60年前のエルチェ対バレンシア!伝説のFWババが最終節バレンシア戦の劇的ゴールでピチーチに輝いたメモリアルダービー
📜 今週末に開催されるエルチェ対バレンシアのダービーマッチに関連し、60年前の1965-1966シーズン最終節に起きた歴史的エピソードが脚光を浴びています。
エルチェの黄金期を象徴する伝説的ストライカー、ルシアーノ・サンチェス・ガルシア(通称ババ)は、エルチェのクラブ史上唯一となる1部リーグ最多得点王(ピチーチ)を獲得した人物です。そのタイトル決定の舞台となったのが、1965-1966シーズン最終節のバレンシア戦でした。
当時、ババはアトレティコ・マドリードの英雄ルイス・アラゴネスと激しいピチーチ争いを展開しており、同点で最終節を迎えました。旧本拠地アルタビクスで行われたバレンシア戦は、前半30分にバレンシアのスコが先制ゴールを決め、後半65分にエルチェのロメロが追いつく緊迫した展開となります。
バルセロナで開催されていたアトレティコ対エスパニョール戦でアトレティコがリードするもルイス・アラゴネスが得点を奪えていないという情報が届くなか、試合は1-1のまま終盤へ。試合終了間際、ロメロからのパスを受けたババは、伝説の名GKリカルド・サモラの息子であるバレンシアGKリカルド・サモラ・ジュニアー(リカルディート)を打ち破る劇的な決勝ゴールを叩き込みました。
このシーズン19点目となるゴールにより、エルチェは2-1でバレンシアに勝利。ババは劇的な形で単独ピチーチの座を射止め、アルタビクスのピッチには歓喜したサポーターとなだれ込んだ仲間たちが押し寄せ、感動の涙に包まれました。
なお、1部リーグの歴史においてエルチェがバレンシアよりも上の順位でこのダービーを迎えたのは、1963-1964シーズン、1965-1966シーズン、そして1974-1975シーズンの過去3回しかありません。歴史的な因縁が渦巻くこのカードで、新たなドラマが生まれるのか注目が集まります。(via SPORT)