第三の選択肢アントニオ・ラッピ氏の再浮上とクラブ買収・経営難への痛烈批判
かつてセビージャFCの取締役を務め、クラブ買収を目指すグループ「第三の選択肢(Tercera Vía)」の顔である地元実業家のアントニオ・ラッピ氏が、ポッドキャスト番組『Compagio Podcast』のインタビューで久々に公の場に姿を現し、現在のクラブ経営陣の姿勢を痛烈に批判しました。🎙️
昨シーズンを17位という降格寸前の惨状で終えたクラブに対し、ラッピ氏は現在も続く大規模な経費削減や経営計画の小粒さに強い不満を露わにしています。同氏は『野心という点において、我々がどれほど平庸なクラブになってしまっているか、時には情けなくなることすらある。経費を削るばかりで、これではクラブは前進しない』と一刀両断。さらにレアル・マドリードとの比較を引き出し、『レアル・マドリードはストライカーを獲得した上でマーケティングを展開するが、セビージャはストライカーを買えるかどうかを確認するためにマーケティングを行わなければならない状態だ』と、現在の危機的な財政状況と補強戦略の不備を指摘しました。💰
ラッピ氏は2025年末の株主総会において、主要株主ファミリー群に対して3億2000万ユーロ(約500億円超)規模の買収オファーを提示した実績を持ちます。その後、セルヒオ・ラモス氏率いるグループとの交渉破綻などを経て沈黙を守っていましたが、現在もクラブ売却プロセスはメイン債権者であるゴールドマン・サックスの管理下で継続しています。ラッピ氏は『もし自分にチャンスが与えられるなら、絶対にそれを無駄にはしない。何をすべきか、誰と組むべきかは熟知している』と語り、ジャーナリストのフェデ・キンテーロ氏らと共に新体制樹立への意欲を改めて強調しました。🤝
さらに、主要株主間の売却交渉が停滞している背景について『需要と供給、価格と価値が噛み合わないだけでなく、ロシアのオリガルヒか誰かに質入れされた株式が存在しており、本来の株主構造から逸脱していることに驚いている』と語り、バックステージでの不透明な株式取引や資金構造への警戒感を露わにしました。ピッチ上ではルイス・ガルシア・プラサ監督のもとでチームがラ・リーガ5位と健闘しているものの、フロントの混迷と過度な緊縮財政に対する懸念は依然として解消されていません。 (via MARCA / Estadio Deportivo / ElDesmarque)
