世界の頂点に立つ19歳パウ・クバルシのストイックな素顔!世界王者となっても大学入学資格試験に合格した文武両道の魂

19歳にして、バルサおよびスペイン代表の絶対的なディフェンスの要として君臨し、先日のワールドカップにおいて見事世界王者(ワールドカップ初制覇)の栄冠を手にしたパウ・クバルシ(Pau Cubarsí)ですが、その素顔は極めて謙虚でストイックな学究肌のアスリートです。

クバルシは、どれほどサッカー界のスターとしての脚光を浴びようとも、自身の学業を怠ることはありませんでした。昨シーズン、チャンピオンズリーグなどの過酷な決勝トーナメントで戦術的な死闘を演じるさなかの5月、クバルシはトレーニングや移動、実戦のわずかなスキマ時間を1分たりとも無駄にすることなく徹底的な自習に費やし、見事に「バチニェラト(高校卒業資格試験)」および「大学入学アクセス試験(セレクティビダ)」のすべてを完璧な高得点で突破・合格しました。

クバルシは自身の選択について、テレビ番組のインタビューでこのように明かしました。

『私は、フットボールだけの世界に留まるのではなく、自らの教養を深めることがアスリートとして極めて重要だと信じています。大学では、Administration and Management(企業管理管理・ADE)を本格的に勉強する予定です。フットボール選手は多額のお金を手にしますが、それをいかに自ら正しく管理し、安全に投資し、人生の計画を組み立てていくかという知識を身につけることが、私自身の将来だけでなく、私を支えてくれる家族にとっても極めて大切なことだと考えているからです。勉強に集中することは、ピッチの強烈なプレッシャーから頭を完全に切り替え、脳をリフレッシュさせるための最高のリカバリーでもあります』。 (via SPORT)

世界の主役に躍り出た19歳ラミン・ヤマルが明かす本音!急激な経済的成功とバルセロナでの自由なプライベート喪失への葛藤

19歳にして、世界フットボール界を牽引する絶対的な顔の一人となったラミン・ヤマル(Lamine Yamal)ですが、カタルーニャの貧しい下町 Rocafonda(マタロ)での暮らしから、世界の富豪エリートへと一気に跳ね上がった急激な環境の変化に対する、極めてピュアで等身大な胸の内を明かしました。

ヤマルはメディアの独占会見において、幼い頃の両親の言葉にできない犠牲をこのように振り返り、自らのファミリービジネスに対する倫理観を語りました。

『私の父や母が私にしてくれたほどの大きな犠牲を、私は自分の子供以外の誰のためにも行うことは不可能です。今、私はピッチの上での仕事のおかげで、子供の頃に決して手の届かなかったCaprichos(憧れの贅沢や caprichos)のすべてを手にし、何でもやりたいことを実行できるお金を稼ぐことができるようになりました。しかし、私の唯一の明確なビジョンは、これから生まれてくる私の子供たちが一生不自由なく暮らせるだけの強固な財産をしっかりと金庫に残すこと、それと同時に、自分自身の人生を最高にエンジョイすることです。人生は楽しまなければ意味がありませんからね』。

一方で、10代の青年が味わうべきプライベートの自由が完全に喪失してしまった現状への、深い苦悩と寂しさも隠しません。

『世間の人々は、ただ街のテラスで親しい友人とコーヒーを飲んだり、映画館に映画を観に行ったりするだけの当たり前の日常が、今の私にとってどれほど不可能な「最高級の贅沢」になってしまったかを知る由もありません。バルセロナの街をただ普通に歩くことすらできません。それでも、この過酷なサッカーの最高峰のピッチで生きていくためには、信じられないほどの絶対的な「信頼と ego(自信)」が必須です。もし自分の中に絶対的な自信と少しのうぬぼれ(エゴ)がなければ、周囲の厳しいプレッシャーにあっという間に押し潰され、窒息してキャリアを壊されてしまうからです』。 (via SPORT)

闘将ガビが故郷Los Palaciosに投じた130万ユーロのホームレス支援アパート建設プロジェクトの温かき詳細

ガビは、ピッチ上での強烈な闘争心だけでなく、ピッチ外における並外れた人間性と地域社会への熱いボランティア・マインドで、世界のサポーターから最大級の尊敬を集めています。

ガビは、自身の生まれ故郷である人口約4万人の下町、Los Palacios y Villafranca(ロス・パラシオス・イ・ビジャフランカ)において、生活保護や安定的住居を失い困窮している人々のために、自らのポケットマネーから「130万ユーロ(約1億3000万ユーロ規模)」の巨額のキャッシュを投じて、約150戸の近代的アパートメント、および最大300床(ベッド)を完備した最高水準の社会的支援アパートメントコンプレックスの建設プロジェクトを正式にスタートさせました。

このプロジェクトは商業的な利益を1パーセントも生まない完全な人道支援であり、ガビはこの決断に至った理由を、次のようにエモーショナルに語りました。

『私は、冬の凍えるように冷たい街の夜に、凍えながら命を繋ごうと必死に戦っているホームレスの人々を目の当たりにし、深く胸を痛めてきました。今、私には彼らの力になれる最高のチャンスが与えられています。自分の立場を利用して、周囲の困っている隣人たちのために実質的な変化をもたらすこと。それこそが私に課せられた絶対的な責任であり、これまでの愛情に対する最高の「お返し」です』。

ガビは幼少期、父パブロが経営するローカルショップで多くの時間を過ごし、母ヘマはベティスのクリーニング部門で働くなど、極めて労働者階級のつつましくも愛情に満ちた環境で育ちました。現在、町はガビを含む3人の世界王者(ガビ、ファビアン・ルイス、ヘスス・ナバス)の功績を称え、記念モニュメントの建設を進めています。 (via SPORT / MARCA)