会長選挙動向 エンリケ・リケルメの立候補とモウリーニョ就任への影響
フロレンティーノ・ペレス会長が2年半前倒しで選挙を実施する中、Cox Energy社の社長であるエンリケ・リケルメ氏が対立候補として立候補する意思を表明しました。出馬に必要なクラブ予算の15%にあたる約1億8700万ユーロの保証金について、スペイン国内の銀行(サンタンデール銀行やBBVAなど)からはフロレンティーノ・ペレスのビジネス界での影響力への配慮から融資を拒否されましたが、カナダのスコシアバンクやアンドラのアンドバンクのスペイン支社など、海外の銀行と交渉をまとめて提出する構えです。リケルメ氏の陣営には、ダビド・メソネロ、アンヘル・マルティン、ロサウロ・バロ、ダマソ・キンタナ、そしてペレス会長の元右腕だった故フェルナンド・フェルナンデス・タピアスの子息らが名を連ねており、イケル・カシージャス、セルヒオ・ラモス、プレドラグ・ミヤトビッチといったクラブのレジェンドたちとも強いつながりを持っています。リケルメ氏は『我々は、真剣でプロフェッショナルで革新的な立候補の準備をしている。レアル・マドリードの価値観を取り戻したい。近年、その一部が損なわれている。最高の才能はレアル・マドリードに来たがるべきだ』と意気込みを語っています。 (via SPORT)
この選挙戦への突入により、ジョゼ・モウリーニョの新監督就任発表が保留となっています。当初は最終戦直後に発表される予定でしたが、リケルメ氏が立候補を正式に届け出たため、選挙結果(遅くとも6月8日までに実施)を待つ必要があります。モウリーニョにはベンフィカとの契約に「シーズン最終戦から10日以内なら700万ユーロで契約解除できる」という条項がありましたが、その期限である5月26日を過ぎてしまうため、マドリーはベンフィカのルイ・コスタ会長と直接交渉を行って違約金を支払う必要が生じます。モウリーニョとはすでに2年契約+1年のオプションで条件面は合意しています。 (via SPORT)