レアル・マドリード / FCバルセロナ

元国際審判員のエドゥアルド・イトゥラルデ・ゴンサレス氏がラジオ番組に出演し、「ネグレイラ事件」を巡ってレアル・マドリードがUEFA(欧州サッカー連盟)に新たな文書を提出した件について、クラブ側の姿勢にある重大な矛盾を暴露・批判しました。

イトゥラルデ氏は、UEFAが発表した最新の声明について、単に2023年から継続中の調査に関してレアル・マドリードから追加の資料を受け取ったと通知しただけであり、実質的な進展を意味するものではないと説明しました。さらにUEFAの規律規定(第4.2条)を引き合いに出し、UEFAからスポーツ面の処分が下されるには審判の判断が試合結果に影響を与えたことを証明する必要があるものの、3年間に及ぶ治安警備隊の捜査でも審判への具体的な影響は一切証明されておらず、今後も証明されることはないと断言。試合結果への影響が証明できない以上、スポーツ汚職は成立しないと論じています。

特にイトゥラルデ氏が疑問を呈したのが、レアル・マドリードの二面性です。レアル・マドリードはUEFAに対して「早期の決断」を要求している一方で、スペイン国内の司法手続きにおいては自ら延期申請を繰り返して解決を遅らせています。イトゥラルデ氏は『レアル・マドリードが最新の声明でUEFAに早期決定を求めながら、スペイン国内では延期申請を出してネグレイラ事件の手続きを長引かせているのは実に妙な話だ』と語り、ピッチ上で結果が出ない時期におけるクラブの煙幕・話題逸らし工作ではないかと厳しく指摘しました。また『仮にスポーツ汚職を証明する5万ページもの決定的な書類があるのなら、UEFAではなくスペインの裁判所に提出すべきだ』とも述べています。(via Estadio Deportivo)