CD Eldense
ピッチ上ではレアル・オビエド戦、コルドバCF戦と2試合連続で劇的な逆転勝利を収め、最高のロケットスタートを切ったレオ・メッシオーナー率いるCDエルデンセにおいて、ピッチ外のクラブ最高経営組織(SAD理事会: Consejo de Administración)の全組織図と顔ぶれが公式発表された。
クラブの全株式買収に伴う旧体制からの完全刷新が行われた中で、ゼネラルマネージャー(Director General)には Mario Rosas(マリオ・ロサス)が唯一留任することが決定した。ロサスは旧所有者である Grupo TH からの絶大な信頼を集める人物であり、前会長カロリーナ・オルギン(Carolina Holguín)が担っていたメディア対応やクラブの公式代表としての表舞台の露出を、今後は全面的に引き継いで強化していく役割を担う。
新生エルデンセの会長(Presidente)に就任したのは パブロ・ガルシア Montañés(パブロ・ガルシア・モンタニェス)だ。彼はアンドラの大手プライベートバンク「Andbank」のジェネラルセクレタリーを務め、デジタルネオバンク「MyInvestor」にも深く関与する金融規制、コーポレートガバナンス、法律のトップエキスパートであり、リオネル・メッシから最も厚い信頼を寄せられている人物である。オルギンおよびパスクアル・ペレスの後任としてクラブの最高責任者に就いたモンタニェス新会長は、ホームの「Nuevo Pepico Amat」で開催されたオビエド戦とコルドバ戦の連勝劇を現地貴賓席で観戦し、エルダ市長のルベン・アルファロ(Rubén Alfaro)ら要人と会談を重ねている。ただし、クラブ関係者によると新会長は表立ってメディアに出るスタイルは取らず、実務とガバナンスに集中する機関的役割に専念する見込みだ。
副会長(Vicepresidente)には、アリカンテ出身でリオネル・メッシのパーソナル広報ディレクターを務める Marcelo Méndez(マルセロ・メンデス)が就任した。メンデスは世界中のトップアスリートのマネジメントを手掛ける「Unique FC」の創設者であり、エルデンセの買収交渉において中心的な役割を果たした人物だ。リオネル・メッシとクラブ現場を結ぶ最高責任者として副会長を務めると同時に、クラブの広報ディレクター兼スポーツ部門の全般的なコーディネートも兼任し、日々のクラブ運営に最も深くコミットする存在となる。
さらに、アリカンテ出身の著名建築家 Fernando Valderrama(フェルナンド・バルデラマ)が理事(Consejero)として参画した。建築設計事務所「Subarquitectura」の共同創設者であるバルデラマは、国際オリンピック委員会(IOC)から革新的なデザインを表彰されたエルダ陸上競技場や、CFインテルシティの1万人収容スタジアムおよび3万人規模のイベント会場を備える「Alicante Park」を手掛けた実績を持つ。すでに新理事会はエルダ市役所との間で、将来的なクラブ専用練習場「Ciudad Deportiva」の建設に向けた具体的な協議を開始している。
なお、リオネル・メッシがスペインで所有するもう一つのクラブである CE Cornellà(コルネジャ)に対しては本理事会は一切関与せず、全リソースをエルデンセの運営に集中させる。スポーツ現場の舵取りについては、昨季の奇跡的な昇格劇の立役者であるスポーツディレクターの Víctor Lafuente(ビクトル・ラフエンテ)と副ディレクターの Alonso Cortés(アロンソ・コルテス)の体制を全面的に継続し、補強された今季の陣容にも全幅の信頼を寄せている。マーケティング部門も Alberto Spinelli(アルベルト・スピネッリ)が留任し、過去5年間でヴァレンシア州3部からプロ2部へと駆け上がった急成長の知見を活かしながら、セグンダ(2部)での完全定着を目指す。(via SPORT)