ミランMFボンドへのレンタル打診拒否と昨季の主力得点源たちの顔ぶれの激変
📊 移籍市場の最終盤、ナバロSDは中盤の底に厚みと強固なバランスを加え、アグメの退団可能性に備えるために、ACミランに所属する20歳のフランス・コンゴ国籍MF、ウォーレン・ボンドの獲得を模索していました。ミランに対して、有償レンタル移籍を打診。同じく中盤の強化を目指すヘタフェCFも獲得を打診していましたが、ボンド本人がセビージャやヘタフェからのアプローチを完全に拒否。本人はスペインではなく、イングランドのプレミアリーグ、または自国のリーグ1への移籍を優先的に希望しているため、セビージャへの加入交渉は完全に立ち消えとなりました。
また、今シーズンの攻撃陣の大きな特徴として、昨シーズンにチームの残留を支えた上位得点者たちの顔ぶれが劇的に激変している事実が挙げられます。
昨季10ゴールを記録し残留の最大の立役者となったアコル・アダムスは、今夏にセリエAのヴェネツィアへ売却。さらに、5ゴールをマークしたジブリル・ソウもセリエAのジェノアへ移籍。4ゴールを挙げたベテランのアレキシス・サンチェスもアメリカのモントリオールへと渡りました。昨季の主力得点源でチームに残留しているのは、イサーク・ロメロただ1人というきわめて厳しい編成の中、ガルシア・プラザ監督はカンテラの若き力や第二列目のマルチな得点力を引き出すことで、この窮地を乗り切るチーム構築を進めています。 (via Estadio Deportivo)
【本日の総括】
セビージャFCは、敵地サン・マメスでのビルバオ戦(1-3)で見事な快勝を収め、ジュレン・ロペテギ監督時代以来5年ぶりとなる開幕2連勝、そして189節ぶりとなるラ・リーガ暫定首位グループへと浮上する最高のスタートを切りました。前半11分の相手退場判定をめぐる論争や、終盤の失点後のナーバスな展開はあったものの、カンテラーノのオソが1ゴール1アシストを含む全得点に関与する大活躍を見せ、後半には交代枠を完璧に的中させたルイス・ガルシア・プラザ監督の「神采配」により勝負を決定づけました。しかし、指揮官が「戦術的に計算できるのは実質16人」と語るように、補強を必要とする手薄なスカッド事情はきわめて深刻です。電撃加入したジョージア代表コチョラシュヴィリに続く、バルガスの売却に伴う資金力の確保、チェルシーのマルク・ギウ獲得に向けたフロント陣の最後の攻防が、この最高のスタートを真の成功へと繋げる鍵となるでしょう。