会長選エンリケ・リケルメ陣営
7月7日に控えた会長選挙に向け、エンリケ・リケルメ候補はラジオ番組などに出演して独自のプロジェクトを発表しています。最大の公約は、フロレンティーノ・ペレス会長が推し進めるクラブの5%売却(民営化)計画を阻止することです。『レアル・マドリードはすでにソシオのものなのに、なぜ民営化する必要があるのか。ピーター・リムに買収されたバレンシアの悲惨な現状を見れば明らかだ』と強く批判し、ペレス会長との公開討論を求めています。
スポーツ面では、スポーツディレクターとしてクラブのレジェンドであるラウール・ゴンサレス・ブランコの就任を発表しました。『彼は16シーズンで740試合以上に出場し300ゴール以上を決めた。彼以上に白い家を知る者はいない。私が会長になればラウールがディレクターになる』と語っています。ラウールはかつて2003年のリーグ優勝時に、ベッカム獲得への不満やデル・ボスケ監督退任の噂から祝賀行事をボイコットする騒動を起こし、ペレス会長との間に確執が生まれました。カスティージャを6年間率いた後もトップチームの監督候補にはなれず、アルバロ・アルベロアにその座を譲った背景があり、今回のSD就任発表は会長を揺さぶる大きな狙いがあると分析されています。
また、リケルメ候補はマンチェスター・シティのロドリ獲得も公言しました。『彼はバロンドール受賞者でありマドリード出身だ。私が会長になれば彼はマドリーでプレーする』と自信を見せましたが、一部報道ではロドリ側が交渉の事実を否定しているとも伝えられています。さらに、水曜日にはもう一人の外国人選手の獲得と新監督の名前を発表すると予告し、候補として噂されたアルテタを称賛しつつ、モウリーニョについては『偉大な監督だが、マドリーでの時代は終わった過去の人だ』と一蹴しています。(via SPORT, Estadio Deportivo, ElDesmarque, MARCA, Mundo Deportivo)