アレイシ・フェバスの獲得

🤝 2026-27シーズンに向けたセルタの最初の補強選手として、エルチェCFからアレイシ・フェバスがフリーで加入した。契約期間は2029年6月までの3シーズンとなる。エスパニョールなどの複数クラブが獲得を狙っていたが、セルタが争奪戦を制した。

🧠 クラウディオ・ヒラルデス監督が求めていた「戦術的インテリジェンス、パスの精度、ゲームビジョン」を備えた選手として評価された。ヨーロッパリーグ出場権があることや、エルチェ時代のエデル・サラビア監督の戦術とヒラルデス監督のスタイルが似ていることが、セルタを選ぶ決め手となった。

🗣️ フェバスはクラブ公式メディアにて次のように喜びと抱負を語っている。

『ここ数ヶ月、エージェントからセルタが関心を持っていると聞いていました。セルタのようなクラブが自分に興味を持ってくれるのは常に美しく、とてもワクワクすることなので、本当に嬉しいです』

『ここに来ることはキャリアのもう一歩を意味すると思います。さらに、ヨーロッパの大会でプレーしたいという強い思いがあります。まだ経験したことがないですが、非常に重要な経験だと考えています』

『クラウディオのゲームのアイデアにとても快適さを感じています。ボールを持った提案が好きで、常に後ろから繋ごうとします。守備的にもハイブロックにもローブロックにもうまく適応できるので、始めるのがとても楽しみです』

『試合に来る時は、移動、ホテル、スタジアムで完結するのでほとんど何も知りません。まだ来たばかりですが、街とクラブの両方に染まりたいです』

ファンに向けても初日から仕事、献身、野心を約束し、SNS動画では『こんにちは、セルティスタの皆さん、アレイシ・フェバスです。もうここにいます。皆さんに会えるのがとても楽しみで、素晴らしい一年になることを願っています。すぐに会いましょう』とメッセージを送った。

✍️ プリンシペの本部で契約書にサインした彼は、ミゲル・ロマン、ウゴ・ソテロ、マティアス・ベシーノ、イライクス・モリバらが顔を揃える中盤のラインに加わることになる。また、サラゴサ時代のチームメイトであるボルハ・イグレシアス、エルチェ時代のセルヒオ・カレイラ、アルバロ・ヌニェスとも再会を果たす。プレゼンテーションは6月3日の正午にバライードスで行われる予定だ。

📈 フェバスはレアル・マドリードのカンテラ出身で、ジダン監督時代にはPSGとのプレシーズンマッチでトップチームデビューを果たし、ルカ・モドリッチの後継者と目されたこともあった。その後、サラゴサ、アルバセテ、マジョルカ、マラガ(ここで2部降格を経験)を経て、エルチェで「素晴らしい3年間」を過ごし、1部昇格を経験。エルチェでの別れの際には『私は常に自分自身に少し失望していました。もっとできると思っていたからです』と語っていたが、今季はペドリに次ぐリーグ2位のパサーとして輝きを放った。

(via SPORT / ElDesmarque / Mundo Deportivo)

クラブの財政と選手売却

💰 アレイシ・フェバスの到着により、ヒラルデス監督がリーグ、コパ・デル・レイ、ヨーロッパリーグの3つの大会を戦うためにより競争力のあるスカッドを求める要求は一部緩和される見通しだ。

📊 しかし、クラブは6月30日までに少なくとも1選手の売却をまとめ、経済的損失なしにシーズンを終えることに集中している。ヨーロッパリーグの収入を見込んでも、帳尻を合わせるためには1600万ユーロの収入が必要と設定されている。現在、最も市場価値が高く、国際市場で関心を集めている選手の一人がイライクス・モリバである。

(via SPORT)

中盤選手のシーズン評価

📋 2025-26シーズン、セルタは55試合を戦い、35人の選手が起用され、2季連続のヨーロッパリーグ出場を果たした。激動のシーズンを終え、中盤の選手たちの10点満点の評価が公開された。

🌟 イライクス・モリバ (7.5点)

ラマダン期間中などにパフォーマンスの浮き沈みはあったが、ヒラルデス監督にとって重要な戦力だった。リーグ36試合、EL11試合に出場し2ゴール4アシスト。最終節セビージャ戦でEL出場を決定づけるゴールをマーク。フェル・ロペスをサポートするピボットとして最高のプレーを見せた。3500分以上出場しており、売却されれば戦力面で大きな痛手となる。

🌟 ミゲル・ロマン (8点)

今季の最大の発見。徐々にスタメンに定着し多くの試合でベストプレーヤーに選ばれた。3大会で2003分プレーし1ゴール3アシスト。しかし左足第5中足骨の骨折で3月半ばから4月、5月を欠場し、チームは彼の不在を痛感した。

🌟 フェル・ロペス (6点)

冬に加入しファイナルサードの課題解決を期待されたが、23試合で2ゴール2アシストに留まった。「8番」としての適応に苦労したが、最終節セビージャ戦では素晴らしいパフォーマンスを見せた。

🌟 ウゴ・ソテロ (5点)

飛躍の年になるはずが期待に応えられず、ヒラルデス監督は終盤フェル・ロペスを彼の位置に起用。30試合約1600分出場、2アシスト。市場に出ており、フェバスの加入でさらに立場が危うくなっている。

🌟 ダミアン・ロドリゲス (5点)

リーグやELでは出番が少なく、コパ・デル・レイで多くプレーし1ゴール。8試合400分強のプレー後、冬にラシン・サンタンデールへレンタルされた。

🌟 フラン・ベルトラン (4点)

