アンドレ・アルメイダのレンタル加入決定

ポルトガル人MFアンドレ・アルメイダのラシン・サンタンデールへのレンタル移籍が、市場閉幕の土壇場で正式に合意に達しました。ラシンは、バレンシアが提示していた「無料レンタルは不可、経済的補償が不可欠」という厳しい条件をクリアし、50万ユーロのレンタル料を支払うことで合意しました。この契約に買い取りオプションは含まれておらず、純粋なレンタル移籍となります。

26歳のアンドレ・アルメイダはバレンシアと2029年までの長期契約を結んでいますが、カルロス・コルベラン監督の今季の構想から外れており、直近のデポルティーボ・ラ・コルーニャ戦の遠征メンバーからも除外されていました。彼は出場機会を求めてバレンシアからの退団を熱望しており、そこにラシンが急接近した形です。バレンシア側にとっても、この移籍によってアルメイダの給与負担をなくし、さらに50万ユーロの収入を得たことで、他ポジション(フォワードやセンターバックなど)の補強に必要な資金と登録枠(アルメイダが着けていた背番号10や17番が空き、新戦力登録の余地が生まれました)を確保できるため、双方にとってメリットのある取引となりました。

ピッチの中央からもサイドからも攻撃の起点となれるアルメイダの加入は、チームにとって大きな補強です。ラシンでは、昨季バレンシアでともに戦ったGKフレン・アギレサバラと再会することになります。また、バレンシアのレジェンドであるセルヒオ・カナレスや、同じく元バレンシアのファク・ゴンサレスといった心強いチームメイトと同僚になります。中盤の定位置争いにおいては、新加入のイバン・マルティン、コロンビア人MFグスタボ・プエルタ、そしてチームのスターである左ウイングのイニゴ・ビセンテらと高いレベルで競い合うことになり、ラシンの攻撃陣にさらなる深みをもたらすことが期待されています。(via ElDesmarque, SPORT, Superdeporte)