000万ユーロでバルサへ移籍したことを受けて、エンツォ・マレスカ監督のチームのアンカーポジションの再補強を急いでいる。 (via SPORT)
ロドリとペドリの黄金共存計画
🤝 ロドリがハンス・フリック監督のプレースタイルや、ワールドカップ期間中にスペイン代表のバルサ所属選手たち(特にペドリ)から聞いたバルサの話に惹かれてバルサに加入した。フリック監督にとって、2024年のバロンドール受賞者であるロドリと、23歳のリーダーであるペドリをいかに共存させるかが大きな戦術的挑戦。
スペイン代表のルイス・デ・ラ・フエンテ監督は、ワールドカップでこの2人の最適な配置を見出すことができず、最終的にベルギー戦(準々決勝)以降はペドリの先発を控え、交代出場での起用に留まった。代表ではピッチ上で同じエリアをカバーし、役割が重複していたため。
しかし、クラブチームを率いるフリック監督には、代表監督と違って日々の練習や戦術を落とし込むための時間が豊富にある。
さらに、フリック体制でのペドリの役割は代表時とは大きく異なっており、共存への土台はできている。
二人は2021年3月のギリシャ戦(1-1、ルイス・エンリケ監督時代)で初めて同時にピッチに立って以来、5年間にわたり代表で共にプレーしている。これまで代表で計30試合に同時出場し、時間にして1687分を共にしており、お互いの特徴を熟知している。
ロドリは『自分はチームを助けるためにここに来たが、同時にここで学びたいとも思っている』と、謙虚な姿勢を示している。
一方のペドリは23歳ながらバルサのプレースタイルの絶対的な核として、自分の足元にボールがあるときにチームのリーダーシップを自認している。
フリック監督がこの二人の最高のパフォーマンスを引き出すことができれば、バルサは世界最高のミッドフィールドを手にすることになる。 (via SPORT)
緊迫のフリアン・アルバレス最新状況
🕷️ フリアン・アルバレスは木曜日もアトレティコの全体練習を欠席した。水曜日に続き2日連続の欠席。クラブ側は体調不良と説明しているが、移籍交渉の破綻や周囲の騒音による精神的・身体的な極度の疲労が原因。
精神的にボロボロの状態で、さらに彼とその家族が不当な脅迫を受けていることが、アルゼンチンのベロ・ブルナティ記者(Cadena SER)や現地ジャーナリストのルベン・ウリア氏の取材で判明。ブルナティ記者は、『この少年は苦しんでいる。精神的な限界から、いまは人々の関心から距離を置きたがっているが、周囲は彼の人間的な部分を全く考慮していない』と実態を語っている。
アルバレスは先週末のビジャレアル戦でも、サポーターからの大ブーイングを浴びており、チームメイトがロッカーに戻る前に一人でピッチを去るなど、ファンとの関係は完全に破綻。アトレティコのシメオネ監督も、彼をファンにこれ以上晒さないために交代させたことを認めている。
アトレティコ幹部は一貫して『バルサへの売却可能性は0%』と断言しており、この問題は『お金の問題ではなく、クラブとしての尊厳(プライド)の問題』としている。また、ラポルタ会長の『オファーは有効で、アトレティコが売りたいならいつでも買う』という最新の発言に対し、アトレティコはコペ紙などの情報によると、一連の移籍騒動で被った社会的・経済的損害の告訴に、この最新のラポルタ発言を新たな損害として追加する方針を固めている。
アルバレス本人はバルサへの移籍のみを熱望しており、プレミアリーグ(マンチェスター・シティ時代)に戻ることは本意ではないが、アトレティコが頑なにバルサへの移籍を拒否しているため、イングランドのアーセナルへの移籍を真剣に検討し始めている。
アーセナルは1億5000万ユーロという破格のオファーを準備しており、アトレティコ側は、バルサ以外への売却であれば、本人が強く望むなら容認する構えを見せている。
移籍市場の閉幕は9月1日(火)に迫っており、この夏に決着がつかない場合、アルバレスがアトレティコに残留し、冬の移籍市場でのバルサ移籍に向けて時間稼ぎをする可能性もあるが、お互いに不満が残る最悪の環境でプレーを続けることは難しい。
ラポルタ会長は、『アトレティコに敬意を払い、クラブ間で正式なオファー(約1億ユーロ)を出し、ギル・マリン氏にも直接伝えた。その後、アトレティコが他のクラブ(アーセナル)と交渉しているという情報を得たが、我々のオファーは変わらず有効だ』とコメントしている。 (via Estadio Deportivo / SPORT)
W杯王者セレモニー中止に大炎上
