聖地の不敗神話:サンチェス・ピスフアンが誇る「第12の選手」発祥の歴史と代表戦の記録

スペイン代表男子チームがUEFAネーションズリーグでクロアチア代表を迎えるにあたり、会場となるセビージャFCの本拠地「エスタディオ・ラモン・サンチェス・ピスフアン」の不敗神話と、サッカー界で広く使われる「第12の選手(Jugador número 12)」という言葉の歴史的なルーツが改めて脚光を浴びています。

🏟️ サンチェス・ピスフアンは、スペイン代表にとって不滅の要塞です。これまで同スタジアムで開催された国際Aマッチ27試合において、スペイン代表は22勝5分0敗と一度も敗れたことがありません。

📜 このスタジアムが「第12の選手」と呼ばれるようになった起源は、1964年3月11日に行われた欧州選手権(現ユーロ)準々決勝のエイル(アイルランド)戦にさかのぼります。当時、ネビオンのスタンドを埋め尽くした観客は、セビジャーナス(地元の伝統舞踊)の手拍子と熱狂的な声援で90分間チームを後押しし、5-1の大勝を呼び込みました。感動したスペインサッカー連盟(RFEF)のアンドレス・ラミレス事務局長は試合後『彼らこそがスペイン最高の観客だ』と絶賛し、セビージャFCの会長に背番号12のスペイン代表ユニフォームを贈呈しました。

🎨 この心温まる故事は、サンチェス・ピスフアン正面ファサードを飾るサンティアゴ・デル・カンポ作の壮大な陶器モザイク壁画や、スタジアム内部の記念プレートとして今も大切に刻み込まれています。(via Estadio Deportivo)