ラシン・サンタンデールとのゴロサベル移籍交渉を巡る心理戦
アスレティックのフロントを率いるミケル・ゴンサレスSDは、新シーズンでのヨーロッパリーグ挑戦などを見据えたチーム編成を進める一方で、現在は構想外となった選手の放出(オペレーション・サリダ)に全力を注いでいます。すでにフレン・アギレサバラのラシン・サンタンデールへの完全移籍を完了させましたが、ゴロサベルの売却交渉において、ラシン側が「買いたたき戦略」を再び仕掛けているとして警戒感を強めています。
ラシンのスポーツディレクターを務めるチェマ・アラゴン氏はレサマの下部組織の才能を熟知しており、交渉のプロとして知られています。アギレサバラの交渉時、アラゴン氏は一度メディアに対して獲得を完全に否定する公の声明を発表し、そのわずか2日後にはアスレティック側に対して移籍金を大幅に引き下げさせることに成功しました。
現在、ゴロサベルを巡ってバレンシアがアルナウ・マルティネスに関心を移したことでオサスナが優勢と見られていましたが、ラシンが獲得競争に名乗りを上げています。アスレティックとしては放出対象であっても適切な移籍金を回収したいと考えており、ラシン側が同じような「一度引き下がって値を下げる」心理戦を仕掛けていることを察知し、交渉は9月1日の締め切り直前まで長期化する様相を呈しています。(via ElDesmarque)
【本日の総括】
プレシーズン全8試合を終え、アスレティックはテルジッチ新監督のもとで3-4-3の可変システムへの移行という大きな戦術改革を進めています。アタランタ戦での敗戦や守備の緊急事態により課題も残りますが、ウナイ・シモンの実戦復帰や若手カンテラーノの台頭などポジティブな要素も多く、8月22日のセビージャとの開幕戦に向けて本格的な調整に入ります。