体育教師からの異色のキャリアと憧れの指導者

プロ選手としての経験がないルイスカストロ監督は、自身の異色のキャリアについても語りました。『自分がここまで来るとは思っていなかった。元々は体育教師で、ハンドボールやフットサル、空手、水泳などもやっていた。大学時代にヴィゼラというクラブから週末に子供たちにサッカーを教えないかと誘われたのが始まりだ』と振り返ります。

5歳や6歳の子供たちの指導から始まり、そこから着実にステップアップしていきました。『サウジアラビアからプロのオファーが来て教師を辞める決断をした。自分が優秀な監督になれるかどうか悩んだ時期もあったが、長期的な計画があったわけではない。ただ真摯に働き、一歩一歩進んできた結果が今につながっている』と、地道な努力の積み重ねであることを強調しました。

憧れの指導者については、『最初はモウリーニョだった。彼がポルトを率いていた頃、そのプレーは素晴らしく、同じ体育教師出身ということで大学生の憧れの的だった』と明かしています。その後、グアルディオラやクロップからも影響を受けたそうですが、現在最も惹かれているのは意外な人物でした。『現在プレースタイルや人間性で最も惹かれるのは、オリンピックリヨンのパウロフォンセカだ。資金がない中で主力を失い、降格の危機に瀕しながらも素晴らしいシーズンを過ごしている』と、同郷のポルトガル人指揮官へのリスペクトを語りました。(via SPORT)

【本日の総括】

絶望的な状況からチームを救ったルイスカストロ監督のインタビューからは、揺るぎない信念、選手たちとの対話を重視するメンタリティ改革、そしてレバンテというクラブへの深い愛情がひしひしと伝わってきます。2028年までの長期契約を手にし、来季以降の新たなプロジェクトでのさらなる飛躍に大きな期待が持てます。