苦戦を救ったポンセの執念と公式戦デビュー組の躍動

波乱の予感が漂ったのは前半17分の場面だった。キャプテンのビガスがGKイトゥルベへ送ったバックパスが弱くなり、ボールは無情にも相手FWモハの足元へ。飛び出しをためらったイトゥルベのスキを突かれ、先制ゴールを許してしまう痛恨のミスとなった。(via SPORT, Mundo Deportivo)

しかし、この危機を救ったのがFWエゼキエル・ポンセだった。31分、ホサンのクロスから放ったポンセのヘディングは一度クロスバーを叩き、その直後のショートコーナーからアリ・ウアリが狙ったシュートのこぼれ球に反応。相手GKファン・エドゥアルドの絶妙なセーブに一度は阻まれたものの、諦めずに泥臭く押し込んで同点ゴールを奪い取った。(via Mundo Deportivo, SPORT)

勢いに乗るエルチェは後半開始直後の53分、ディアンガナの力強いペナルティエリア侵入からこぼれたボールをポンセが左足で正確に捉え、鮮やかなグラウンダーのシュートで逆転ゴールを記録。(via SPORT, Mundo Deportivo) さらに81分には、アリ・ウアリが華麗な連続ドリブルで相手守備陣を翻弄し、エリア手前から反対側のポスト際へ完璧なコントロールショットを叩き込んで3-1とし、勝負を決した。(via SPORT, MARCA)

この試合では、2025年夏の加入以来公式戦出場がなかったGKイトゥルベとDFケビン・ロモナコの2名が満持して初先発を果たし、待望のフランヒベルデ(エルチェのユニフォーム)デビューを飾った。(via MARCA, SPORT) さらに、膝の重傷から長期離脱を余儀なくされていたヤゴ・デ・サンティアゴが62分から途中出場し、数ヶ月ぶりにピッチ上で元気な姿を見せるという非常に大きな収穫もあった。(via SPORT)

エルチェの出場メンバーは以下の通りである。

GK: イトゥルベ

DF: ケビン・ロモナコ、バルシッチ、ビガス(84分 パディジャ)

MF: ホサン(62分 ヤゴ・デ・サンティアゴ)、マルティム・ネト、ディアンガナ(70分 ファクンド・ブオナノッテ)、アリ・ウアリ、テテ・モレンテ(84分 ルベン・サンチェス)

FW: アダム・ボアヤル(70分 オソリオ)、エゼキエル・ポンセ (via MARCA)