エジプトの新彗星ハムザ・アブデルカリムの覚醒!プレシーズン得点王と1億5000万ユーロ契約解除金での契約改善へ
今夏のプレシーズンにおいて、サポーターを最も驚愕させたのが、18歳のエジプト代表FWハムザ・アブデルカリム(Hamza Abdelkarim)の彗星のごとき大覚醒です。バルサは2026年1月、エジプトのアル・アハリからわずか9試合のプロ出場経験しかないこの無名の若手を、買取オプション付きのレンタルで獲得。その決断は見事に的中しました。
ハムザは今夏、プレシーズンツアーへの合流を最優先させるためにバカンスをわずか「5日間」で切り上げるというストイックな決意を示し、トレーニングキャンプに合流。親善試合ではビジターでのバーミンガム戦での目の覚めるようなダブルゴールを皮切りに、バーゼル戦、そして古巣アル・アハリとのジョアン・ガンパー杯においても劇的なゴールを沈め、チーム最多の「4ゴール(241分間の稼働)」をマークしてプレシーズン得点王(ピチーチ)に輝きました。なお、古巣との一戦でのゴール時には、かつてお世話になったクラブへの最大限の敬意を表してゴールセレモニーを自粛する謙虚な姿勢を貫き、サポーターの心を深く掴みました。
この大活躍を受け、バルサのフロントは、現在2029年まで締結されているハムザの契約ディテールを緊急でグレードアップ(改善)させる交渉を開始。現在の「1500万ユーロ」という格安の契約解除金(バイアウト)を、一気に他クラブの強奪を完全に予防する『1億5000万ユーロ(150M€)』まで引き上げ、サラリー面もファーストチーム水準に引き上げることで、本物の財産として保護する方針を固めました。 (via SPORT / Mundo Deportivo)
ハンジ・フリック監督が挑むElche戦の戦術的パズル!本物の「9番」不在におけるラフィーニャ、ゴードン、アデイェミの配置
日曜日のElcheとの開幕戦を控え、ハンジ・フリック監督の最大の脳内パズルは、絶対的なストライカー(9番)を欠く前線の攻撃陣のシステム配置です。
フリック監督は、プレシーズンで最も多くの時間帯で「9番(センターフォワード)」として稼働し結果を残したハムザ・アブデルカリムの起用を高く評価しつつも、1部リーグでの開幕という本物のプレッシャーの中では、より経験豊富な既存のタレントを中央に配備する戦術をシミュレーションしています。
そのファーストプランは、左サイドのエースであるラフィーニャを「中央の偽9番」として配置する戦術です。このシステムを採用した場合、右ウイングには絶対的な19歳の神童ラミン・ヤマルが君臨し、左ウイングには新加入のイングランド代表アンソニー・ゴードンがスタメンに抜擢されます。ゴードンは、ガンパー杯のアル・アハリ戦の後半においてセンターフォワードとしてプレーし、PKを誘発する鋭い動きを見せるなどユーティリティ性を実証済みです。
一方で、もう一人の快速新戦力であるカリム・アデイェミについて、フリック監督はプレシーズンを通じて『アデイェミの最大の適性は、縦のスピードと1対1の推進力を生かせる右ウイング(ヤマルのバックアップまたはローテーション枠)であり、中央でのCF起用はプランに含まれていない』という確固たる意思を示しています。
メディアが予測するElche戦のスターティングラインナップは以下の通りです。
ゴールキーパーにはジョアン・ガルシア。
4バックは右サイドバックにエリック・ガルシア、センターバックにクリステンセンとジェラール・マルティン、左にバルデ。
2枚のダブルボランチにはマルク・ベルナルと、後述する若き至宝シャビ・エスパルトが並びます。
そして2列目のアタッカーには、右にラミン・ヤマル、トップ下にフェルミン・ロペス、左にラフィーニャ、最前線の1トップにはカンテラの星、ハムザ・アブデルカリムが攻撃の基準点として君臨する見込みです。 (via SPORT / Mundo Deportivo)
ハンジ・フリック監督が寵愛する19歳の至宝シャビ・エスパルト!開幕戦スタメンの可能性と「2007年世代」4人の奇跡の同時先発
日曜日の Martínez Valero で、バルサの歴史に新たな素晴らしい金字塔が打ち立てられる可能性があります。
フリック監督がプレシーズン中、その高いインテリジェンスとポリバレント(複数ポジションをこなす能力)な守備力に感嘆し、ドイツのレジェンドになぞらえて『まるで若き日のフィリップ・ラームのようだ』と公言して最大級の称賛を贈っているのが、19歳のシャビ・エスパルト(Xavi Espart)です。
エスパルトは昨シーズン、主に右サイドバックのバックアップとしてファーストチームに6回帯同し活躍しましたが、本来の適性ポジションは中盤のインテリオール(ボランチ)です。今回、負傷から復帰途中のペドロ・ゴンサレス(ペドリ)やガビのコンディション調整を考慮し、フリック監督が開幕戦でエスパルトをボランチのスタメンとして起用する決断を下した場合、バルサの歴史上、最も感動的な「2007年世代」の4大フレンド(ラミン・ヤマル、パウ・クバルシ、マルク・ベルナル、シャビ・エスパルト)が、初めて1部リーグのピッチで同時に先発メンバーに並ぶことになります。
彼らはラ・マシアの最下層カテゴリ(プレベンハミンなど)から10年近くもの長きにわたり、全く同じチームで寝食を共にし、お互いをリスペクトし合って成長してきた、まさに『奇跡の黄金世代』です。これまでの1部公式戦では、ラインが重なり合わずに4人が同時にピッチに立った瞬間は一度もありませんでしたが、フリック監督の絶対的な信頼のもとで、若きロス・ビチョスの魂が開幕戦からピッチを支配する未来が目前に迫っています。 (via SPORT)