ヨーロッパリーグ対戦相手決定 アウェイでユヴェントス、ホームにリヨンなど激戦の8試合が確定
8月28日にモナコのモンテカルロで開催された抽選会にて、ヨーロッパリーグのリーグフェーズで対戦する8チームが決定しました。ホームであるアノエタではオリンピック・リヨン(フランス)、ヴィクトリア・プルゼニ(チェコ)、ボーンマス(イングランド)、トレンセ(ポルトガル)を迎え撃ち、アウェイではユヴェントス(イタリア)、ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ(ベルギー)、クリスタル・パレス(イングランド)、リールストロム(ノルウェー)に乗り込みます。
この抽選により、過去の対戦履歴や因縁が数多く蘇ることとなりました。ユヴェントスとは、2003-04シーズンのチャンピオンズリーグ・グループステージ以来の対戦です。当時はアウェイのデッレ・アルピで4-2で敗れ、ホームで0-0の引き分けに終わっていました。デッレ・アルピは2009年に解体されたため、今回は現代的なアリアンツ・スタジアム(ユヴェントス・スタジアム)での一戦となります。マタラッツォ監督は自身のイタリアのルーツから、このイタリア勢との対戦を個人的にも非常に喜んでいます。
フランスの強豪オリンピック・リヨンとは、過去に2つのシーズンで相まみえています。2003-04シーズンのチャンピオンズリーグ・ベスト16での手痛い敗退の記憶と、2013-14シーズンの本戦進出をかけた予選プレーオフでの激闘です。後者の対決では、若き日のアントワーヌ・グリーズマンが放った伝説的なアクロバティックなオーバーヘッドキックによる先制ゴールなどがあり、ホームとアウェイの双方で2-0(合計4-0)の快勝を収めて本戦への切符を掴み取りました。また、チェコのヴィクトリア・プルゼニとは直近のヨーロッパリーグでアウェイで2-1で敗れた苦い記憶があり、当時の対戦でソシエダからゴールを奪ったガナ人FWプリンス・アドゥが現在も在籍しているため、今回は雪辱を誓うリベンジマッチとなります。
イングランドのボーンマスとクリスタル・パレスとは、公式戦では初の対戦となります。ボーンマスは、今夏にアンドニ・イラオラ前監督の後任としてマルコ・ローゼが新監督に就任しました。ローゼ監督は、かつてセルヒオ・フランシスコ監督が解任された際にソシエダの新監督候補として有力視されていた人物でもあり、不思議な縁を感じさせます。一方、前年のカンファレンスリーグ覇者であるクリスタル・パレスには、スペイン代表のイェレミ・ピノや、かつてセルタに所属していたオスカル・ミンゲサといった実力派のスペイン人選手が在籍しており、非常にタフな相手となります。
ベルギーのユニオンSGは昨季のカップ戦王者で今季のスーパーカップも制しており、アウェイゲームは彼らの本来の本拠地がUEFA基準を満たさないため、30キロほど離れたルーヴェンのデン・ドレーフが会場となります。さらにポルトガル2部のトレンセは、 Sporting CP を破ってポルトガルカップを制した歴史的なサプライズチームであり、かつてソシエダB(サンセ)に在籍しマルベジャへのレンタルを経験した右ラテラルのアレックス・カルボネルが所属しています。リールストロム(ノルウェー)も、2025年に2部リーグに所属しながらノルウェーカップを制して欧州への切符を掴み取ったクラブであり、その監督を務めているのは、かつてソシエダで活躍し現在はアーセナルでプレーするマルティン・ウーデゴールの父親であるハンス=エリック・ウーデゴールです。
大会は9月16日または17日の第1節(ラ・リーガ第6節の時期)に開幕し、2027年1月28日の第8節まで戦いが続きます。全36チームが一つの巨大なリーグテーブルで競い合う新方式が採用され、上位8チームが直接ベスト16へ進出、9位から24位までがプレーオフを戦い、25位以下はそのまま敗退となります。決勝戦は2027年5月26日にドイツのフランクフルトにある Deutsche Bank Park にて行われます。(via DiarioVasco, Mundo Deportivo, NoticiasDeGipuzkoa, ElDesmarque, MARCA)
