ダニ・セバージョスの帰還
毎夏の恒例となっていたダニ・セバージョスの去就問題が、ついにハッピーエンドを迎えようとしている。レアル・マドリードとの契約を正式に解除したセバージョスは、幼少期から愛するレアル・ベティスへのフリートランスファーでの加入が確実視されている。マドリードでは絶対的なスタメンではなかったものの、ルカ・モドリッチやトニ・クロースといった名手たちの中で限られた出場機会を活かし、確かなクオリティを示してきた。29歳となった今、彼の帰還はマヌエル・ペジェグリーニ監督の中盤を大幅に強化するものになる。
彼の地元であり、300人以上のソシオを抱える50年以上の歴史を持つ「ペーニャ・ベティカ・デ・ウトレラ」でも、このニュースは熱狂的に受け止められている。地元のファンたちは『彼が自分の町に来てくれるのをずっと待っていた。彼も歳を重ね、準備を整えてきた。プレーはどんどん良くなっているし、強くなってきている。今こそベティスに来る時だ。彼がベティスにいるなら、私たちのペーニャにも頻繁に来てくれるだろう』と期待に胸を膨らませている。
かつてベティスを去る際の方法が物議を醸し、一部のファンの間でしこりが残っていたことも事実だ。しかし、あるファンは『その当時、彼はクラブに恩恵をもたらさなかった。しかし、ファンは寛大で、両手を広げて彼を歓迎するだろう』と語り、別のファンも『彼が去った時、ファンは怒っていた。しかし、彼にはベティスの魂がある。彼が来て、全力を尽くしてくれることを願っている』と過去を水に流す姿勢を見せている。
さらに、復帰後の活躍について『ダニ・セバージョスがイスコ・アラルコンと一緒に本来のプレーを見せ始めれば、偉大なベティスが見られるだろうし、ヨーロッパを脅かす存在になる』と夢を膨らませる声も聞かれた。セバージョスは現在、地元ウトレラに大きな家を建てており、頻繁にパデルを楽しむ姿が目撃されるなど、すでに地元に完全に溶け込んでいる。彼のベティスへの愛と熱意が、再びベニート・ビジャマリンのピッチで爆発する日は近い。
(via Estadio Deportivo)
中盤の再構築とファクンド・ベルナル
中盤の再編成を進めるベティスは、セルジ・アルティミラのスポルティングCPへの売却(移籍金1850万ユーロ+ボーナス200万ユーロ、ベティスは選手保有権の15%を手放す計算)が最終段階に入っている。また、ネルソン・デオッサの売却も見据え、ソフィアン・アムラバトの去就も不透明な中、マヌ・ファハルドSDは新たなピボーテの獲得に向けて本格的に動き出している。
リストにはチェーザレ・カサデイ(トリノ)、ニコラス・ラスキン(グラスゴー・レンジャーズ)、エミリアーノ・マルティネス(パルメイラス)といった名前が並ぶが、現在最も強力に推し進められているのが、フルミネンセに所属する22歳のウルグアイ人MF、ファクンド・ベルナルだ。
ブラジルの有力メディア『Globo』は、ベティスがベルナルに対して約880万ユーロのオファーを提示したと報じた。これは昨夏に提示した額よりも約200万ユーロ高い金額だ。ベティス内部はこの金額での正式オファーの存在を否定しているが、彼に対する強い関心は隠していない。ベルナルの現在の市場価値は約600万ユーロまで上昇しているが、彼の保有権の40%は前所属のデフェンソール・スポルティングが持っているため、フルミネンセとしては安値での売却を避けたい事情がある(フルミネンセは保有権の60%を330万ユーロで獲得していた)。
ベルナルに近い関係者は、ベティスとの接触やブラジルでの報道を否定しておらず、移籍のボールはベティス側にあるとしている。ベルナル自身も、ヨーロッパの舞台、特にチャンピオンズリーグでプレーする魅力を感じており、ベティスへの移籍を前向きに捉えている。フルミネンセとの契約は2028年6月末まで残っているが、本人の意志は今夏の欧州挑戦に傾いている。ベティスはアルティミラとデオッサの売却で得た資金を元手に、このウルグアイの若き才能を確保する構えだ。
(via Estadio Deportivo)