アラベス側が「非人道」と憤慨!アウェー席排除に対する貴賓席の完全ボイコット声明
チケット配給におけるフロントの不誠実な立ち回りは、対戦相手であるデポルティボ・アラベスとの間で決定的な外交問題へと発展しています。
ラージョは、代替開催地ブタルケが十分な収容能力(14,700席)を備えているにも関わらず、アウェーでチームを支えるためにマドリードへの遠征を予定していたデポルティボ・アラベスのサポーターに対し、アウェー専用のチケット販売枠を「1枚も提供しない(排除)」という極めて一方的で非情な決定を、試合前日になってアラベス側へ公式に通告しました。
この冷酷な決定に対し、アラベスは即座に激怒。クラブのファンを蔑ろにする不誠実な対応を『絶対に容認できない』と厳しく指弾する、かつてないほど強硬なトーンの公式声明をメディアに向けて一斉発表しました。
アラベスはその声明の中で次のように主張し、ラージョに対する全面闘争の姿勢を露わにしました。
『自らのスタジアム問題によって発生した不便のしわ寄せを、対戦相手のファンに一方的に押し付け、アウェーで愛するチームを応援する当然の権利を完全に奪うことは、フットボールの最も美しい本質やアイデンティティ、およびサポーターへのリスペクトを著しく汚す行為です。私たちはこのような不当な扱いに対して毅然と抗議し、これが今後のリーグにおいて悪い前例として繰り返されないよう、強く糾弾します』。
この抗議の直接的なアクションとして、アラベスの会長をはじめとする取締役会・役員全員は、ブタルケのVIP貴賓席(プレジデンシャル・ボックス)への出席を完全に「ボイコット」し、スタジアムに一切姿を現さないことを発表。ラージョは過去にも、ホームスタジアムであるバジェカスにおいて、ビジターチケットの販売枠を極端に削減したり、完全にゼロにして販売しないといった問題行為を幾度も繰り返してきた歴史があり、今回のブタルケでの仕打ちによって、スペインのフットボール周辺における「ビジターファンへの最も不親切なクラブ」としての悪名がさらに強固なものとなる、極めて恥ずべきスキャンダルを露呈しました。(via ElDesmarque)