マーク・ククレジャの新居探しとカツカツ貧乏発言を含む感動的な所信表明
チェルシーからレアル・マドリードに加入した28歳の左サイドバック、マーク・ククレジャは、スペイン代表としてワールドカップを制覇するという最大の勲章を手にした後、バカンスを終えてついにマドリードの地に到着しました。
ククレジャは、イングランドでの優雅で贅沢な生活、つまり高級リゾート地にある広大なプライベート自然私有地内に佇み、5つの寝室と4つの浴室、温水プールやジャグジー、運河沿いの美しい景色を完備した1泊最低4000ユーロを超える超高級邸宅での暮らしを惜しげもなく手放し、マドリードでの新たな家族の生活基盤を構築するための引っ越し作業を進めています。
現在、ククレジャと彼の家族が新居として最優先で探しているのは、マドリードの郊外に位置する屈指の高級住宅エリアであるボアディーヤ・デル・モンテ、とりわけ最高レベルのプライバシーとセキュリティが保証されたラス・ロマスエリアの広大な庭付き一戸建てです。このエリアはチームの守護神ティボー・クルトワや、ダニ・カルバハルなども居を構える一流の場所。ククレジャが静かで閉ざされた環境を強く求める最大の理由は家庭環境にあり、彼の愛息の一人が自閉症スペクトラムを抱えているため、余計な外的ストレスを一切排除し、明確で穏やかな日々の生活ルーティンを提供するためです。
クラブ公式メディアの動画に登場した彼は、自身の意外なプライベートについて笑顔で語りました。
・自身の隠れた才能については『何一つ持っていない』と回答。
・好きなアーティストは『オズナ』、好きな食事は『寿司』。
・自身のプレースタイルを『何よりも熱量が高く、インテンシティに満ちた選手』と表現。
・チームメイトを地元のレストランに連れて行くなら『アレリャにあるお気に入りのサンドイッチ(ボカディージョ)屋』を選択。
・コナテから仲間へどんなプレゼントを贈るか、と聞かれ、『私は現在、経済的にかなりカツカツで貧乏な状態なので、一人で奢ることは不可能。他の新加入選手と費用を半分ずつ出し合って、チームメイト全員に夕食をご馳走するプレゼントにしたい』とユーモア溢れる回答を披露しました。
また、公式インタビューにおいて、バルセロナの育成出身でありながらマドリードの白いシャツを着る決断について、極めて感動的な言葉で以下のように語りました。
『本当に嬉しく、この瞬間をずっと長い時間待ち焦がれていました。ようやくここに辿り着くことができて興奮しています。この世界でレアル・マドリードのユニフォームに袖を通すことができる人間は、ほんの極わずかであり、私にとって信じられないほどの特権であり、名誉であり、そして私のこれまでのキャリアにおけるすべての泥臭いハードワークに対する、最高のご褒美をいただいた気持ちです。フットボールを始めた子供の頃の夢として、レアル・マドリードのような比類なきビッグクラブでプレーする機会を提示されて、断ることができる人間などこの世に存在しません。私にそのチャンスが舞い込んできたとき、心の中には何の迷いも、疑いも一切ありませんでした。これまでに数え切れないほどテレビの画面で見届けてきた、サンティアゴ・ベルナベウのあの魔法のような奇跡の夜や、劇的な大逆転劇、実に見事なチャンピオンズリーグの数々のトロフィー。今度はそれらを一人の主役として、ピッチの上で直接体験できるということは、とてつもなく重い責任を伴いますが、同時に私のこれからの人生において最も美しく、最も価値のある大きな挑戦です。一刻も早く満員のベルナベウのピッチに立ち、ファンの愛に満ちた大歓声とクラブのアンセムを肌で浴びたいです』 (via SPORT)
プロ未経験ハコボ・オルテガの1000万ユーロ売却とカンテラ売却で2億ユーロに迫る荒稼ぎ
レアル・マドリードの下部組織であるラ・ファブリカは、今やフットボール界における最大の資金源として機能しています。その驚異的なビジネスモデルを証明する新たな電撃的売却が成立しました。
レアル・マドリードCに所属する20歳のFWハコボ・オルテガが、フランス1部のレーシング・クラブ・デ・ストラスブール・アルザスへ完全移籍することが正式に合意に達しました。
驚くべきは、その破格の移籍金額です。ストラスブールは、オルテガの保有権利の70パーセントを買い取るために、なんと1000万ユーロという超巨額の移籍金を支払うことに合意しました。残りの30パーセントの権利はマドリードが維持し、将来彼がさらに他クラブへ移籍した際の莫大なマージンを確保する、クラブ伝統のスマートな契約条件となっています。
オルテガは、レアル・マドリードのファーストチームでの公式戦デビューを飾っていないばかりか、カスティージャでもわずか数試合、合計でも18試合に出場したのみの、プロレベルでの実績が完全に白紙の選手です。客観的な市場価値はわずか100万ユーロと査定されていたため、この10倍に跳ね上がった取引は、プロ未経験のカンテラーノの売却としてはクラブ史上最高額を記録する前代未聞の大金獲得となりました。
昨シーズン、オルテガはレアル・マドリードCで29試合に出場して8ゴールをマークし、チームの降格阻止に貢献。さらに、UEFAユースリーグにおいては大爆発し、決勝のクラブ・ブルージュ戦で値千金の同点ゴールを決め、PK戦の末にクラブ史上2度目となるユース欧州王者のタイトルを牽引しました。その圧倒的な活躍が評価されてカスティージャに昇格すると、限られた出場機会で6ゴールを叩き出しました。スペイン国内では、プリメーラでのデビューを確約して獲得に乗り出していたエルチェなどが熱烈に彼を追いかけていましたが、フランス側が提示した凄まじいマネーパワーがこの争奪戦を制しました。
今夏、レアル・マドリードがカンテラの若き至宝たちの売却のみによって得た純利益は、累計でなんと1億9900万ユーロを突破しました。
・ニコ・パスをイタリアのコモへ売却(買い戻し特約付き)
・ゴンサロ・ガルシアをフラムへ売却
・ビクトル・ムニョスをリバプールへ売却
・セサール・パラシオスをフラムへ売却
さらにマリオ・ヒラ、アルバロ・ロドリゲス、アレックス・ヒメネス、ビクトル・バルデペニャス、フラン・ガルシア、マリオ・マルティン、フラン・ゴンサレスといった名前が、莫大な資金となってクラブの金庫へと還流されています。
しかし、この徹底したビジネスライクな若手売却方針に対し、ベテランジャーナリストのロベルト・ゴメス氏は、ラジオ番組において、強い皮肉と怒りを込めて以下のようにクラブの姿勢を糾弾しました。
『私たちは日頃から、レアル・マドリードのカンテラは世界一の育成組織であると誇らしげに喧伝している。それなのに、いざ蓋を開けてみれば、その世界一の育成から生まれた最高に輝かしい若き才能たちは、ファーストチームのピッチに立たせてもらえることもなく、ただ他クラブから選手を買い漁るための資金調達の道具として冷酷に売却されているのが現実だ。一体、レアル・マドリードの純粋な生え抜き選手たちはどこへ消え去ってしまったのだ。彼らを獲得した人々や、このビジネスを称賛する人々の鼻を明かすような、彼らの素晴らしい活躍を新天地で心から期待するが、今のクラブのやり方には大きな疑問を禁じ得ない』 (via ElDesmarque)