ダヴィド・アッフェングルーバー プレミアのサウサンプトンから1000万ユーロ超の巨額オファーで移籍交渉中
イングランド・プレミアリーグのサウサンプトンFCが、オーストリア人センターバックのダヴィド・アッフェングルーバーの獲得に向けてエルチェCFと本格的な交渉を開始しました。
サウサンプトンは、ディフェンスラインの主力だったテイラー・ハーウッド=ベリスの退団に伴い、急ピッチで後釜となる守備陣の補強を進めており、そのターゲットとしてアッフェングルーバーを指名しました。現在、両クラブ間で交渉が続けられており、サウサンプトン側が提示する1000万ユーロ前後の移籍金に対し、エルチェ側は1200万ユーロでの売却を望んでおり、最終段階の交渉が行われています。
アッフェングルーバーは2024年にオーストリアのシュトゥルム・グラーツからフリートランスファー(移籍金ゼロ)で加入しました。シュトゥルム・グラーツでの最終シーズンでは公式戦45試合に出場して3ゴール3アシストを記録し、欧州大会の経験も豊富な実力派です。スペイン移籍後はその評価が急上昇し、一時はドイツの移籍専門サイト「Transfermarkt」で2000万ユーロの市場価値が付けられたほどです。
今シーズンのエルチェは、マルティン・アンセルミ監督のもとで開幕3試合でわずか勝ち点1、さらに9失点と守備ラインの構築に苦しんでいます。アッフェングルーバーは今季これまで行われたデポルティーボ戦、バルセロナ戦、ラシン・サンタンデール戦のすべてに先発フル出場(270分)しており、現行チームの絶対的な主軸です。移籍市場が残りわずかとなる中、エルチェにとっては主力の流出が戦力面で甚大な痛手となる一方で、フリーで獲得した選手から巨額の売却益を得られるという、クラブ経営にとって極めて魅力的な取引でもあります。(via Estadio Deportivo)
ジョン・チェタウヤ マジョルカへの1年間期限付き移籍が合意間近で本日メディカルチェックへ
複数ポジションをこなすエルチェCFの生え抜きであるジョン・チェタウヤのマジョルカへの移籍が、最終合意に近づいています。
2026-2027シーズンを対象とした1年間の期限付き移籍となる予定で、ローン契約には将来的な買い取りオプションが付帯する可能性もあります。チェタウヤは本日月曜日にもマジョルカの島へと渡り、メディカルチェックを受診する予定。問題がなければそのままローン契約に署名することになります。
チェタウヤはここ1年間、相次ぐ負傷に悩まされており、今夏のプレシーズンも度重なる身体的トラブルによりコンディションが大きく出遅れていました。この影響は開幕後も続いており、マルティン・アンセルミ監督の構想外となったチェタウヤは、開幕3試合(デポルティーボ戦、バルセロナ戦、ラシン・サンタンデール戦)の招集メンバーから一度も選ばれていませんでした。
2021-2022シーズンに当時のフランシスコ・ロドリゲス監督のもとでトップチームデビューを果たしたチェタウヤは、これまで4シーズンをフランジベルデ(エルチェの愛称)の一員として過ごし、2部降格と1部昇格を経験。公式戦91試合に出場して4ゴールを記録しています。エルチェとの契約は2028年6月まで残っているため、1年間の武者修行を終えた後の復帰も十分に考えられる状況です。(via SPORT)
バンボ・ディアビ アンセルミ監督の構想外となりクラブが放出に向けて数週間前から対応中
エルチェCFは移籍市場の最終盤を迎え、新加入の調整だけでなく、不要な余剰戦力の整理を積極的に進めています。
マルティン・アンセルミ監督の戦術構想から外れているセンターバックのバンボ・ディアビは、ジョン・チェタウヤとともにクラブが放出リストに載せている選手です。エルチェは数週間前から、これら2選手の新たな移籍先を見つけるべく交渉を進めており、市場の閉幕直前にかけて人員整理を完了させる構えです。(via SPORT)
エデル・サラビア 突然の退任で若手にも衝撃を与えた前監督が自転車ロードレース会場で近況と復職への想いを告白
元エルチェCFの監督であるエデル・サラビアが、日曜日に開催された自転車ロードレース「ブエルタ・ア・エスパーニャ(ラ・ブエルタ)」のビラホヨサ・ステージを訪れ、その熱気の中で現在のサッカーに対する想いを語りました。
大の自転車好きとして知られるサラビアは、かつてエルチェを1部リーグへと昇格・定着させ、指揮を執った実績を持ちます。しかし、今年5月に『2人の幼い子供がいて、妻との関係をさらにより良くしていきたい』という、個人的な家族への優先とサッカー以外の生活の大切さを告白してエルチェの監督の座を突然降りました。この急な退任劇は、今夏頭角を現している期待の若手DFブバ・サンガレが『誰も予想していなかった』と語るほど、チームの若手選手らにも多大なショックを与えた想定外のニュースでした。
監督退任後はサッカーの現場から一定の距離を置き、プライベートの時間を楽しんでいるサラビアですが、旧友であるモビスター・チームのエンリック・マス選手(総合首位の赤いジャージを着用)を応援するためチームバスの内部に招かれた際には『髪の毛が逆立つほどエキサイティングだった』と語り、今でもスポーツの最前線のスリルに胸を高鳴らせています。
自身の今後の去就について、サラビアは以下のように現状と情熱を明らかにしています。
『新シーズンがスタートした今、自分自身も将来の現場復帰へ向けて少しずつ準備を整えている。このオフ期間はただ単にサッカーから逃げているわけではなく、自分という人間や指導者としての価値を一段高めるための時間だ。内省を行い、頭の中を整理して、エネルギーを十分に再充填し、次にやってくる大きなチャレンジにより完璧な状態で挑めるように備えている。』
充電を続ける指揮官は、より成熟した姿でピッチの脇へと帰ってくる機会をじっくりと狙っています。(via Estadio Deportivo)
【本日の総括】
移籍市場最終盤を迎え、エルチェCFは激しい人員整理と引き抜きの嵐に直面しています。開幕からディフェンスの要として君臨していたアッフェングルーバーにサウサンプトンから巨額オファーが届き、生え抜きのチェタウヤやディアビは構想外として放出へ。守備の崩壊が目立つチームがどう再建されるのか、タイムリミット寸前のクラブの決断から目が離せません。
