デポルティボ・ラ・コルーニャ

セグンダおよび1部RFEFでの8年間に及ぶ過酷な低迷期を乗り越え、ついにファンが待ち望んだプリメーラ(1部)の舞台へ帰ってきた。開幕戦として、月曜日の21時より本拠地リアソールにエルチェを迎え撃つ。この記念すべき復帰戦を前に、クラブは木曜日にアントニオ・イダルゴ監督との契約を2028年6月まで延長することを公式発表した。イダルゴ監督は会見で、『契約の延長は大変光栄であり、クラブに感謝している。しかし、2年目の契約継続は1部残留(permanencia)が絶対条件となっている。自らの手で残留を勝ち取るつもりだ』と不退転の決意を述べた。今夏の移籍市場では、マジョルカから900万ユーロで獲得したGKレオ・ロマン、600万ユーロで獲得したディフェンダーのブライト・エデ、250万ユーロで獲得した中盤のロレンツォ・アマトゥッチ、さらに経験豊富な世界的ストライカーのピエール=エメリク・オーバメヤンなど、極めて積極的で野心的な補強を敢行した。

しかし、開幕戦を前にチーム事情は楽観視できない。最大の懸念は、チームの心臓であり昇格の立役者となった10番、イェレマイ・エルナンデスのコンディションである。エルナンデスは深刻な恥骨結合炎(pubalgia)を抱えており、プレシーズン中も一度もピッチに立つことができなかった。イダルゴ監督は『非常に厄介な怪我であり、無理にリスクを冒すことはしない。本人の感覚を最優先にする』と語り、開幕戦の出場は極めて不透明となっている。また、新加入のNoé Carrillo(ノエ・カリージョ)も筋肉系の怪我のため数週間の離脱が決定している。一方で、膝の手術から回復したダニ・メジャについては『先発出場の準備は十分にできている』と監督が明言した。前線では、プレシーズンで結果を残したオーバメヤンと、昨シーズンにカスティージャやBチームでゴールを量産して昇格のヒーローとなったカメルーン人FWビル・ヌソンゴの2トップの先発が予想される。さらに市場の最終段階において、ナポリとの契約が満了した Juan Jesus や、Lilian Brassier 、Nathan Zézé(サウジのNEOM SC、評価額高騰中)といった左利きの実力派センターバックの確保に動いており、ウイングの Adama Traoré(アダマ・トラオレ、昨季フルハム)の獲得も画策している。なお、カルロス・ドミンゲスはセルタからのレンタル移籍で獲得している。 (via SPORT, ElDesmarque, DXT Campeón)

セルタ・デ・ビーゴ

本拠地バライードスで開催される予定だったオササナとの開幕戦が、スタジアムの芝生の著しいコンディション不良を理由に直前に延期となる不運に見舞われた。しかし、クラウディオ・ヒラルデス監督にとっては、これを前向きに捉える材料もある。試合が延期となったことで、怪我を抱えて開幕戦の欠場が確実視されていたパブロ・ドゥランと、ハビ・ガランの2名の回復のための貴重な時間が確保された。ガランは右太もも大腿直筋の軽度の肉離れ、ドゥランは肩の脱臼手術からのリハビリ最終段階にあり、ともに全体練習に部分合流している。来週末にメスタージャで行われるバレンシアとの実質的な開幕戦には、特にガランが招集メンバーに入る可能性が高まっている。また、ワールドカップによる休暇から合流したばかりで調整不足だったストライカー、ボルハ・イグレシアスにとっても、この1週間はコンディションを取り戻すための貴重なミニ・プレシーズンとなった。

スポーツディレクターのマルコ・ガルセスは、移籍市場の最終盤に向けて「4名の放出と2名の獲得」という明確な優先タスクを設定している。放出候補としては、カルレス・ペレス、マティアス・ベシーノ、イライクス・モリバ、マヌ・フェルナンデスの4名がリストに載っており、特にベシーノの退団やモリバの売却(フランスからの関心あり)が成立すれば、給与枠が大幅に空くことになる。その空いた枠を利用して、クラブは以前から合意に達しているバレンシアのポルトガル人MFアンドレ・アルメイダの獲得を正式に完了させる計画である。また、前線ではボカ・ジュニオルスのエセキエル・セバジョスの獲得を熱望しているが、アルゼンチン側からは『まだセルタからの正式な書面によるオファーは受け取っていない』との情報もあり、獲得交渉の行方に注目が集まっている。 (via SPORT, ElDesmarque)

ジローナFC

2部への降格を喫して迎えた開幕戦で、ホームのモンティリビにレガネスを迎え、苦戦を強いられながらも終盤の劇的なゴールにより1ー1の引き分けに持ち込んだ。試合は支配率と創造性においてジローナが圧倒し、前半からアレックス・モレノとミン・スが左サイドで素晴らしいコンビネーションを見せて主導権を握った。前半7分にはモレノのクロスからアルナウ・マルティネスがネットを揺らしたが、これは僅かにオフサイドとしてVARにより取り消された。優勢に試合を進めながらも、後半開始直後の49分、相手の Naim(ナイム)に約35メートルに及ぶ驚異的なロングシュートを突き刺され、まさかの先制を許してしまった。

失点後、キケ・アルバレス監督はアベル・ルイス、ヤセル・アスプリージャ、そしてベテランのクリスティアン・ストゥアーニを投入して総攻撃を仕掛けた。そして90分、右サイドのアレハンドロ・フランセスのクロスをモレノがファーサイドで折り返し、ゴール前でアベル・ルイスが泥臭く押し込んで同点に追いつき、なんとか勝ち点1を拾い上げた。ピッチ外では、キャプテンのアルナウ・マルティネス(Arnau Martínez)の去就を巡ってバレンシアCFと激しい交渉が続いている。アルナウはバレンシアとの個人合意に達しており、降格に伴う大幅な減給を避けるためにも移籍を志願している。しかし、ジローナ側は移籍金として400万ユーロ(+ボーナス)を頑なに要求しており、バレンシア側がこの提示額を支払う決断を下していないため、アルナウはこの試合でも右サイドバックとして先発フル出場を果たした。ジローナとしては、アルナウの売却が決まった場合の代役として、マジョルカとの契約が2027年まで残っている26歳のマテウ・モレイの調査を開始している。 (via SPORT, Marca, ElDesmarque)