バスコニア・アラベスグループのケレヘタ会長が退任検討か!1億5300万ユーロ事業に暗雲
デポルティーボ・アラベスを傘下に収める「バスコニア・アラベス・グループ」のオーナーであり、サスキ・バスコニアのトップを務めるホセアン・ケレヘタ会長が、会長職およびクラブ経営からの撤退・退任を本格的に検討していることが判明しました。
この決断のきっかけとなったのは、ホームのフェルナンド・ブエサ・アレーナで行われたレアル・マドリード戦の敗戦後、スタジアムのファンから叩きつけられた白いハンカチを振る辞任要求抗議(ハンカチ抗議=pañolada)と苛烈な批判でした。奇しくもその日は、1988年10月27日に彼が会長に就任してからちょうど38周年を迎えた節目の日でした。
ケレヘタ会長は直前にコパ・デル・レイ王者であるパオロ・ガルビアティ監督を欧州戦線での不振を理由に解任し、ペラソヴィッチ新監督を招聘したばかりでした。固い信念を持つ指導者として正当な批判は受け止めるものの、個人的な侮辱や人格否定にまで至った抗議に強いショックを受け、一線を越えたと感じています。
この退任検討はクラブの未来に極めて深刻な影を落としています。現在グループでは、アラベス県評議会からブエサ・アレーナを買い取り、5つ星級の複合商業・スポーツ施設へと進化させる総額1億5300万ユーロ(約250億円規模)に及ぶ超大型の投資・再生プロジェクトを推進している最中でした。人口25万人規模の都市ビトリア=ガステイスにおいて、欧州の巨大クラブと競合するための死活問題として立ち上げた計画です。
地域社会での合意形成の難しさも浮き彫りになる中、ケレヘタ会長がもし身を引くことになれば、グループ全体の存続や経営基盤、そしてアラベスを含むスポーツ事業全体に計り知れない激震が走ることになります。(via Mundo Deportivo)
【本日の総括】
首位バルセロナとの敵地決戦に向け、キケ・サンチェス・フローレス監督のもとチーム内で決起集会が開催され、10年ぶりの敵地勝利へ決意を新たにしました。一方、クラブ親会社のケレヘタ会長がサポーターの抗議を受けて退任を検討するという大波乱も浮上しており、ピッチ内外で極めて重要な局面を迎えています。