開幕セビージャ戦(2-3)での教訓と第2節アラベス戦に向けた4-2-3-1予想スタメン
ベニャ・サン・ホセ監督の初陣となったラ・リーガ開幕戦(サンチェス・ピスフアンでのセビージャFC戦)は、非常に激しいドラマに満ちた展開となりました。
試合開始わずか4分の段階で、快速ウイングのアルバロ・ガルシアが見事なコントロールショットを沈めてラージョが電撃的に先制に成功。素晴らしい船出を予感させました。しかし、その後に守備ラインのマークがほんの一瞬緩んだ隙を突かれて失点を許し、さらに後半には不運なディフェンスのエラーから相手に2つのPKを与えて沈められ、最終的に2-3という手痛い惜敗を喫する結果となりました。
このセビージャ戦での「一瞬の集中力の欠如」という厳しいレッスンを活かし、今回のデポルティボ・アラベス戦(第2節)では、守備のブロックをさらに強固にする「4-2-3-1」のシステムを敷いて臨みます。
ゴールキーパーには、プレシーズンを経て守護神の座に君臨しているアウグスト・バタジャ(Augusto Batalla)。
4バックのディフェンスラインは、右サイドバックにアンドレイ・ラティウ(Andrei Ratiu)、センターバックのコンビにはフロリアン・ルジューヌ(Florian Lejeune)と、緊急スクランブル起用となるパテ・シス(Pathé Ciss)、そして左サイドバックには移籍したペップ・チャバリアの代役としてイバン・バジウ(Ivan Balliu)が左にスライドしてスタメンに入ります。
中盤の底は、チームのキャプテンであり守備の壁であるオスカル・バレンティン(Óscar Valentín)と、ゲームメイクを司るウナイ・ロペス(Unai López)の鉄板コンビ。
2列目の3枚には、右ウイングにアレハンドロ・デ・フルトス(Alejandro De Frutos)、トップ下には前シーズンに科されたレッドカードのサスペンションが仮処分によって一時的な延期措置が適用されたおかげで、開幕戦に引き続き奇跡的に出場可能となった大黒柱のイシ・パラソン(Isi Palazón)、そして左ウイングには、開幕戦で電撃弾を決めたスピードスターのアルバロ・ガルシア(Álvaro García)が先発に名を連ねます。
最前線には、前節先発したランディ・エンテカがキープ力の低さを厳しく評価されてベンチスタートに回ることが確実視されており、代わって直近のカップ戦等でも卓越したゴール嗅覚を見せていたセルヒオ・カメージョ(Sergio Camello)の先発抜擢が極めて濃厚となっています。ただし、新戦力のドイツ人FWアレマン(Alemão)のスタメン起用の可能性も排除されておらず、キキ・サンチェス・フローレス監督率いるアラベスを崩すための急先鋒の選定がギリギリまで続けられています。(via ElDesmarque / MARCA)
【本日の総括】
ホームスタジアムであるバジェカスの老朽化に伴うマドリード州との対立、および代替地ブタルケでの代替開催を巡るサポーターのボイコット呼びかけや、アラベス役員会による貴賓席拒絶スキャンダルなど、ピッチ外では近年稀に見る大混乱に包まれているラージョ・バジェカーノ。しかし、ノーベル・メンディのクラブ最高額2500万ユーロでの売却という巨大な軍資金を武器に、グラナダのナーセイ獲得交渉を進めるなど、移籍市場の最終盤で中長期を見据えたディフェンスの大補強が進行中です。サン・ホセ新監督のもと、ピッチ外の雑音を断ち切り、ブタルケでのアラベス戦で今シーズン初勝利と初の勝ち点3奪取を狙います。