ダビド・アラバの退団と「白い椅子」のパフォーマンス
カルバハルと共に、ダビド・アラバもこの日を最後にレアル・マドリードを去りました。在籍した5シーズン(一部では6シーズンとも)で、コパ・デル・レイ1回、スペイン・スーパーカップ2回、クラブW杯1回、リーガ2回、チャンピオンズリーグ2回を獲得し、バイエルン時代のブンデスリーガ10回などを含め、キャリア通算30タイトルという驚異的な実績を誇るレジェンドです。
後半68分、背番号4の交代ボードが掲げられ、ディーン・フイセンと交代してピッチを退く際、ベルナベウは総立ちとなり、大型ビジョンには感謝のメッセージが表示されました。アニメーショングラードの熱狂的なファンたちは、2021-22シーズンのCLベスト16・PSG戦での歴史的な大逆転劇の際にアラバが見せた伝説的な「白いプラスチック製の椅子を空高く掲げる」パフォーマンスを再現し、彼に敬意を表しました。タッチラインでは彼の家族が待機しており、熱い抱擁を交わしました。
2023年12月のビジャレアル戦で負傷するまで、アンチェロッティ監督の下で最終ラインの絶対的な要として活躍したアラバは、退団にあたり次のように語りました。
『とても感謝しています。私たちは多くの成功を収めましたし、私が膝を壊した時のような困難な瞬間もありました。でも、皆さんはいつも私と一緒にいてくれました。私の心の中にあります。チーム全体、スタッフ、コーチ、会長…そしてもちろん私の家族に本当にありがとうと言いたいです。非常に特別な旅でした。自分の感情を言葉で説明することはできません』 (via MARCA)
アルバロ・アルベロア監督の退任と会見欠席、ロッカールーム内紛の真相
今年1月、シャビ・アロンソの後任としてカスティージャからトップチームの監督に昇格したアルバロ・アルベロアでしたが、わずか5ヶ月弱という短命政権でクラブを去ることになりました。カンテラ(下部組織)で長年培ってきた手腕を期待されましたが、最終的な成績は28試合で18勝2分8敗。コパ・デル・レイでは2部のアルバセテに不覚を取り敗退、リーガでは首位バルセロナに勝ち点8差の2位(クラシコでの敗戦が致命傷となりました)、そしてチャンピオンズリーグではジョゼ・モウリーニョやペップ・グアルディオラを破る快進撃を見せたものの、準々決勝でヴァンサン・コンパニ率いるバイエルン・ミュンヘンに合計4-6で敗れました。特に延長戦までもつれたドイツでの第2戦では、遅延行為でエドゥアルド・カマヴィンガが2枚目のイエローカードを受けて退場したことが大きく響きました。
さらに深刻だったのはロッカールームの崩壊です。アントニオ・リュディガーが若手のアルバロ・カレラスに暴行を加える事件や、オーレリアン・チュアメニとフェデ・バルベルデが2日連続で激しい喧嘩に発展し、バルベルデが机にぶつかって頭部外傷(脳震盪)を負うなど、内部対立が次々と表面化しました。アルベロア自身も、ダニ・カルバハルやラウル・アセンシオ、そして戦力外扱いとしていたダニ・セバージョスと衝突していました。
試合前、アルベロアは自身の去就についてこう語っていました。
『私の未来? 4ヶ月間自分のことは一切考えず、レアル・マドリードのことだけを考えてきました。月曜日からは自分にとって何がベストかを考えます。1年前はカンテラで指導していましたが、今は飛躍を遂げ、大きく成長しました。新しい挑戦への準備はできています』
しかし、最終戦で4-2の勝利を収めた後、アルベロアは公式な形でのファンへの挨拶を避け、集合写真でも一番端に立ってすぐに立ち去るなど、不可解な行動を取りました。さらに驚くべきことに、彼は試合後の記者会見に姿を現さず、そのまま「失踪」してしまったのです。これにより、ムバッペ、カルバハル、セバージョスらとの対立に関する不都合な質問を避けたと見られています。なお、長年干されていたセバージョスは、この試合の74分から途中出場し、最後にプレーする機会を与えられていました。アルベロアはトップチームの監督を退くのみならず、クラブのスタッフとして残ることもありません。 (via SPORT)