個人的には忘れたいシーズンで2部降格を経験。マドリード出身の彼は出場機会の少なさと契約更新のオファーがないことから1月に退団を選択した。リーグでスタメン7回、ELで4回にとどまった。

🌟 マティアス・ベシーノ (4.5点)

中盤の穴埋めで加入したベテラン。12試合500分強の出場で、怪我に悩まされたが良い印象を残した。あと1年契約が残っており残留予定。

🌟 アンドレス・アンタニョン (評価なし)

ユースの有望株。リーグとコパでデビューし3試合で約90分プレー。質の高さを見せた。

🌟 ウゴ・ブルシオ (評価なし)

リーグでデビューし7分間プレー。トップチームでキャリアを築くことが期待されるカンテラ選手の1人。

🌟 オスカル・マルコス (評価なし)

コパ・デル・レイのプエルト・ベガ戦でデビューしゴールを記録。

🌟 フランコ・セルビ (2点)

ほぼ空白のシーズンで、セルタでの5年間の最後の年となった。リーグ出場ゼロ、ELで12分、コパで2試合出場1アシスト。構想外だったが残留を選択。プレーできなくてもドレッシングルームで問題を起こさず、チームを後押しした態度は評価されている。

(via ElDesmarque)

レンタル組の去就問題

🔄 マルコス・アロンソの契約更新とフェバスの加入発表により、契約下の選手は30人に近づいている。今季他クラブにレンタルされていた5選手が復帰するが、いずれも来季の構想外となっており放出が既定路線だ。

🔹 ウナイ・ヌニェス

イタリアのエラス・ヴェローナに馴染めず、1月にバレンシアへレンタル。バレンシアで13試合(10試合スタメン)912分プレー。バレンシアは残留を検討しているが給与が障壁となっている。セルタは構想外のため、少額の移籍金での放出を容認する姿勢だ。

🔹 マヌ・サンチェス

レバンテで素晴らしいシーズンを過ごし、1部レベルの実力を証明。しかしヒラルデス監督の構想外であり、レバンテは400万ユーロの買い取りオプションを行使できない。権利の一部を放棄しての減額移籍や再レンタルが視野に入っている。

🔹 カルレス・ペレス

最大の厄介者。契約最終年だが超高給で、ヘタフェとアリス・テッサロニキで平凡な成績に終わった。移籍金を払うクラブはなく、セルタが給与の大部分を負担しての再レンタルが最も現実的。

🔹 ダミアン・ロドリゲス

1月にラシン・サンタンデールにレンタルされ、2部優勝を果たしたチームで20試合941分プレーしたが、徐々に重要性を失った。セルタの中盤に彼のスペースはなく、モリバとソテロが退団して初めて5番手に入れる状況。2028年まで契約があり再レンタルが濃厚だ。

(via ElDesmarque)

カルロス・ドトールの状況

🏃‍♂️ レンタル組のもう一人、マラガCFでプレーするカルロス・ドトールは素晴らしいシーズンを過ごしており、約2400分、35試合に出場し1ゴール1アシストを記録。彼が欠場した7試合でマラガは1勝しかしていないほど重要な存在となっている。

⏳ マラガは現在昇格プレーオフを戦っているため、ドトールのレンタル期間は大会終了まで「延長」される形に。6月30日終了後は一旦セルタに復帰する。

💶 マラガが昇格すれば残留の可能性が高まるが、契約に買い取りオプションは設定されていない。セルタのマルコ・ガルセスSDは売却による収入を目指しており、価格は約100万ユーロに設定されている。フェバスの加入によりセルタでの居場所は完全に失われており、その適正な給与水準も相まって1部や2部上位クラブからの需要が見込まれている。

(via ElDesmarque)

ボルハ・イグレシアスのW杯選出

🇪🇸 セルタのストライカー、ボルハ・イグレシアスが米国・メキシコ・カナダで開催されるワールドカップのスペイン代表26人の最終メンバーに見事選出された。背番号は「26」を背負う。代表にはセルタからハビ・ロドリゲスもサポートメンバーとして帯同している。

📱 W杯選出の喜びについて、イグレシアスは次のように語っている。

『月曜日にリストが発表されてから木曜まで連絡が鳴り止まず、故郷のサンティアゴで家族や友人、マリアと過ごし、「うわ、これはすごいことが起きてる!なんてワクワクするんだ!」と実感しました』

『ワールドカップでプレーする機会を得るなんて、本当に信じられないくらいすごいです』

代表発表時は非常に緊張していたが、自分の名前があるのを知る前に何とか落ち着きを取り戻したと明かした。

🍀 友人からの特別な「お守り」についても明かしている。

『今週、友人たちが幸運のお守り人形などを持ってきてくれました。私はすごく迷信深いわけではないんですが、友人たちに「スーツケースに入れて祭壇を作れ」と言われたので、彼らのためにそうするつもりです。私が滞在する各部屋に飾ります』

📸 SNSでは初日の練習写真とともに「ワールドカップへの道、1日目」と投稿。また、「20年前、サッカーゲームでワールドカップ版をプレーしながら夢見ていたあの頃の自分に感謝したい。数時間前まで信じられなかった」と、子供時代の夢が叶った感動を綴っている。

(via ElDesmarque / SPORT)

【本日の総括】

アレイシ・フェバスの獲得により中盤の層を厚くしたセルタですが、財政面での帳尻合わせや構想外のレンタル復帰組の放出など、フロントの腕が試される夏になります。一方でボルハ・イグレシアスがスペイン代表としてW杯に挑む明るいニュースもあり、来季のヨーロッパリーグ参戦に向けた準備が着々と進んでいます。