ミケル・ロドリゲスがアラベスへ完全移籍

サンセ(Bチーム)で中心選手として活躍していた24歳のMFミケル・ロドリゲスが、デポルティボ・アラベスへ完全移籍することが正式に決定した。移籍金は200万ユーロで、ロドリゲスはアラベスと2031年までの5年間の長期契約を結ぶ。

レアル・ソシエダは選手の将来の保有権の50%を確保するとともに、他クラブからのオファーに対抗できる優先交渉権を保持している。さらに買い戻しオプションも設定されており、移籍から最初の2年間は400万ユーロ、3年目と4年目は500万ユーロの金額でクラブに呼び戻すことが可能となっている。

2002年ゲタリア生まれのロドリゲスは、サンセの昇格や2部リーグでの残留において非常に重要な役割を果たし、直近2シーズンでそれぞれ36試合、33試合に出場するなど素晴らしいパフォーマンスを見せていた。その活躍が認められ、今年2月には2029年までの契約延長にサインしたばかりだった。しかし、トップチームの同ポジションにはヤンゲル・エレーラ、カルロス・ソレール、ホン・ゴロチャテギ、パブロ・マリンといった選手が揃っており、これ以上の昇格が見込めない状況にあった。

24歳という年齢を考慮し、これ以上Bチームでプレーを続けることは無意味であるとクラブと選手の双方が合意。レンタル移籍の人数制限に関する新ルールの影響もあり、クラブは選手の将来のコントロール権を保ったまま完全移籍させる手法を選んだ。熱意が強すぎるあまりカードを貰いやすいという短所も指摘されていたが、その高い資質には多くの期待が寄せられている。トップチームでの公式戦デビューを果たすことなくクラブを去ることになり、一部のファンからは驚きの声が上がっているが、選手自身も1部リーグでのプレーとより良い条件の契約を求めて新たな挑戦に臨むことになった。(via ElDesmarque / Mundo Deportivo / MARCA)

アタッカー補強のターゲットにレオ・シエンザが浮上

エリック・ブレトスSDが主導する攻撃陣の強化において、サウサンプトンに所属するアタッカー、レオ・シエンザ(27歳)が新たな獲得候補としてリストアップされた。クラブの最優先事項は余剰戦力の放出による選手登録枠の確保であるが、同時にピッチのファイナルサードで垂直性とパンチ力をもたらす選手の探索も進められている。

シエンザは身長1.75mで、左右両サイドのウイングをこなせるユーティリティ性を持つブラジル人選手である。ルクセンブルク国籍も所持しているため、非EU枠を消費しないという編成上の大きなメリットがある。昨年9月に900万ユーロの移籍金でサウサンプトンに加入すると、チャンピオンシップ(イングランド2部)で傑出したパフォーマンスを披露した。公式戦47試合に出場して10ゴール10アシストという見事な成績を残し、クラブの年間最優秀選手に選出されている。

サウサンプトンがスパイ事件のペナルティによってプレミアリーグ昇格争いから脱落した影響もあり、現在シエンザの周囲では激しい争奪戦が巻き起こっている。クリスタル・パレス、アタランタ、コモ1907が具体的な関心を示しており、過去にはアストン・ヴィラ、トッテナム、エバートン、リーズ・ユナイテッド、フラムといったイングランド勢に加え、ブラジルのパルメイラスやフラメンゴも調査を行っていた。

現在の市場価値は1200万ユーロと評価されているが、移籍金はそれを上回る額になることが確実視されている。レアル・ソシエダにとっては、競合クラブの多さと移籍金が高騰する可能性が最初のハードルとなる。さらに、クラブ内には登録可能な選手枠以上の選手が在籍しているため、獲得を現実のものとするには既存戦力の売却が不可欠である。プレシーズン期間中にペジェグリーノ・マタラッツォ監督が全選手のパフォーマンスを評価し、放出候補を最終決定する予定となっている。(via ElDesmarque)

オヤルサバルがW杯決勝に向けて決意を語る

ワールドカップを戦うスペイン代表において、レアル・ソシエダから唯一のメンバー入りを果たしているFWミケル・オヤルサバルが、悲願のタイトル獲得に向けた思いを語った。オヤルサバルは今大会ですでに5ゴール5アシストという驚異的な数字を記録しており、チームの絶対的な攻撃の要としてスペインの快進撃を牽引している。

準決勝で強豪フランスを撃破し、待望の決勝進出を決めた後も、スペイン代表のロッカールームには過度な熱狂はなく、落ち着いた雰囲気が漂っていた。オヤルサバルはチームを包むこの静かな自信について次のように説明している。

『自分たちのやっていることには計り知れない誇りを感じているけれど、これから来る最大の決戦に向けて、この冷静さと落ち着きを保つことはチームにとって間違いなくプラスになる』

さらに、大会序盤に思い通りの試合ができなかった時期を引き合いに出し、チームの精神的な成長を強調した。

『結果が出ずに苦しんだ6月15日のカーボベルデ戦の後と、今の僕たちの心境は全く同じなんだ。あの時も自分たちの力を信じて、決してパニックにならずに落ち着いていた。その姿勢が今に繋がっている』

そして、歴史的な決勝戦に向けての率直な思いと、自国での熱狂に対する想像を口にした。

『子供の頃は、ワールドカップという舞台がどれほど巨大なものなのか想像もつかないものだ。スペインに帰るまで、自分たちの戦いが祖国でどれほどの熱狂を引き起こしているのか、全てを実感することはできないと思う。必ず歴史的な偉業を達成して帰りたい』(via ElDesmarque / Estadio Deportivo / Mundo Deportivo / MARCA)

【本日の総括】

Bチームで実績を積んだミケル・ロドリゲスがアラベスへ完全移籍し、新たな道を歩むことになりました。クラブは将来の買い戻しオプションをしっかりと確保しています。補強面では、サウサンプトンで大活躍したレオ・シエンザに注目が集まっていますが、他クラブとの競争や放出枠の確保が鍵になりそうです。また、W杯ではオヤルサバルが圧倒的な成績を残し、スペイン代表として歴史的な決勝の舞台に臨む強い決意を示しています。