ラシン・サンタンデール
圧倒的な強さでレギュラーシーズンを制し、見事14年ぶりの1部リーグ復帰(昇格)を果たしました。最終節ではカディスを相手に4-1の快勝を収めています。ホセ・アルベルト・ロペス監督が築き上げた明確なスタイルと個々の能力が融合し、リーグ最多の90ゴールを叩き出しました。失点は61とやや多かったものの、圧倒的な攻撃力で他を寄せ付けませんでした。(via MARCA)
その攻撃陣を牽引したのが、アンドレス・マルティンとイニゴ・ビセンテです。アンドレス・マルティンは最終節まで得点王争いを繰り広げ、24ゴール9アシストを記録しました。昨季の16ゴール17アシスト(計33貢献)に続き、今季も計33ゴールに直接関与する大車輪の活躍を見せました。一方のイニゴ・ビセンテは、『デリオの魔術師』の異名通り、他の選手には見えないパスコースを突き、驚異の20アシストを記録。さらに9ゴールを挙げ、ダブルダブルまであと一歩に迫る計29ゴールに関与しました。(via MARCA)
チームの若き至宝である19歳の左サイドバック兼センターバック、ホルヘ・サリナスには欧州のビッグクラブが熱視線を送っています。年代別スペイン代表にも名を連ねる彼は、今季プロとしてのフルシーズンで33試合に出場し7アシストを記録。アトレティコ・マドリードやFCバルセロナが獲得を狙っているほか、パリ・サンジェルマン、ニューカッスル、バイエル・レバークーゼンも動向を追っています。契約は2029年6月まで残っており、契約解除金は1600万ユーロに設定されています。ラシンは彼の残留を望んでいますが、他クラブが獲得後にレンタルでラシンに留まらせるという形でのオファーも検討されているようです。(via ElDesmarque)
デポルティーボ・ラ・コルーニャ
LALIGA EA SPORTS(1部リーグ)への直接昇格を見事に成し遂げました。アントニオ・イダルゴ監督の下、盤石の戦いを見せましたが、来季に向けてフェルナンド・ソリアーノSDが守備陣、特にゴールキーパーの再編に着手しています。昨冬に加入して昇格に大きく貢献したアルバロ・フェルージョと、後半戦は控えに回ったものの貴重な存在であるヘルマン・パレーニョの残留は確定しています。一方で、エリック・プエルトは退団し、その分の資金を投じて、フェルージョと高いレベルでポジション争いができる実力派のGKを移籍市場で探しています。(via ElDesmarque)
昇格の立役者の一人であるカナリア諸島出身のイェレマイ・エルナンデスには、ポルトガルのスポルティングCPやベンフィカから熱烈なオファーが届いています。特にスポルティングCPは、約4000万ユーロという天文学的な移籍金を準備していると報じられました。しかし、イェレマイ本人はポルトガル紙のインタビューで、『僕には2030年まで契約があるし、今はバカンスに行くことしか考えていない。他の人が去るような状況でも、僕は常にデポルを信じてきた。クラブと代理人にすべてを任せている』と語り、移籍の噂を一蹴しました。また、ここ数ヶ月悩まされている恥骨炎については、『プレーはできるが、自分の本来のプレーができない厄介な怪我だ』と明かしています。(via SPORT)
一方で、昇格を祝うリアソール・スタジアムでのラス・パルマス戦後、ピッチになだれ込んだ一部のファンによる暴動が問題となっています。クラブのインフラ責任者であるホセ・ヌニェス氏や公式声明によると、発煙筒によってピッチが15箇所焼け焦げ、752席の座席が引き剥がされ、ミュージアム周辺にも被害が出ました。通常1シーズンで壊れる座席が50席程度であることを考えると、異常な被害規模です。クラブはこの事態を強く非難し、犯人の特定と処分を進めると同時に、罰金や一部スタンドの閉鎖処分を受ける可能性を危惧しています。しかし、スペイン代表対イラク代表の親善試合に向けて、オランダから専用のミシンを借りる時間がなかったため、手作業で芝を縫い合わせるなど、昼夜を問わず修復作業が進められており、選手の安全は完全に保証されると断言しています。(via Estadio Deportivo)