ナイロビで初のアカデミーキャンプを開催、アフリカの才能を発掘

ビジャレアルCFの国際アカデミー部門が、ケニアのナイロビにあるドン・ボスコ・ウトゥメのピッチで、現地企業New Hera Interconnectionと共同でクラブ初となるサッカーキャンプを開催した。対象はU-8からU-19までの少年少女で、スペインのクラブが直接赴き内側からサッカーの哲学を教えるのは、多くの子供たちにとって初めての貴重な経験となった。

予定していた50人を上回る55人の若者が参加し、年齢別に4つのグループに分けられた。地元のコーチたちとともに、ビジャレアルから派遣された国際部門のアレハンドロ・マルケスと女子チームのホルヘ・フステルの2名の指導者の下で5日間のトレーニングを実施。キャンプではクラブのメソッドに基づき、ピッチ上での実践練習だけでなく、実際のビジャレアルCFのプレーを分析するビデオセッションも行われた。

最大のモチベーションとして、参加した選手の中から特に優秀な2名が選抜され、来シーズンにスペインへ渡り、ビジャレアルの公式トーナメントに参加する権利が与えられる。

現地での指導にあたったアレハンドロ・マルケスは、子どもたちの姿勢に驚きを隠さず、『彼らは非常に働き者で、コーチの言葉にしっかりと耳を傾けます。スタート地点としては素晴らしいベースがあります。アフリカには多くの才能が眠っており、ヨーロッパのクラブは日々アフリカの国々に注目するようになっています』と大きな手応えを口にした。また、ビジャレアルが人口5万人の街のクラブでありながら、国際的な展開を通じて選手を育成する独自のメソッドを示したいという強い目的も語った。

女子チームのコーチであるホルヘ・フステルは、スペインとの戦術的レベルの違いを指摘しつつ、『才能は世界中のどこにでもあり、アフリカにもあります。ヨーロッパやアジアよりも多いかもしれませんが、それに取り組み、可視性を与える必要があります』と才能の原石を磨き上げることの重要性を強調した。

参加した子どもたちの中には、リヴァプールでプレーすることを夢見る14歳のジョーダンや、アーセナルでプロになることを目指す15歳のジュニアなど、明確な目標を持つ選手たちが目を輝かせていた。New Hera InterconnectionのCEO、マルティ・アリマニー・トーレスは『今回は市場の反応を見るためのテストでしたが、大成功だったと思います』と総括し、『ヨーロッパへの道はスペインの若者にとっても険しいものですが、不可能ではありません。サッカーは2日間のレースではなく、マラソンです』と子どもたちに向けて現実的かつ希望に満ちた言葉を贈った。(via SPORT)

【本日の総括】

コモ・カップでの逆転負けは、退場者や守備の連携不足など新シーズンに向けて修正すべき課題を浮き彫りにしました。一方で、経験豊富なペーテル・グラーチの獲得合意は、CLを見据えたチームに大きな安定をもたらす重要な補強となります。また、アフリカでのアカデミー展開やBチームの始動など、クラブの未来を見据えたプロジェクトも着実に進行しています。