次期監督候補ジョゼ・モウリーニョとマイケル・オリーズ獲得の噂の真相

アルベロアの退任が決まり、フロレンティーノ・ペレス会長が描く次期監督の最有力候補として、現在ベンフィカでフロントと問題を抱えているジョゼ・モウリーニョの名前が急浮上しています。

そんな中、モウリーニョがドイツ・ベルリンで行われたDFBポカール決勝(バイエルン・ミュンヘン対シュトゥットガルト戦、ハリー・ケインのハットトリックでバイエルンが3-0で勝利)を電撃訪問しました。これにより、「レアル・マドリードの夏のメインターゲットである、バイエルンのフランス人ウィンガー、マイケル・オリーズを直接視察に行ったのではないか」という噂が一気に広まりました。オリーズは今季52試合で22ゴール27アシストという驚異的な成績を残しており、市場価値は1億5000万ユーロを超え、2029年まで契約を残しています。

この噂に対し、バイエルンの名誉会長であるウリ・ヘーネスは激怒し、カメラに向かって次のように吐き捨てました。

『彼に会わないことを祈る。オリーズを5つの目で見ても無駄だ。彼は売り物ではないし、マドリードからの旅費の無駄だったな』

しかし、この騒動の真相は全くの別物でした。モウリーニョは自身のスポンサーであるアディダスからの招待を受け、商業・広告イベントの一環として決勝を観戦していただけであり、バイエルンの選手獲得やレアル・マドリードの補強に関する動きとは一切無関係だったのです。 (via MARCA)

レアル・マドリード・カスティージャの劇的な昇格プレーオフ進出と大混乱

プリメーラRFEF(3部リーグ)のグループ1最終節では、昇格プレーオフへ進むための最後の1枠(5位)を巡って、レアル・マドリード・カスティージャ、ポンテベドラ、バラカルドの3チームが勝ち点58で並ぶという、前代未聞の大混乱が発生しました。

最終戦でカスティージャはグアダラハラと2-2で引き分けました。一方のポンテベドラもレアル・アビレスと対戦し、104分にアレックス・コンパラーダが劇的な同点ゴールを決めて2-2の引き分けに終わりました。

大会の基本規定(Bases de Competición)では、同点チーム間の得失点差が優先されると定められていました。そのため、得失点差が+2のポンテベドラが、+1のカスティージャを上回ったと誰もが信じ、ポンテベドラの選手やファンはピッチ上でプレーオフ進出を盛大に祝いました。カスティージャの公式サイトでさえ、ポル・フォルトゥニーとジョアン・マルティネスのゴールにもかかわらず敗退したという記事を一時掲載したほどでした。

しかしその数時間後、上位規則であるRFEF(スペインサッカー連盟)の競技規則第29条および第12条が適用され、事態は180度覆りました。この規則によると、3チーム以上が同点の場合、まずはその3チーム間の直接対決の勝ち点で計算されます。これにより、直接対決で最も勝ち点の少ないバラカルド(3ポイント)が最初に除外されました。残ったカスティージャとポンテベドラの2チームの直接対決の成績が次に適用され、エスタディオ・アルフレド・ディ・ステファノで勝利し、敵地パサロンで引き分けていたカスティージャが上位(5位)と判定されたのです。(※過去にも19年前にセグンダBでレアル・ウニオン、パレンシア、セスタオ・リーベルが同点となり、得失点差で勝るレアル・ウニオンがこの規則によって敗退した類似ケースがありました)。

競技委員会の単独判事もこの裁定を支持し、カスティージャが2014年以来となるセグンダ・ディビシオン(2部)復帰を目指し、プレーオフでサバデルと対戦することが正式に決定しました。

この結末に対し、天国から地獄へ突き落とされたポンテベドラのルペ・ムリージョ会長は激怒し、メディアに対して怒りをぶちまけました。

『第37節の時点での同様の状況では私たちが上の順位にいたのに、大会の最後になって基準を変えるのは全く普通ではありません。UEFAの規則では私たちが正しいのです』

ポンテベドラは直ちにRFEFに対して不服申し立ての文書を提出し、徹底抗戦の構えを見せています。 (via MARCA)