バルサの有望右サイドバック、エクトル・フォルト獲得に最終合意
FCバルセロナに所属する20歳の右サイドバック、エクトル・フォルトの移籍交渉が最終合意に達しました。ソシエダはバルセロナに対して850万ユーロを支払い、フォルトの保有権の60%を取得することで合意しました。バルサ側との最終局面での交渉を経て、当初の想定よりも高いパーセンテージを買い取る条件で決着しています。
フォルトは長期契約にサインする予定で、バルセロナ側は将来的に彼を2000万ユーロで買い戻せるオプション(リパチェイス権)を保持します。一方で、ソシエダが設定するフォルトの契約解除金(違約金)は、ズビエタの標準的な額である6000万ユーロになる見込みです。
フォルト本人は木曜日夜にカンプノウで行われたバルセロナ対アスレティックの試合をスタジアムから観戦しており、現時点ではまだバルセロナに滞在しています。しかし、両クラブ間ではすでに正式な契約書類のやり取りと最終チェックが急速に進められており、早ければこの週末、土曜日中にも公式発表がなされる予定です。
フォルトの獲得を巡っては、ドイツのドルトムントも非常に強い関心を示していましたが、彼らが提示した移籍金はバルセロナ側が評価する額に届きませんでした。また、フォルトの家族や代理人を含む周辺環境も、ドイツに渡るよりもサン・セバスチャンへ移籍する方が選手の順調な成長にとって最善であると強く判断し、ソシエダへの移籍を熱心に後押ししました。
チーム内では、昨季怪我に苦しみ出場機会を十分に得られなかった右ラテラルのイニャキ・ルペレスが出場機会を求めてBチーム(サンセ)に合流しているため、このポジションの即戦力補強が急務となっていました。186cmの強靭なフィジカルを誇るフォルトは、本職の右サイドバックに加えて、センターバックや左サイドバックとしても高いパフォーマンスを発揮する汎用性を持ち、マタラッツォ監督が求める「チーム全体の物理的強度の向上」に完璧に合致するタレントです。昨シーズンはエルチェにローン移籍し、肩の脱臼による手術で約4ヶ月の長期離脱を経験しながらも、公式戦17試合に出場して実力を証明していました。(via DiarioVasco, NoticiasDeGipuzkoa)
ヨン・カリカブルのブルゴス完全移籍決定 契約解除し2年契約、恩師との再会へ
前線の人員整理として去就が注目されていたフォワードのヨン・カリカブル(23)が、セグンダ・ディビシオン(スペイン2部)のブルゴスへ完全移籍することが決定しました。公式発表は金曜日の深夜前に行われました。
カリカブルは金曜午後にブルゴスに到着して無事にメディカルチェックに合格し、ブルゴスと2年契約を結びました。ソシエダとの契約は解除され、移籍金は発生しないフリートランスファーの形(先のカルロス・フェルナンデスのケースと同様)での移籍となります。ブルゴスのスポーツディレクターであるミチュが、この移籍の強力な推進役となりました。マタラッツォ監督から構想外であることをはっきりと伝えられていたカリカブルの放出により、ソシエダは給与負担を軽減し、前線の登録枠を一つ空けることに成功。マタラッツォ監督が抱えていた人員過剰の「問題」をスマートに解決しました。
カリカブルは2021年9月30日のヨーロッパリーグ・モナコ戦でトップチームデビューを果たしたものの、5年間で公式戦21試合(計497分、2ゴール)の出場に留まり、レガネス、アラベス、アンドラ、ラシン・サンタンデールへのレンタル移籍を繰り返していました。
