敵地カンプ・ノウを沸かせたジョゼ・モウリーニョの「劇的リアクション」と試合前のルニンへの金言
敵地カンプ・ノウに乗り込んだレアル・マドリードのジョゼ・モウリーニョ監督は、試合中も試合後もピッチ脇で圧倒的な存在感を解き放ちました。
前半10分に自チームに不利な判定が下された際には、ベンチを飛び出して狼のような勢いで主審のマルティネス・ムヌエラに詰め寄り、カンプ・ノウのスタンドからは『劇場へ行け、ジョゼ・モウリーニョ!』と皮肉交じりの大合唱が巻き起こりました。さらにキリアン・ムバッペがチーム2点目のゴールを決めた瞬間には、ピッチ脇の芝生の上で膝立ちになって歓喜を爆発させ、試合終了のピッタリ直後には真っ先にゴールキーパーのアンドリー・ルニンのもとへ駆け寄って力強く抱きしめました。
記者会見に臨んだモウリーニョ監督は、ティボー・クルトゥワの直前離脱によって急遽先発を務めることになったルニンとの試合前のやり取りを明かしました。モウリーニョ監督は『お前はベンチに座るために練習しているのではない。ピッチに出て行ってプレーするために毎日ハードワークしているんだ。そこへ行って思い切りプレーしてこい』と声をかけて精神的な不安を取り払ったことを語り、「誰もクルトゥワがいないことを理由に泣き言を言わなかった」と一致団結したチームの絆を誇りました。
また、頭部手術からわずか1週間でベンチ横に駆けつけた若手DFラウル・アセンシオの情熱や、試合中に負傷を抱えながら40分以上限界まで走り続けたフェデリコ・バルベルデの闘志を大絶賛しました。モウリーニョ監督は『我々は単にカンプ・ノウで勝つためだけに戦っているのではない。リーグタイトルを獲得するために戦っている』と強調し、大勝にも気を緩めることなく次戦を見据えて兜の緒を締め直していました。
(via SPORT / ElDesmarque)