UDラス・パルマス

日曜日の14:00に敵地でFCアンドラと対戦する。ルイス・ガルシア・フェルナンデス監督率いるチームは現在4位につけており、残り4試合に全勝し、2位アルメリアのつまずきを待つことで、自動昇格への切符(確率12%)を手にする栄光へのレースを戦っている。しかし、レジェンドであるジョナサン・ビエラ(36歳)が腸のトラブル(下痢)により遠征メンバーから外れるという悲しい結末を迎えている。ビエラは前節のカディス戦も首の痛みで急遽欠場しており、「首のトラブル」から「下痢のトラブル」へと状態が悪化。6月で契約が満了するためクラブでのサイクルは終わりを迎えつつあるが、指揮官はファンに別れを告げるため、残り試合で彼にプレー時間を確保する意向を明確にしている。(via SPORT)

また、クラブにはタイセイ・ミヤシロ (Taisei Miyashiro) という日本人選手が所属しており、この「カナリア諸島から世界へ」というプロジェクトの象徴となっている。彼の存在により、東京から1,800ユーロの航空券とホテル代を払い、ミヤシロのユニフォームに100ユーロを費やして応援に駆けつける熱狂的な日本人サポーター(タカハシ・セイイチ氏やマサヒデ・ベルフォード氏)がグラン・カナリアを訪れている。彼らは「日本のサッカー構造は選手の自由より上に置かれている」と分析しつつ、ミヤシロの素晴らしい人間性と努力、そしてラス・パルマスのプレースタイルに魅了されている。サポーターたちは自動昇格の達成を固く信じており、チャンピオンズリーグのアンセムが島に響くことを夢見て「もし昇格したら必ずまた戻ってくる」と約束している。ミヤシロの獲得は、クラブにとって国境を越えたアジア市場への強力な観光・マーケティングプラットフォームとしても機能している。(via SPORT)

CDテネリフェ

すでに来季のセグンダ・ディビシオン(LaLiga Hypermotion)での戦いが確定しており、来シーズン戻ってくることが明記されている。(via Estadio Deportivo)

【本日の総括】

首位ラシン・サンタンデールが順調に歩みを進める中、今節は2位アルメリアと3位デポルティーボの自動昇格争いが熾烈を極めている。特にデポルティーボは劇的な勝利で勢いに乗り、昇格への確固たる候補に名乗りを上げた。一方、4位ラス・パルマスは日本人選手ミヤシロの活躍や熱狂的なサポーターの支えを受けながら、わずか12%の自動昇格の奇跡を信じて背水を断つ戦いを続けている。

下位に目を向けると、名門レアル・サラゴサがブービーに沈み、カディスも8戦未勝利で降格の危機に瀕している。ウエスカやミランデスといった降格圏のチームも勝ち点獲得が絶対条件となっており、シーズン終盤の1ポイントがクラブの存続を左右する過酷なサバイバルが繰り広げられている。また、監督退任が決まったスポルティング・ヒホンのように、すでに来季を見据えた動きを加速させるクラブも現れ、昇格・降格・来季の編成という3つの思惑が複雑に交差する激動の週末となる。