表現の自由を不当に制限する新規律にソシオが猛反発し裁判沙汰へ発展する大炎上
レアル・マドリードが7月末に発表した、会員(ソシオ)および年間シート保有者に対する新たな社会規律規則の制定を巡り、クラブ経営陣とサポーターたちの間で、前代未聞の法的かつ感情的な大炎上騒動が勃発しています。
この規則は、表面上はダフ屋行為や非公式のチケット・年間シートの転売行為、無断貸与に対する罰則を大幅に強化するものであるとされていますが、サポーターたちが激怒し、パニックに陥っているのは、規則に盛り込まれた個人の言論の自由を完全に弾圧する2つの極めて不審な条項です。
・第9条7項:『クラブの公式代表者に対し、スタジアム内外におけるジェスチャー、行動、あるいは言葉を用いて敬意を欠く侮辱的な行為を行うこと』を重違反と規定。
・第10条18項:『書面、口頭、あるいはあらゆる表現の形式において、直接的・間接的を問わず、レアル・マドリードおよびその役員、関係者たちの尊厳や、ブランドイメージ、良好なパブリックイメージを傷つける、また不利益をもたらす恐れのあるすべての発言や行動』を極めて重大な超重違反と定義。
重違反と認定された会員は、1〜2年間の会員資格の一時停止、およびクラブのすべての施設への出入り禁止。
超重違反の場合には、2〜3年間の資格停止、または会員資格の永久剥奪、および2〜3年間のすべてのマドリード施設への立ち入り禁止という、極めて厳しいペナルティが科されることになります。
この規則の制定に対し、著名な法学者であり弁護士のセサール・ロメロ・デ・ラ・オサ氏が、SNS上において以下のように極めて激しい言葉でクラブ、ひいてはフローレンティーノ・ペレス会長の強権的なやり方を告発しました。
『これは法的な観点から見て、恐るべき人権の侵害であり、完全なる口封じ法案だ。ソシオたちがスタジアムの外部やプライベートの個人SNSにおいて、クラブの経営陣や会長の独裁的なやり方を批判し、彼らを独裁者などと呼んだだけで、独自の審査委員会が彼らを超重違反と見なして会員資格を一方的に剥奪し、チームを見る権利を永遠に奪い去ることが合法化されてしまう。もし会員が役員を侮辱したとして罰したいなら、クラブが民事、あるいは刑事で裁判所と判事に正式に訴えるのが法治国家の絶対的なルールであり、1スポーツクラブが独自の異端審問所のような規律委員会を作ってサポーターのプライベートな表現の自由を不当に制限することなど、憲法上絶対に許されることではありません。個人情報の保護の観点からも、個人情報保護庁やスポーツ上級委員会、ラ・リーガが今すぐに介入して、この恣意的な規律の適用をブロックすべきだ。もし私がソシオなら、自分の権利のために戦う』
この事態を受け、すでに50名以上のソシオたちが連名で、新規律の不当性を訴える抗議の書面をクラブの事務局に手渡しで提出しようと試みましたが、クラブ側はこれの受理を拒絶。激怒した彼らは、法的な内容証明郵便を通じて抗議書を正式に送付しました。サポーター団体は、クラブからの誠実な回答や修正の対応が数日以内に見られない場合、ペレス会長および取締役会を相手取り、規律の違憲性と適用無効を求める大規模な民事訴訟を正式に提起する方針を固めており、法廷闘争への緊張が高まっています。 (via Mundo Deportivo)
ロドリ獲得失敗を受けたアンチ・ロドリ補強マルティン・スビメンディ強奪の噂の真相
今夏の移籍市場において、マドリードのスポーツ部門が中盤の絶対的なタクトとして熱烈に交渉を続け、獲得の合意に極めて近づいていたマンチェスター・シティのスペイン代表MFロドリですが、ロドリ本人がレアル・マドリードからの好条件を拒絶し、FCバルセロナへの加入を最優先として選択したため、このマドリードの補強計画は完全に大失敗に終わりました。
このライバルへの選択に対し、フローレンティーノ・ペレス会長は、ロドリへの対抗策(アンチ・ロドリ)として、現在イングランドのアーセナルに所属する27歳のスペイン代表MFマルティン・スビメンディの強奪に向け、水面下で極秘のアプローチを開始しました。
アーセナルは今夏、ニューカッスルから同じポジションのMFブルーノ・ギマランイスを8700万ユーロという破格の移籍金で獲得したため、マヌエル・アルテタ監督のチームにおいて中盤の定位置争いが激化。スビメンディは昨季アーセナルの歴史的なリーグ優勝に57試合出場(クラブのデビュー選手としての史上最多出場記録)という偉業で大きく貢献したものの、春先に酷使による筋肉疲労に見舞われ、チャンピオンズリーグ決勝など最終盤の重要局面でベンチスタートを強いられるなど、今季は出場時間が著しく減少する危機に直面しています。
アーセナル側は、今夏さらに別のポジションを補強するための資金とサラリーの柔軟性を得るため、1年前にレアル・ソシエダから彼を獲得した際の移籍金である6000万ユーロを下回らない好条件のオファーが届けば、スビメンディを売却する用意があることを認めています。
しかし、現在のレアル・マドリードの登録枠25名はすべて埋まっており、スビメンディを獲得するためには、アセンシオ、カマヴィンガ、フェルラン・メンディといった放出リストのメンバーの売却が絶対条件です。しかし、アセンシオは怪我で9月まで離脱、メンディも負傷に苦しんでおり、カマヴィンガに至っては『何があってもマドリードを去るつもりはない。私はここで戦い抜く』と退団を頑なに拒絶しているため、スペースの確保は極めて困難を極めています。
一方で、移籍の専門家であるサント・アウナ氏や、選手の身内と深い関係を持つインフルエンサーのリレス氏などは、このスビメンディ獲得の噂について、以下のように冷ややかな見解を示しています。
『ロドリをバルサに奪われたマドリードのファンの焦り、そして移籍最終盤に向けて選手価値を吊り上げようとする代理人側の思惑が一致しただけの、中身のないアドバルーンに過ぎない。マドリードのフロントが実際にスビメンディの獲得に向けて動いている事実はなく、単なる個人SNS上の認証アカウントたちがアクセス数を稼ぐために騒ぎ立てているだけだ』
また、かつて補強候補として噂されていた若き才能、キース・スミットや、トニ・クロースが自らの後継者として大絶賛したアンジェロ・スティラーなどについては、クラブは『世界最高のクラブの中盤を一人で任せるには、あまりにも実力と経験、そしてカリスマが不足しており、リスクが高すぎる』として獲得を完全に見送る方針です。モウリーニョは当面、チェルシーでのランパードのような役割として、ベルナルド・シウバを低い位置に配置し、チュアメニやカマヴィンガと組ませることでこの難局を乗り切る構えです。 (via SPORT)