元ソシエダの天才レフティ・ダビド・コンチャが29歳で現役引退
かつてレアル・ソシエダに所属し、将来を委ねられた天才レフティ、ダビド・コンチャ(David Concha)が29歳の若さで現役引退を正式に表明しました。
カンタブリア出身のコンチャは、レーシング・サンタンデールで10代にして輝きを放ち、2015年夏に移籍金100万ユーロ・5年契約でレアル・ソシエダに完全移籍。大きな期待を集めて加入しました。しかし、ソシエダでの公式戦出場は11試合(137分間)にとどまり、ヌマンシア、バルセロナB、さらには日本のガンバ大阪(U-23含む)への期限付き移籍を繰り返す波乱のキャリアを辿りました。
その後もバダホス、スウェーデンのハンマルビーIF、ヒムナスティック・タラゴナ、レーシング・フェロルなどを渡り歩きましたが、相次ぐ重傷(2017年の打撲による長期離脱や2018年の股関節手術など)に苦しめられ、プロ通算273試合25ゴール19アシストという成績でスパイクを脱ぐ決断を下しました。
コンチャは自身のSNSで感動的な引退メッセージを公開しています。
『一つの段階を終えるのは決して簡単ではありません。特にそれが長年にわたり人生の原動力であった場合はなおさらです。しかし、すべてには終わりがあり、残していくものが多くあっても、常に新しい世界が待っています』
『サッカーも人生と同じく、全てが順調で非常に幸せなシーズンもあれば、全てが裏目に出て抜け出すのが不可能な深みに嵌まるようなシーズンもあります。その全てが今の自分を作り上げてくれました。皆さんと経験を共有できたことに誇りと感謝を感じています。ありがとう、サッカー』
一時代を駆け抜けたレフティに対し、かつての仲間やファンから温かい送別の言葉が寄せられています。(via DiarioVasco)