ヴィニシウス・ジュニオールへの人種差別問題が裁判へ
2023年10月21日にサンチェス・ピスフアンで行われたセビージャFC対レアル・マドリード戦において、レアル・マドリードのブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールに対して人種差別的な暴言およびジェスチャーを行った元セビージャ会員の男に対する裁判が、9月22日(火)にセビージャ高等裁判所で開廷する。
検察側の起訴状によると、被告の男は試合後半の83分から86分にかけ、ピッチに近いGol Norteスタンドの座席からヴィニシウス選手に対して皮膚の色を侮辱する言葉を繰り返し浴びせたとされる。具体的には、サルの動作を真似しながら「mono(サル)」と連呼し、動物の鳴き声を模した差別的な嫌がらせを行った。
検察側はこれらの行為が道徳的体面に対する罪に該当するとして、被告に対して懲役1年9か月を求刑している。
セビージャFC側は事件発覚直後、防犯カメラの映像等を用いて迅速に人物を特定。速やかにスタジアムからの追放処分を科すとともに、クラブ内部規定を適用してソシオ資格を剥奪する断固とした措置をとった。ラ・リーガもスポーツ委員会および司法機関に告発を行っており、スペインサッカー界における差別撲滅に向けた重要な裁判として注目を集めている。
(via Estadio Deportivo / SPORT / ElDesmarque)