アスレティック・クラブ
チャンピオンズリーグでは健闘したものの、リーグ戦では全敗(勝ち点0)というクラブ史上稀に見る歴史的な大不振に陥り、かろうじて残留を果たしました。この責任を取る形でエルネスト・バルベルデ監督は退任し、後任にはエディン・テルジッチの就任が予定されています (via ElDesmarque)。
1200万ユーロという高額な移籍金でオサスナから復帰したヘスス・アレソでしたが、期待外れのパフォーマンスに終始し、自身のSNSで『個人的にも期待に応えられず、チームとしても苦しんだ』とファンに謝罪しました。新監督テルジッチの下での巻き返しを誓っています (via ElDesmarque)。
ジローナへのレンタル移籍で素晴らしい活躍を見せたウゴ・リンコンは、テルジッチ新監督によるプレシーズンの評価を待つ身ですが、本人はアスレティックでのプレーを強く希望しています。もし構想外と判断された場合は、再度のレンタルではなく完全移籍での退団をクラブに求める方針です (via ElDesmarque)。
下部組織のBチーム(ビルバオ・アスレティック)でも動きがあり、ジョキン・アランバリ監督が2シーズンの任期を終えて退任することが決定しました。後任にはバスコニアのビットル・ジョピス監督の昇格が有力視されています (via MARCA)。
ラージョ・バジェカーノ
ヨーロッパ・カンファレンスリーグ決勝でクリスタル・パレスに0-1で敗れ、クラブ史上初の欧州タイトル獲得の夢は打ち砕かれました。しかし試合後、ライプツィヒのホテルには多数のファンが集結し、『君と敗北すること以上に大きな勝利は知らない』という感動的な横断幕を掲げて選手たちの健闘を称えました (via MARCA)。
一方で、来季に向けてチームは解体と大改革を余儀なくされます。イニゴ・ペレス監督はビジャレアルへの引き抜きが濃厚で退任が確実視されています。さらに、10年間クラブを支えたオスカル・トレホが退団を発表したほか、アブドゥル・ムミン、ルイス・フェリペ、ウナイ・ロペス、パチャ・エスピノが契約満了を迎え、カルロス・マルティン、イリアス・アコマシュ、ジェラール・グンバウらがレンタル元のクラブへ復帰するため、計8人以上の選手がチームを去ることになります (via ElDesmarque)。
なお、明るい話題として、カンファレンスリーグの大会ベストイレブンにアンドレイ・ラティウ、フロリアン・ルジューヌ、イシ・パラソンの3選手が見事選出されました (via Mundo Deportivo)。
【本日の総括】
本日のラ・リーガは、来季に向けた監督人事や移籍市場の動きが活発化しています。アトレティコ・マドリードとバルセロナの間でフリアン・アルバレスを巡る激しい駆け引きが展開され、アトレティコ側の強硬な姿勢が際立っています。また、セビージャではラモスらによる買収交渉が破談の危機に直面し、クラブの未来に暗雲が立ち込めています。2部へ降格したマジョルカは監督を続投させる一方で主力の大量流出の危機にあり、歴史的大不振に喘いだアスレティック・クラブや、ECL決勝で涙を呑んだラージョ・バジェカーノは、新監督の下で大規模なチームの解体と再構築を迫られています。全体として、各クラブがそれぞれの事情を抱えながら、夏の移籍市場に向けて激しく動いている状況が浮き彫りとなりました。