📢 ラポルタ会長は、本日アスレティック戦で予定されていた、スペイン代表のワールドカップ優勝を果たしたバルサ所属選手たちの祝典セレモニーの中止を正式に発表した。ラポルタ会長は、『現在はそれを祝福するのに適した社会的・政治的な状況や環境にない。フットボールは団結をもたらすべきであり、対立を生むべきではない』と釈明。
エルチェ戦でのエステラーダ(独立旗)所持ファンの警察による拘束が引き金となった政治的プレッシャーが影響している。
これに対し、著名なジャーナリストであるジョセップ・ペドレロール氏は、テレビ番組「El Chiringuito」で激怒。『ラポルタ会長は完全に外部の政治的圧力に屈し、恐怖から逃げ出した』と痛烈に批判した。
ペドレロール氏はさらに次のようにラポルタ会長を告発している。
『かつては全ソシオを代表する、みんなの会長だったラポルタだが、今回の決定で完全に一部の独立派だけの会長になってしまった。選手たちが明日、まるでコソコソと隠れるようにピッチに出てくるのは滑稽で、世界チャンピオンたちが自分たちのファンとタイトルを祝えないのは悲劇だ』
また、ライバルのレアル・マドリード(サンティアゴ・ベルナベウ)では、マルク・ククレジャとミケル・オヤルサバル(アスレティック所属だがベルナベウで祝福された)がピッチ上で笑顔で一緒にW杯優勝を誇らしげに祝福していたシーンと比較し、『フットボールに政治が介入すると、本当に大きな問題が起こる』と警告した。 (via SPORT)
今夜アスレティック戦の最終先発予想
⚽️ 本日(8月27日木曜日、21:00キックオフ)にSpotifyカンプ・ノウで開催されるラ・リーガ第1節のアスレティック・クラブ戦(ワールドカップ後の代表選手への休養措置のため、約2週間延期されていた一戦)。
この一戦の最大の注目は、新加入のロドリ(ロドリゴ・エルナンデス)のバルサデビュー。フリック監督はロドリの出場を明言したが、背中の手術から復帰したばかりであり、今回の試合ではベンチからスタートして後半からピッチに入る見込み。
先発のアンカーには、前節エルチェ戦(5-0で大勝)で素晴らしいパフォーマンスを見せたマーク・ベルナルが引き続き起用される見通し。
怪我人状況:デ・ヨング(膝)、ルーニー・バルドグジ(前十字靭帯断裂)は欠場確定、ガビ(膝の打撲)は直前まで不透明。
スタメン予想:GKジョアン・ガルシア。DF:右にエリック・ガルシア、センターにクリステンセンとジェラール・マルティン、左に新星シャビ・エスパルト。
エスパルトのプレースタイルについて『非常に綺麗にパスを配給する能力』を高く評価するフリック。バルデ(練習での態度を要求されている)や、合流遅れのカンセロは一歩後退。クバルシは過密日程の休養のためベンチスタート。
前線:ヤマル(右、キャリア通算50ゴールがかかる)、フェルミン(トップ下、エルチェ戦で2ゴール)、左ウィングに新星ゴードン(エルチェ戦で30分で2アシストを記録、『先発に値する』とCiutat Esportivaから評価)。ラフィーニャが偽9番として中央に君臨。ダニ・オルモは遅れて合流したためベンチ。
相手のアスレティック(テルジッチ新監督、セビージャ戦で1-3敗戦、ユーリが前節退場で出場停止、ヤマル対策で3バック=5バックの予想。ウナイ・シモンの足元ミスの不安、過去カンプノウで24試合勝利なし)。 (via SPORT / Mundo Deportivo / Estadio Deportivo / MARCA)
若手エスパルトとファリニャスの更新交渉
✍️ デコSDら強化部は、移籍市場最終盤の多忙を極める中、若手2名の契約更新プロジェクトを進行中。
19歳のシャビ・エスパルトは素晴らしいプレシーズンを経て今季ファーストチームでの登録(背番号12)が決定しており、市場閉幕の9月以降に給与改善を含む新たな条件での合意が予定。
ブライアン・ファリニャスについても、フリック体制下でチームに残留することが確定しており、契約の延長と改善に向けた交渉がすでに開始され、9月以降に本格化する。 (via SPORT)
9月バレンシア戦のチケット争奪戦
🎫 9月6日16:15からメスタージャで行われるバレンシア対バルセロナの一戦について、一般販売が開始されたが、バルサのアウェイ戦の凄まじい人気により、現在残っているチケットはわずか80席。プラチナ化しており、早めの予約が推奨されている。 (via MARCA)
【本日の総括】
今夜のアスレティック戦に向け、新司令塔ロドリのデビューや若手の台頭に期待が高まる一方、フリアン・アルバレス獲得交渉の泥沼化やW杯王者セレモニーの中止など、ピッチ外では激しい逆風が吹いている。ピッチ上での圧倒的なパフォーマンスで、これらの騒音を沈黙させられるかがハンス・フリック新体制の真価を問う一戦となる。
