FC アンドラ&CD カステリョン

FCアンドラが首位争いを繰り広げるCDカステリョンを1-0で破り、相手の無敗記録をストップさせた一戦の裏側で、アウェイサポーターの締め出しを巡る前代未聞の場外大騒動と抗議劇が発生していた。

アンドラクラブ側がアウェイ客向けチケットの販売を極端に制限した結果、カステリョンから敵地アンドラへ遠征した1,000人を超える熱狂的なサポーターの大部分がスタジアムへの入場を拒否される事態となった。実際にスタジアム内のアウェイ観客席へアクセスできたのはわずか200人程度であり、他に現地居住者の協力等で個別にチケットを得られた数十名を除き、残りのサポーターは入場できなかった。この影響で、スタジアム「Estadi Nacional」の観客席は半分近くが空席という非常に異様な光景の中で試合が行われることとなった。

チケットを入手できず締め出された1,000人以上のカステリョンファンは、スタジアム到着時にチームバスを熱狂的な大声援で迎えた後、試合中もスタジアム周辺の街頭や近隣のバーに集まり、パブリックビューイング状態でチームへ声援を送り続けた。

そして、このアンドラ側の対応に対して最も激しい怒りと不快感を示したのが、CDカステリョンのクラブ幹部陣だった。カステリョン側はアンドラ側のチケット制限措置に対する直接的な抗議の意思表明として、スタジアムの VIP 貴賓席(パルコ)への着席を全面的にボイコットした。

カステリョンのゼネラルマネージャーを務める Alberto González(アルベルト・ゴンサレス)は、用意されていた貴賓席に座ることを断固拒否し、自ら200人のサポーターが身を寄せるゴール裏のアウェイエリアへと足を運び、一般ファンと一緒に立ちながらチームを応援した。一方、FCアンドラのオーナーである ジェラール・ピケ(ジェラール・ピケ)は、自身のプライベートボックス席からこのスタンドの異様な光景と試合の行方を観戦していた。(via SPORT)