【元レアル・マドリード
レアル・マドリードの象徴であり、キャプテンとして数々の栄光を掲げた伝説のGKイケル・カシージャスが、世界トップクラスの選手へと上り詰めるまでの過酷な幼少期と家族の犠牲について語りました。
イケル・カシージャスは9歳でレアル・マドリードのカンテラ(下部組織)に入団しましたが、当時はモストレスにあるわずか60平方メートル(約18坪)の慎ましいマンションで家族と暮らしていました。ビセンテ・デル・ボスケとの対談の中でイケル・カシージャスは、『人々は私が獲得したタイトルばかりを見るが、父がモストレスから練習場まで8年間毎日車で送り届けてくれたことには目をつむる。父は憲兵(グアルディア・シビル)だったため、私が増長しないよう誰よりも厳しく接してくれた』と回想しました。
父のジョセ・ルイス氏は息子の才能を認めつつも厳格な教育を徹底し、手袋を何度も修理して使い回すなど、節約と学業との両立を義務付けました。また、収入を少しでも増やして息子のサッカー費用に充てるため、危険手当が出るバスク地方への転勤を二度にわたって志願したという裏話も明かされました。母のマリア・デル・カルメン氏も理容師として働きながら家庭を支え続けました。レアル・マドリードやスペイン代表で数々のトロフィーを掲げた大スターの根底には、謙虚さと家族の献身的な愛が存在していました。(via SPORT)