ナウエル・モリーナのローマ移籍合意とクラブが受ける財政的メリット

アルゼンチン代表として世界を制したナウエル・モリーナが、アトレティコを離れてローマへ移籍することが決定的な段階を迎えました。現在、モリーナはイタリアへ渡ってメディカルテストに臨む準備をしており、受診後にローマと4年間の正式契約を締結する見込みです。移籍金は約1700万ユーロとされています。アトレティコが4年前に獲得した際は2000万ユーロを支払っていました。直近のシーズンで徐々にシメオネ監督の信頼を失い、ラ・リーガでの出場機会を大幅に減らしていたモリーナの売却は、アトレティコにとって極めて大きな給与上限(サラリーキャップ)の緩和という恩恵をもたらします。これにより、クラブは今夏に新たに獲得した新戦力たちの選手登録手続きを無事に進めることができるようになり、深刻だった財政的制約の克服に一役買う形となりました。(via Estadio Deportivo)

クラブを去った7人の放出選手とマルコス・ジョレンテのバックアップ問題

今夏の移籍市場におけるアトレティコの人員整理は、ナウエル・モリーナの退団決定を含めて合計7人目となりました。これまでにチアゴ・アルマダ(リバープレート)、ジュリオ・ディアス(セビリア)、アントワーヌ・グリーズマン(オーランド)、ラングレ(ベンフィカへ期限付き移籍)、モルドヴァン(アイディンスポルへ期限付き移籍)、そしてニコ・ゴンサレス(ユヴェントスへ復帰)の6名が退団しており、モリーナが7人目の流出となります。モリーナがローマへ移籍することにより、チームの右サイドバックを務められる純粋なファーストチームの選手はマルコス・ジョレンテのみという極めて手薄な状態となります。シメオネ監督は、スペイン代表で同僚のアレックス・バエナをコンバートして競わせるか、あるいはカンテラの若手であるハビ・ボニャールをバックアップとして引き上げる選択肢を検討しており、市場での緊急の補強も視野に入れつつ、右サイドの防衛ライン再構築を模索しています。(via Estadio Deportivo)