そして極めて運命的なことに、ブルゴスの次のリーグ戦の対戦相手は、カリカブルの古巣であり彼が育ったレアル・ソシエダB(サンセ)です。この試合は月曜日の19時にブルゴスのホーム、エル・プランティオで行われます。さらに、ブルゴスを率いるのは、かつてカリカブルがサードディヴィジョンで22ゴールを挙げて大ブレイクを果たした2020-21シーズンにサンセの監督を務めていた恩師、セルヒオ・フランシスコ監督(今夏からブルゴスを指揮)です。かつてソシエダのアカデミーで11年間指導した恩師は、会見で『サンセ戦は非常に特別な試合になる。自分がかつて育てた子供たちの素晴らしい成長と進化を目の当たりにできるのは、本当にこの上ない喜びだ』と熱く語っており、カリカブルが古巣相手にいきなりブルゴスでデビューを飾るかどうかに大きな注目が集まっています。(via DiarioVasco, Mundo Deportivo, ElDesmarque)
マタラッツォ監督がエスパニョール戦を前に必勝宣言 アノエタで勝利への渇望を語る
開幕2連敗(ベティスに0-1、レアル・マドリードに1-4)を喫し、非常に苦しい立ち上がりとなったソシエダ。本日土曜日19時にアノエタで行われるエスパニョール戦を前に、マタラッツォ監督が前日会見に臨み、並々ならぬ決意を語りました。
マタラッツォ監督は、ホームのサポーターの前で必ず結果を出すことを力強く約束しました:
『明日より素晴らしいフットボールを展開し、勝利を収めるのに、これ以上ふさわしい日は存在しない。ホームのアノエタで素晴らしいファンと再び深く繋がり、すべてのサポーターが笑顔と喜びを携えて家路についてもらいたいと心から願っている』
勝ち点ゼロで迎える、アノエタでの今季初のホームゲームというシチュエーションの重要性について:
『すべての試合が重要であることは言うまでもないが、我々が現在ゼロポイントであり、さらにアノエタでファンを前にして戦う最初のゲームであることを考えれば、この試合には間違いなくそれ以上の特別な意味と責任がある。我々は単に試合の特定の局面や時間帯だけうまくプレーするのではなく、キックオフからホイッスルまで一貫して高いクオリティを保ち、それを確実に「勝利」という目に見える形に変換する時が来たと痛感している』
『2連敗というプレッシャーはもちろんのしかかっているが、ここ数日間のズビエタでの練習で選手たちがグラウンド上に放っていたエネルギーは極めて素晴らしいものだった。多くの選手が万全のコンディションで戦う準備を整えており、明日の試合に向けて非常にポジティブな感覚(フィーリング)を抱いている。これこそが我々のリアルな現状だ』
昨シーズンの終盤からホームで勝利を届けられていないという悪い流れを、熱いファンとの繋がりを取り戻すことで一気に払拭したいという指揮官の強い渇望が伝わってきます。(via Estadio Deportivo, DiarioVasco, ElDesmarque, Mundo Deportivo)
久保建英の起用法について監督が言及 今季はインサイドやセカンドトップでの起用も
ソシエダの攻撃を牽引する絶対的な日本人選手、久保建英について、マタラッツォ監督が前日会見の場で具体的な戦術プランと非常に高い期待を語りました。
今シーズンの久保の起用法について、指揮官は以下のように明確な方針を明かしています:
『試合の展開や相手のシステムによっては、タケ(久保)がウイングに固定されるだけでなく、中盤のインサイドハーフ(8番)としてよりピッチの中央寄りでプレーする姿を見せることもあるだろう。シーズンを戦い抜く上で、戦術的な柔軟性は極めて重要だ』
久保が中央でプレーすることによる戦術的な狙いと、彼の武器については:
