ラス・パルマス & レアル・サラゴサ

ラス・パルマスでは、キャプテンでありクラブの象徴的存在であるホナタン・ビエラ(36歳)が6月に退団することが決定した。明日のレアル・サラゴサ戦が、彼にとって本拠地グラン・カナリア・スタジアムでの最後のリーグ戦となる。ビエラは『ラス・パルマスからは引退するが、サッカーを続ける時間はまだたっぷりある』と現役続行の意向を示している。ルイス・ガルシア・フェルナンデス監督は、彼がプレッシャーを感じず、試合に落ち着きをもたらす重要な存在であると称賛している。ビエラは今後、地元アルカスCFのSegunda RFEFへの昇格プロジェクトに関わる可能性も囁かれている。

一方、対戦相手のレアル・サラゴサは絶体絶命の危機に瀕している。現在リーグ最下位に沈んでおり、16人もの欠場者を抱える野戦病院状態だ。残留圏まで残り2試合で5ポイント差と、この試合でPrimera RFEF(3部)への降格が決定する可能性が極めて高い。

さらに、来季のサラゴサの新監督としてイバイ・ゴメスの就任が合意に達した。契約は1年で、昇格した場合に1年延長のオプションが付く。皮肉なことに、イバイ・ゴメスは2013年、アスレティック・ビルバオの選手としてロマレーダで決勝ゴールを決め、サラゴサを2部降格に追いやった張本人である。指導者としてはドミニカ共和国五輪代表やアンドラなどで経験を積み、3部降格が濃厚な名門の再建という困難なミッションに挑むことになる。(via SPORT)

【本日の総括】

セグンダの終盤戦は、各チームの運命を大きく左右するドラマに満ちている。ラシン・サンタンデールは因縁の地で14年ぶりの1部昇格とリーグ優勝に王手をかけ、カステリョンはプレーオフ進出を目指す。一方で、名門レアル・サラゴサは3部降格というクラブ史上最大の危機に瀕しており、新監督イバイ・ゴメスのもとでの過酷な再建が待ち受けている。ウエスカも残留をかけた死闘を強いられており、昇格と降格の明暗がくっきりと分かれる残酷な週末となりそうだ。