バレンシアCF対ヴィニシウスの法廷闘争へ
⚖️ ピッチ上での直接対決が消滅した一方で、バレンシアCFとヴィニシウス・ジュニオールの因縁は「裁判所」という新たな舞台で火花を散らすことになります。
次回リーグ戦の11日前にあたる2027年2月17日、バレンシアCFが提訴した裁判の初公判が開廷されることが決定しました。この裁判は、ブラジルの映像制作会社「Conspiraçao Films」が制作したヴィニシウス・ジュニオールのドキュメンタリー映画『Baila, Vini』において、メスタージャの観客やクラブの名誉を不当に傷つけたとしてバレンシア側が法的措置に踏み切ったものです。
バレンシアCF側は、ドキュメンタリー内で使用された映像において、メスタージャのスタジアム全体が『mono, mono(サル、サル)』と人種差別的な合唱をしているかのように思わせる音声の捏造・差し替えが行われたと指摘しています。実際の映像では、観客が『tonto, tonto(アホ、マヌケ)』と叫んでいた音声であったにもかかわらず、制作側が意図的にテロップや音声を改ざんして編集・放映したとして、クラブとファンの誇りを守るために提訴に至りました。
2023年の人種差別問題発生以来、バレンシアCFは差別行為を断固として糾弾し、違反者の永久追放や有罪判決への全面協力を実施してきました。それにもかかわらず、スタジアム全体を差別的だと決めつける偏向報道や映像制作に対してクラブは一歩も引かない構えを見せており、2月17日の開廷日はピッチ外での両者の大きな決着の場となります。(via ElDesmarque)