「消防士」アギーレの過去キャリアとチーム若返り

アギーレ監督が就任から初勝利を挙げるまでに4試合を要したプロセスは、彼の過去の ラ・リーガ でのキャリアの歩みとも見事に重なります。途中でチームを引き受けた過去4クラブ(ブライアン・サラゴサ、エスパニョール、レガネス、マジョルカ)のうち、3クラブにおいて初勝利までに4〜6試合の準備期間を必要としました。過去の例では、ブライアン・サラゴサとエスパニョールを劇的な残留へと導き、マジョルカでは2試合目で初勝利を挙げた一方、レガネスではあと一歩及ばず降格となった歴史を持っています。

メキシコ人指揮官は、4試合で貴重な勝ち点5(12ポイント中)を稼ぎ出しながら、チームの年齢構成にも着実な変化をもたらしています。デビュー戦となったレーシング・サンタンデール戦でのスタメン平均年齢は28.5歳でしたが、直近のエルチェ戦では27.4歳まで平均年齢が低下しました。

先発出場がほぼ決定視されていた18歳の新鋭ウインガー、オトルビが直前に負傷離脱するというアクシデントに見舞われながらも、アギーレはスカッド全体を幅広く見渡し、若手選手を徐々にメインキャストへと引き上げる構造改革を推し進めています。ベテランの安定感と若いエネルギーの融合を図るアギーレの手腕に、クラブの命運が託されています。(via MARCA)

【本日の総括】

アギーレ体制下で守備の劇的改善と若返りが進む一方、出場機会に恵まれない佐藤龍之介には1月放出論と国王杯での決死の挽回チャンスが訪れています。