レアル・ベティス 🌴

UEFAチャンピオンズリーグのリーグフェーズ第4節がドイツのジグナル・イドゥナ・パルクで行われ、アウェイに乗り込んだレアル・ベティスはボルシア・ドルトムントに1-2で敗れ、今季欧州CLでの初黒星を喫しました。

マヌエル・ペジェグリーニ監督は直前のマラガ戦からスタメン7人を変更し、イスコやマルク・バルトラらをベンチに温存してデオッサ、ベルナル、セバジョス、アントニーらを起用する大胆なターンオーバーを敢行しました。しかし前半、ドルトムントの右サイドバックであるライエルソンの強力な攻め上がりにベティスの左サイドバックを務めたバレンティン・ゴメスが著しく苦戦を強いられ、右サイドから立て続けにピンチを招く厳しい立ち上がりとなりました。それでも守護神アルバロ・バジェスが前半から素晴らしい反応を見せ、スベンソンやギラシの決定的なシュートを至近距離で阻止する圧巻のスーパーセーブを連発してチームを支えました。ベティスも14分にトロイ・パロットの崩しからアントニーがゴールネットを揺らしたものの、VAR判定によりわずかなオフサイドで取り消されました。

試合が動いたのは後半開始直後の49分、ライエルソンのクロスからジュード・ベリンガムのシュートをアルバロ・バジェスが一度は驚異的な反応で弾いたものの、こぼれ球をファビオ・シウバに押し込まれてドルトムントに先制を許します。反撃に出たいペジェグリーニ監督は60分にセバジョスとアントニーを下げ、満を持してイスコとアイトル・ルイバルを投入。この采配が即座に試合の展開を変えました。67分、中盤でデオッサが球際を制してボールを奪うと、左サイドで抜群のキレを見せていたアブデが精度高いクロスを供給。セカンドポストへ走り込んだ主将アイトル・ルイバルが右足で冷静に押し込み、鮮やかな同点ゴールを奪い取りました。

しかし歓喜も束の間、72分にドルトムントの途中出場MFカレツァスにペナルティエリア手前からの強力なミドルシュートを決められ、再び勝ち越しを許してしまいます。試合終盤にはイスコの絶妙なコーナーキックからマルコス・ジョレンテが頭でそらし、アブデが詰め寄るなど怒涛の猛攻を仕掛けましたが、あと一歩及ばずに1-2でタイムアップを迎えました。(via Relevo / SPORT / ElDesmarque / Estadio Deportivo / Esport3)

試合後、ペジェグリーニ監督は『チームは最初から最後まで高いパーソナリティを持って戦ったが、勝点を持ち帰れず非常に残念だ。敵地で強豪相手に自らのスタイルを崩さずに挑んだ。負けるにしても、今日のチームのように正面から胸を張って戦って負けるべきだ。4試合で勝ち点9を獲得しており、下を向く必要はない』と選手たちの奮闘を称えました。(via ElDesmarque)

また同点弾を決めたアイトル・ルイバルも『素晴らしい試合を展開できただだけに悔しさが残る。全員が最後まで諦めずに戦い抜いた』と強い口調で悔しさを滲ませました。(via MARCA)

レアル・ベティス 🌴

ドルトムント戦にアウェイで破れたベティスですが、現地に駆けつけたサポーターが見せた圧倒的な熱量と、チームが示してきたデータ面での優位性が大きな話題を呼んでいます。

試合終了後、ドルトムントの主将を務めるシュロッターベックが、スタンドの一角を緑と白に染め上げたベティスのアウェイ応援席へ歩み寄り、自らの帽子を脱ぐジェスチャーを見せて深々と敬意を表しました。この行動に対し、ベティスのスポーツダイレクターであるマヌ・ファハルドは『彼らファンこそがベティス最大の世界遺産だ。どんな遠方であってもチームを支えてくれるサポーターに対し、感謝の言葉しかない』と深く感銘を受けた様子で語りました。(via ElDesmarque)

さらに、データアナリストのシミュレーション分析(@LaLigaEnDirecto)によると、全50万回に及ぶ今後の試算結果において、ベティスがチャンピオンズリーグの次ラウンド(プレーオフ以上)へ進出する確率は「98.12%」という圧倒的な数値が弾き出されています。現在4試合を終えて3勝1敗(勝ち点9)の11位につけており、ストレートで16強入りを果たす「トップ8」への進出確率も24.08%を維持しています。

ベティスは次節11月24日に行われるアウェイのスロヴァン・ブラチスラヴァ戦で勝利を収めれば、自力で数学的に次ラウンド進出を確定させることができます。残るカードはコモ、アーセナル、バイエルン・ミュンヘンと強豪が控えているものの、優位な立ち位置を保っています。(via Relevo / ElDesmarque / Estadio Deportivo)