FIFA、イスラム教徒の選手への配慮でMVPトロフィーのビールロゴを消去

今大会のW杯では、各試合後にファン投票で選ばれるMVPに贈られるトロフィーのデザインが、特定の選手に対してひっそりと変更されています。このトロフィーのスポンサーはビールブランドのミケロブ・ウルトラですが、アルコールの摂取を禁じられているイスラム教徒の選手が選ばれた場合、FIFAはトロフィーや記念撮影用のバックボードからビールブランドのロゴを完全に消去する対応を取っています。この配慮はエジプト代表のモハメド・サラーがMVPに選出された際に特に顕著に見られました。サラーはゴール後にピッチでひざまずいて祈りを捧げるなど、自身の信仰を公にしている選手の一人です。今大会は、ウズベキスタン、イラン、ヨルダン、カタール、サウジアラビア、イラク、トルコ、ボスニア・ヘルツェゴビナ、モロッコ、チュニジア、アルジェリア、セネガル、エジプトなどイスラム教徒が多数を占める国の出場が多く、またフランス代表やスペイン代表のラミン・ヤマルなど、多国籍なチームにも多くのイスラム教徒の選手が在籍しているための措置です。(via Mundo Deportivo)

イラクでは「クラシコ」の日が祝日になるほどのサッカー熱

イラク代表を率いるオーストラリア出身のグラハム・アーノルド監督が、イラクの異常なまでのサッカー熱について驚きのエピソードを明かしました。アーノルド監督はFIFAのジャンニ・インファンティーノ会長に対し、『サッカーにこれほど執着している国は見たことがありません。バルセロナとレアル・マドリードが試合をする日は祝日になります。おそらく彼らは半日しか働かないのでしょう。初めてそこへ行った時、私は圧倒されました』と語りました。スペインでは平日にクラシコが開催されても祝日にはなりませんが、イラクではテレビをつければヨーロッパのトップリーグの試合がどこでも見られる環境があり、国民の生活の中心にサッカーが根付いています。アーノルド監督は『彼らは熱狂的で、多くの情熱と誇りを持っていますが、同時に選手たちに大きなプレッシャーもかけています。彼らのサポートは素晴らしく、私たちがW杯の出場権を獲得するのに本当に役立ちました』とファンへの感謝を述べました。(via Mundo Deportivo)

サバデルのGKディエゴ・フオリ、昇格祝賀会での首相侮辱煽りでクラブから制裁

CEサバデルのGKディエゴ・フオリが、市庁舎で行われたセグンダ・ディビシオンへの昇格祝賀会の場で、ペドロ・サンチェス首相に対する侮辱の言葉を煽ったとして、近隣住民の協会からヘイトクライムで告発される事態に発展しました。この出来事はクラブの歴史的な昇格の祝祭ムードに水を差す結果となり、CEサバデルのパウ・モリージャ=ヒネル会長は記者会見でこの問題について言及しました。会長は『彼(フオリ)はクラブの内部規定に従って制裁を受けます』と明言し、この不祥事に毅然と対応する姿勢を示しました。さらに会長は『私たちはより大きな責任があることを理解しなければなりません。価値観の面で模範となりたいですし、異なるルールと要求があるカテゴリーに入ることを理解する必要があります。起きた出来事の結果は、指数関数的に重要性を増します。私たち全員がこのクラブを愛しているからこそ、こうしたゲームのルールが異なることを理解しなければなりません』と、選手やクラブ全体に対してプロとしての自覚を強く求めています。(via ElDesmarque / Esport3)