『タケは右サイドのウイングポジションから、彼が得意とする左足でピッチの内側へと切れ込む動きを見せるときが、最も相手にとって脅威であり、彼の最大の長所が発揮される瞬間だ。しかし、直近のレアル・マドリード戦などでは、中盤のエリアに人数を意図的に配置し、2人の選手で相手を引きつけて固定したかった。このアプローチ自体は前半、戦術的に非常によく機能したと感じている。我々にただ一つ欠けていたのは、よりスペースの奥深さを鋭くアタックすること、そして縦に速く仕掛ける垂直性(推進力)だった。タケは裏のスペースを突く動きが非常に得意であり、セカンドトップ(セカンドストライカー)としても十二分に機能することをすでに証明してくれている。今シーズンは、サイドでの鋭い仕掛けと中央でのチャンスメイクという、タケの持つ異なる2つのバージョン(顔)を状況に応じて使い分けていくことになるだろう』(via ElDesmarque, DiarioVasco, Mundo Deportivo)
新戦力ママドゥ・サールがズビエタで初練習 早速エスパニョール戦のメンバーに招集
チェルシーからの1シーズンの期限付き移籍(買取オプションは含まれない単純ローン契約)が決定したU-21フランス代表センターバック、ママドゥ・サール(20)が、金曜朝に早速ズビエタの練習場に現れ、ソシエダでの初練習を行いました。
練習の開始時には、新加入選手を歓迎するソシエダ伝統の「手荒い歓迎のトンネル(コジェハス:頭やお尻を叩く儀式)」を笑顔でくぐり抜け、一瞬にして新しいチームメイトたちに溶け込みました。フランス語が堪能なスタッフのレバルビエがピッチ上で彼のすぐ隣に付き添い、翻訳をサポートしていました。練習に先立ってマタラッツォ監督と記念撮影を行ったサールは、ピカピカの白いスパイクを履き、利き足である右足を中心に正確なパス練習などで軽快な動きを披露。
マタラッツォ監督はサールのフィジカルと才能について次のように絶賛しました:
『非常に若い年齢でありながら、すでにフランスやベルギーといった欧州の5大リーグで確かな経験を積んでいる。これまで我々のチームにいなかった、非常にユニークなプレースタイルとフィジカルの強みを持ったセンターバックだ。昨日、彼が僕よりも少し背が低いことに気づいて、少し残念そうな顔をしていたのがとても愛らしかったよ(笑)。彼は恵まれた体躯と、広いスペースを俊敏にカバーできるスピード、そして若さに似合わず非常に高い上昇志向、野心を持っている。現在のソシエダのプレースタイルに完璧にフィットすると信じている』
さらに左右の適性や起用方針については:
『彼は両足の扱いが非常に巧みで、ディフェンスラインの右側でも左側でも変わらず機能する。ヨン・マルティンも本来は右側を好むが、誰が同じピッチに立つか、どのような守備構造(3バックや4バック)を敷くかによって、その役割は柔軟に変更できる。サールには、いち早くアノエタの素晴らしいスタジアムの熱気を感じ取り、チームの雰囲気を肌で理解してほしい。そのためにも、すぐに試合の招集メンバーに入れてその熱狂を経験させることが極めて重要だ』
また、ソシエダはカリカブルのブルゴス移籍の正式発表が行われる前の段階で、すでにサールに対してカリカブルの背番号を割り当てた招集メンバーリストを公表するという、市場の動きを先取りした異例の対応を見せました。(via Mundo Deportivo, DiarioVasco)
中盤に朗報ヨン・ゴロチャテギが復帰 恥骨結合炎を克服し4ヶ月ぶりの実戦メンバー入り
ソシエダのミッドフィルダー陣に、非常に心強く明るいニュースが舞い込みました。昨季の終盤に恥骨結合炎(pubis)を患って以来、長期の離脱を余儀なくされていた若手MFヨン・ゴロチャテギが、じつに4ヶ月ぶりに実戦の招集メンバーに復帰しました。
ゴロチャテギは昨シーズンのジローナ戦で恥骨を痛めて以降、苦しいリハビリ生活を送っていました。この怪我を完全に克服するために自らの夏のバカンスを大幅に前倒しし、プレシーズンが始まる1週間も前に一人でズビエタの練習場に姿を現して、恥骨の専門治療を開始。手術を回避するための綿密な保存療法プログラムを継続した結果、状態が著しく改善し、約2週間前からはチーム全体の練習を何の問題もなく100%消化できるようになりました。
