敵地での痛恨の敗戦。6年以上勝てない呪われた地でまたもリベンジならず

ビジャレアルはアウェイでのアラベス戦に臨みましたが、1-0での手痛い黒星を喫してしまいました。この敗戦により、ビジャレアルにとってメンディソルサがいかに相性の悪いスタジアムであるかが改めて浮き彫りになりました。実はこのスタジアムは、近年のビジャレアルにとってリーガの中で最も鬼門となっている場所です。最後にこの地で勝利を挙げたのは2020年1月25日のことで、そこから実に対戦成績は泥沼化しており、今回もその呪いを解くことはできませんでした。これまでに監督や選手、世代が何度も交代してきたにもかかわらず、スタジアムに立ち塞がる壁をどうしても越えられない歴史が、またしても繰り返される結果となっています。 (via MARCA)

ゴールに嫌われ続けた夜。奇跡の1プレーで3連続ポスト直撃と決定力不足の代償

試合は立ち上がりからビジャレアルがポゼッションで優位に立ち、主導権を握る展開となりました。しかし、31分に相手の素早いカウンターからワンチャンスをものにされ、ルーカス・ボジェに先制ゴールを許してしまいます。その後はアラベスの強固な守備ブロックと守護神アントニオ・シベラの驚異的なセーブにことごとく阻まれ、決定的な場面を活かせない時間が続きました。ジェラール・モレノやニコラ・ペペの決定機も相手キーパーに阻まれ、後半には交代枠を積極的に使って超攻撃的なシステムへとシフトしたものの、どうしても1点が奪えません。特に試合終了間際の84分には、アルベルト・モレイロのクロスからフアン・フォイスが合わせたシュートがポストを叩き、そのこぼれ球がさらにディフェンダーのヴィレ・コスキに当たって再びポスト、さらに跳ね返りがもう一度ポストに当たるという、1回のプレーで計3回もポストに直撃する奇妙極まりない不運に見舞われました。運にも見放されたビジャレアルは、そのまま無得点で試合を終えることとなりました。 (via SPORT)

自己陶酔の罠。イニゴ・ペレス監督が指摘した良いプレーに酔いしれた一瞬の隙

開幕から3試合を消化し、未だ勝利がないイニゴ・ペレス監督は、試合後の会見で複雑な胸中を明かしました。指揮官はチームが目指すスタイルの構築について、プロセス自体は順調に進んでいると語りつつも、勝負どころでの集中力の欠如を厳しく指摘しました。監督は『自分たちのプレーがあまりにも上手くいっていると、つい自分たちの良さにうっとりとして自己陶酔に陥ってしまう。そして相手のカウンターに対処するために守備への切り替えを急がなければならない瞬間に、その気持ちの緩みから動作が遅れてしまう。このような一瞬の気の緩みや活動の低下が、前節のレーシング戦に続いて今日も失点という形で代償を払うことになってしまった』と悔やみました。また、自身の進退についての質問に対しても『サッカー界で何が起きようとも恐れることはない。クラブのエンブレムに対して最大限の責任を負っているが、今はそれよりもチームを成長させるための改善と修正のプロセスに全神経を集中させている』と毅然とした態度で語りました。 (via Estadio Deportivo)

次戦のホーム2連戦を見据えるエース。ジェラール・モレノが語る敗北の受け止め方と前への視線

今回の試合で先発出場を果たしたエースのジェラール・モレノは、敗戦のショックをにじませつつも、すぐに前を向く必要性を訴えました。試合内容については『自分たちが試合を支配し、多くのチャンスを作っていた中で、あの1失点が大きな痛手となってしまった。特にメンタル面で相手に先制を許したダメージは大きかった』と振り返っています。一方で、シーズン序盤での敗戦に対して過度にパニックになる必要はないとも語り、『まだ3試合を終えたばかりなので、ドラマチックに悲観する必要はない。しかし、ここから勝ち点3を積み重ねていく必要があるのは事実。これからホームでの試合が2回続くので、自分たちの本拠地を要塞のように強くして、そこで確実に勝利を手にするためにチーム一丸となって解決策を見つけなければならない』と力強く語りました。 (via SPORT)

移籍市場閉幕間近。強化担当ロイグ・ネゲロレス氏が明かした最終補強プランと現有戦力維持の決意

夏の移籍市場の締めくくりが目前に迫る中、ビジャレアルの強化責任者であるフェルナンド・ロイグ・ネゲロレス氏が今後の市場での動きについて明確な方針を示しました。一部で噂されている主力の流出懸念を完全に払拭するように、同氏は『この夏の移籍市場における選手たちの放出はこれ以上一切行わない。もし動くとしても、獲得側の補強として最大であと1名の選手が加わる可能性があるかどうか、というレベルに留まるだろう』と断言しました。これにより、イニゴ・ペレス監督が率いる現行のチーム骨格を維持したまま、チャンピオンズリーグと国内リーグを戦い抜くための基盤が確定することになります。 (via Estadio Deportivo)

チャンピオンズリーグ初戦の行方。クラブがアウェイ発進を強く望む特別な理由

先日、チャンピオンズリーグの対戦相手が決定し、ビジャレアルはホームでパリ・サンジェルマンやマンチェスター・ユナイテッドを迎え撃ち、アウェイでリヴァプールやボルシア・ドルトムントといった超強豪と戦う過酷な組み合わせが確定しました。公式な対戦スケジュールや試合順序は今週末に発表される予定ですが、クラブは第1節(9月6日〜8日)をアウェイでスタートすることを切望している模様です。その理由は、この期間がホームタウンであるビラ=レアルの伝統的なお祭りと完全に重なるためです。街中が祝祭ムードで包まれる中、ホームでの大規模な国際試合の開催を避けることで、運営上の混乱を減らし、最適な状態で大一番を迎えたいというクラブ側の現実的な願いが背景にあります。 (via SPORT)

敵地での特別な再会と新戦力サリバの初のベンチ入り。チームの現在地を物語る小ネタ集

今回の遠征では、多くのファンに愛された元選手との心温まる交流も見られました。かつてビジャレアルで活躍し、現在はアラベスに所属するデニス・スアレスが、試合前にビジャレアルのスタッフやかつてのチームメイトたちと再会。お互いに笑顔で旧交を温める微笑ましい光景がピッチ脇で見られました。また、チームに合流したばかりの新戦力であるナタン・サリバも、今回の遠征で初めて公式戦のメンバー入りを果たしました。試合でのデビューはお預けとなりましたが、ビジャレアルの新たな一員として、着実にチームへ溶け込みつつあります。 (via SPORT)

【本日の総括】

ゲームを圧倒的に支配しながらも決定力不足に泣き、不運なトリプルポスト直撃もあって呪われた地での勝利はまたもお預けとなりました。しかし、プロセスを信じるペレス監督のもと、ホーム2連戦で待望の初白星を狙うチームの視線はすでに前を向いています。