UDラス・パルマス

CDカステリョンに0-3で大敗したUDラス・パルマスでは、ファンとクラブの間の断絶が決定的なものとなり、危機感がピークに達している。スタジアム「エスタディオ・グラン・カナリア」の観客数はわずか15,054人にまで激減し、前半22分の時点で2失点を喫すると、ハーフタイムを待たずに席を立つサポーターが相次いだ。さらに55分に0-3となる決定的な3点目を奪われると、スタンドからは観客の大規模な退場が始まり、スタジアムは急速に空虚な空間へと化した。 (via MARCA / SPORT)

ファンはフロントの意思決定に対する忍耐を完全に失っており、かつて静かだった役員席(パルコ)へ厳しい視線が注がれている。スタンド全体からは『ミゲル・アンヘル・ラミレス辞任!』や『フロント陣は辞任せよ!』という大合唱が激しく巻き起こった。今季開幕前にルベン・デ・ラ・バレーラ監督を解任し、67歳のベテランであるフアン・マヌエル・ロドリゲス監督を4度目の就任として迎えた選択自体が疑問視されており、チーム編成とスポーツ計画の責任者であるスポーツ・ダイレクター(SD)ルイス・エルゲラの施策に対しても厳しい批判が集まっている。 (via MARCA / SPORT)

主力選手の大量放流に対して納得のいく補強がなされず、今夏獲得した新戦力7名のうちまともに機能しているのはイバン・ハイメ1人のみという窮状だ。ラミレス会長はエルゲラSDの仕事を擁護し、大量の傷病者の存在を不振の理由に挙げているものの、チームは降格圏までわずか3ポイント差という危機的な位置に沈んでいる。新指揮官が繰り出した5バックやこれまで出場機会のなかったバシンガの起用といった奇策も裏目に出ており、クラブの混迷は深まるばかりである。 (via MARCA / SPORT)

UDラス・パルマス

初陣で0-3の完敗を喫したフアン・マヌエル・ロドリゲス監督は、試合後の記者会見で不甲斐ない結果への無念を滲ませつつも責任から逃げない姿勢を示した。指揮官は『結果には非常に不満で悲しいが、チームは決して腕を下げてあきらめたわけではない』と選手たちを擁護しつつ、前半に許した2失点とイニャキ・ゴンサレスの負傷を敗因として挙げた。その上で『敗戦の責任は我々にあり、その筆頭は私だ。私が全ての直接的な責任者である』と断言した。また、ブーイングを浴びせる観客の怒りについても『ファンが怒らないとしたらそれこそ不条理だ。彼らは常に我々の12番目の選手である』と受け止め、セグンダでは勝負を分ける要素となるセットプレーの改善を求めた。 (via MARCA)

一方で、ピッチで戦った選手たちからも自己批判の声が相次いでいる。DFアレックス・スアレスは『もし罵声や批判を浴びせる必要があるなら、フロントやベンチではなくピッチの上にいる我々選手に向けるべきだ。問題はピッチの上の我々にある』と語り、ファンからの批判を真摯に受け止めて好転させる必要性を強調した。また、MFエンゾ・ロイオディスも『全員が打ちひしがれているが、今こそ団結しなければならない』とコメントし、FWマヌ・フスターも『今日の負けは100%僕たち選手の責任だ。次の試合で挽回するしかない』と反省を口にした。 (via MARCA)