実戦での試合勘や体力面での懸念はまだ残るものの、アンカーやボランチをこなす「4番(中盤の底)」の選手層が非常に薄く、補強が急務とされている現在のチーム状況において、彼の復帰はマタラッツォ監督のローテーションに絶大な安心感を与える救世主となります。
一方、今回の招集リストにおいて、DFヨン・パチェコと若手ミケール・ゴティの2名が技術的な判断によりメンバーから外れました。パブロ・マリンも依然として怪我が回復せず離脱中です。リストには、すでに今季のリーグ戦で出場時間を獲得して存在感を示している若手のジョブ・オチェン、カルロス・ベイティア、 Marchal、Gorka Carrera らが引き続き含まれており、ゴールキーパーのフニオ・フラガ(まだ今季出場なし)を加えた計24名がエスパニョール戦に挑みます。(via DiarioVasco, Mundo Deportivo)
守護神アレックス・レミロが移籍の噂に言及 ソシエダでの将来と監督との深い対話
この夏、バルセロナやモナコ、ナポリといった国内外の有力クラブ、特に「バルセロナがジョアン・ガルシアの第2GKとして獲得、移籍金は1000万ユーロ程度」といった具体的な噂がメディアを賑わせた守護神アレックス・レミロ。2027年6月30日までの契約を持つ彼は、インタビューに答え、それらの憶測をきっぱりと否定しました。
レミロはソシエダへの強い帰属意識と、契約更新への希望を言葉にしました:
『当然、ここで契約を更新したいと強く思っている。私はレアル・ソシエダでとても快適で、満ち足りた時間を過ごしている。今はとにかく日々のフットボールを楽しみ、今年チームに全力を注いで貢献することだけに100%集中している。この夏は、スペイン代表のワールドカップメンバーから落選するなど、個人的に精神的に管理しにくい難しい出来事がいくつか重なった。その上に、自分の未来について、全く事実ではないことや、単なるアクセス稼ぎ(クリックベイト)を目的とした馬鹿げたニュースがいくつも勝手に出回り、とても不快だった。嘘だらけの報道に心をかき乱されるのは本当に嫌だった』
これに対し、マタラッツォ監督も前日会見の場でレミロへの揺るぎない信頼を口にしています:
『アレックス(レミロ)と、ウナイ(マレーロ)の2人のゴールキーパーとは、非常にクリアで正直な話し合いの場を持った。私が今シーズンどのような起用方針を採用し、どのようなGK陣の構成を敷くつもりなのか、その決定のプロセスと理由をすべて彼らに説明した。何よりもプロの選手には状況の透明性が必要であり、アレックスはそれを完璧に理解している。彼のこれまでの試合における極めて質の高いパフォーマンスはもちろん、この競争的な状況を非常に前向きに受け止めて自己改善に励んでいる姿勢に対して、私はこの上なく満足している。彼はソシエダに100%フォーカスしており、彼のような守護神がチームにいてくれることを心から誇りに思っている』(via ElDesmarque, DiarioVasco, Mundo Deportivo)
ヨーロッパリーグアウェイチケット情報 上限35ユーロ設定と座席割当の全貌
ヨーロッパリーグの対戦相手が確定したことを受け、ソシエダサポーター(チュリウルディン)は早くも大陸遠征の計画を立て始めています。しかし、UEFAルールに基づくアウェイサポーター用の座席割当には、スタジアムの規模による天国と地獄の大きな差(コントラスト)が存在します。
UEFAの厳格なレギュレーションによると、ホームクラブはアウェイ席としてスタジアムの全キャパシティの最低「5%」を visitor 側に提供する義務があります。このルールを当てはめると、遠征席の確保状況は以下のようになります:
アウェイ遠征の目玉となるイタリアのユヴェントス戦(アリアンツ・スタジアム:最大41,507人収容)では、ソシエダ側に約2,075枚のチケットが割り当てられます。これにより、かつてコロナ禍の無観客試合で同スタジアムを訪れた際とは異なり、数千人規模の大規模なサポーター集団がトリノへ押し寄せることが可能となります。ロンドンのクリスタル・パレス戦(セルハースト・パーク:25,486人収容)では、約1,274枚が割り当てられ、イングランド特有のクラシカルなスタジアムで声援を送ることができます。
その一方で、深刻なプラチナチケット化が懸念されるのが残りの2試合です。ノルウェーのリールストロム戦(オーローセン・スタディオン:10,540人収容)では、5%ルールによりわずか「527枚」しかチケットが提供されません。さらに過酷なのがベルギーのユニオンSG戦です。彼らの本拠地がUEFA基準を満たさず、30キロ離れたルーヴェンの「デン・ドレーフ(Den Dreef:10,020人収容)」を使用するため、割当枚数は今大会最小の約「501枚」にまで落ち込みます。この2戦は壮絶な争奪戦が予想されます。
なお、経済面ではサポーターに大きな保護措置が取られています。UEFAの規約により、今季のヨーロッパリーグにおけるアウェイ席チケットの最高価格は一律「35ユーロ」に厳密に制限されています。さらに「ホームサポーターが同等クラスの座席に支払う金額を超えてアウェイ側に価格を上乗せしてはならない」という不当上乗せ禁止ルールも定められているため、法外な料金を請求される心配はありません。また、ソシエダ側が割当チケットを売り残した場合、試合の7日前までに返却すれば無償で返せる仕組みになっていますが、その期限を過ぎると売れ残った分のチケット代金もソシエダ側が買い取る必要があります。(via NoticiasDeGipuzkoa)
対戦相手エスパニョールの脅威 マタラッツォ監督が縦に速いトランジションを警戒
本日アノエタで迎え撃つエスパニョールについて、マタラッツォ監督はその手強い戦術構造と危険性を詳細に分析し、警戒を強めています。
エスパニョールの強みと戦術について、指揮官は次のように評しました:
『非常に強い戦術的スタイルを持っており、ラ・リーガ全体で見ても本当に手強いチームの一つだ。彼らは守備時にミドルブロック、あるいはローブロック(自陣深くに引いた守備ライン)を形成し、守備を極めてコンパクトに保つ。時には高い位置からプレスをかけることもあるが、基本的には強固な守備構造をベースにして、ボール奪取からのトランジション(素早い攻守の切り替え)で一気に相手を刺す破壊力を持っている』
さらにそのビルドアップから攻撃への流れについては:
『ボールの動かし方も極めて明確だ。「3+2」(3バックと2枚のボランチ)の配置で後方からビルドアップを開始し、我々のファーストディフェンダーを巧みに引きつけて背後のスペースを突く。迅速にロングボールを前線に放り込み、その周辺でセカンドボールをタフに回収して、非常に短い手数で一気に我々のペナルティエリア内に侵入してくる。非常にタフで戦術的な相手だ』
しかし、マタラッツォ監督はチームへの自信を失っていません:
『しかし、我々ソシエダも同様に強大なパワーとクオリティを持っている。もし我々がピッチ上で本来発揮すべき実力を100%体現し、勝つための強い精神性(メンタリティ)を持って闘い抜くならば、必ず明日は勝利を収めることができるだろう』
エスパニョール側は、カステリョンから500万ユーロ未満で加入して前節レアル・マドリード戦でゴールを挙げるなど大ブレイク中のアレックス・カラトラバや、中盤で強大な存在感を見せる元ソシエダBのウルコ・ゴンサレスらが好調を維持している一方、ハビ・プアドやキケ・ガルシアの怪我による欠場、さらに主力DFレアンドロ・カブレラの出場停止といった台所事情も抱えています。(via MARCA, DiarioVasco, ElDesmarque)
【本日の総括】
ヨーロッパリーグの対戦カードが決定し、サールやフォルトの合流など、ソシエダの新しい挑戦に向けたピースが揃いつつあります。今夜のアノエタでのエスパニョール戦で、マタラッツォ監督率いるチームが今季初勝利を挙げて上昇気流に乗ることを期待しましょう。
